[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC] ~解剖の儀~

コットテント[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]の“解剖の儀”を執り行う!

■仕様

製品HPから引用した仕様がコチラ。単独使用も可能だが、その特性を生かすにはやはりコット装着にての使用!単独使用メインなら同シリーズの奥行90cmモデル(個っと庄着不可)の方が良い。

【定員】1人用
【壁面素材】TC生地
【フロア素材】150Dアルミ合金
【展開サイズ】190*68*100(h)cm
【収納サイズ】50*14*14(h)cm
【総重量】2.25kg
【定価】10,980円
【特徴】自立式、天窓、サイド窓、コット装着可

※最新な仕様は製品HPを参照のこと





 

■コットテント3幕仕様比較

常時フルメッシュ仕様の[Helinox/ソロインナーメッシュ]とクローズ仕様も選択可能な[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]&[DRASOUL/コットテントTCソロ]のインナー3幕の仕様比較がコチラ。

メーカー名 Helinox GOGlamping DRASOUL
製品名 ソロインナーメッシュ SKY EYEコットテントTC コットテントTCソロ
展開寸(cm) 190*94*95(h) 190*68*100(h) 190*70*100(h)
フロア寸(cm) 190*70 190*68 190*70
収納寸(cm) 57*20*20(h) 50*14*14 52*16*16(h)
総重量(kg) 1.59 2.25 2.5
生地 ナイロン ポリコットン ポリコットン
フロア耐水圧(mm) 3,000※70Dナイロン 3,000※150Dポリエステル 3,000※150Dポリエステル
カラー(種) 1(コヨーテ) 3(サンド/アーミーグリーン/ブラック) 2(ダークグリーン/ブラック)
ポール(本) 2 2 1
ポール素材 アルミ合金 アルミ合金(A7001) アルミ合金(A7075)
ペグ(本) 4 4 4
フック(個) 20 4 8
ベルクロ(個) 0 2 0
メッシュ層 外側 内側 外側
上面パネル傾斜 なし なし なし
上面
パネル
クローズ ×
メッシュ ×
オープン × × ×
前後面
パネル
クローズ ×
メッシュ
オープン ×
両側面
パネル
クローズ ×
メッシュ ※片側面のみ
オープン × ※片側面のみ ×
ランタンフック(個) 0 1 2
幕内ポケット(個) 2 1 2
電源コード口(個) なし あり なし
ポールをスリーブ
に通す行程
なし あり なし
パネル収束式 左辺ポケット 下辺タッセル 左辺ポケット
取付コットフロア径(cm) 190*68 190*67~72 190~200*60~70
アウターフライ 別売 別売※TPU仕様/ブラックカラーのみ 別売
参考価格(インナー本体) ¥30,800 ¥10,980 ¥15,800
参考価格(アウター) ¥25,300 ¥6,980 ¥10,980

※正確な値は各製品HPを参照のこと/参考価格は執筆時



 

■コットテント2幕特徴比較

フルクローズが可能なコットテントインナー2幕、[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]と[DRASOUL/コットテントTCソロ]の2幕の長短比較を思いつくまま並べてみた。

製品名 [GOGlamping/コットテントSKY EYE CT [DRASOUL/コットテントTCソロ]
共通 □単体仕様可能 □コット装着可能 □フルクローズ可能 □ポリコットン生地
長短 ◎パネルバリエーションが豊富
◎上面パネルがメッシュ仕様になる

○片側面パネルが大きい
○片側面パネルがオープン可能
○別売アウターにTPU窓あり
○インナー3カラー展開(サンドカラーあり)
○幕内壁にやや寄せ易い
○価格が安い
○取付フックが少ない(4ヵ所)
×ポール2本構成
×ポールをスリーブに通す行程がある
×パネル収納が下辺タッセル式
×ランタンフック1個(上面端)

×幕内ポケットが1つ
×別売アウター1カラーのみ(ブラック)
×前後面メッシュが内側
×パネルバリエーションは普通
×上面パネルがメッシュ仕様にならない
×両側面パネルが小さい
×両側面パネルがオープン不可
×別売アウターにTPU窓なし
×インナー2カラー展開(サンドカラーなし)
×幕内壁にやや寄せ難い
×価格がやや高い
×取付フックが多い(8ヵ所)
○ポール1本構成
○ポールをスリーブに通す行程がない
◎パネル収納が左辺ポケット式
○ランタンフック2個(上面中央)
○幕内ポケットが2つ
○別売アウター2カラー展開
○前後面メッシュが外側

※あくまで私見


 

[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]の魅力と懸念点がコチラ。

≫魅力に感じる点
[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]の魅力はサイドパネルが大きく天窓メッシュを備える等パネルバリエーションが豊富なこと別売アウターテントにTOU天窓がありため、幕内から外の景色を観ることができ且つ採光により幕内に光を取り入れることが出来るのは嬉しい。執筆時のアウターテントカラーがブラックのみなのが残念。サンドカラーのアウターも発売して欲しいところ。

≫気になる点
2本のポールをスリーブに通す作業があるが、その分取付フックが4個と少ないのでトントンといった印象。前後面パネルの収納が下辺タッセル式なため左辺ポケット式に比べ操作に時間がかかる。また、前後面パネルのメッシュが内側にあり、幕内から操作の操作がし難いこと。メッシュが内側にあることで火の粉による穴あきリスクを低減できるという利点もあるが幕内インナーテントとして利用がメインの小生には関係ない。


 

■コット装着イメージ

[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]の単体及びローコット、ハイコット装着仕様のイメージがコチラ。イメージ図の上面はフラットで描いているが現物は傾斜があり、低い方を外側にすることでより幕内壁に寄せることが出来る。





 

■アウターテント内包イメージ

アウターテント2幕のコットテント内包イメージを思案してみた。グランドシートは[DOD/カマザシキS]と[オレゴニアンキャンパー/グランドシートLハーフ]を想定。

≫ソロ

[ネイチャーハイク/Dune10.9]の内包イメージ。[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]ハイコット仕様を後面パネルに寄せたレイアウトと側面パネル奥に寄せた2パターン。


 

所有インナーテントと上面イメージとギアを配置したレイアウトイメージがコチラ。後面パネルに寄せたレイアウトは前室を広く使うことが出来るが後面からの出入りは出来ない。側面パネル奥に寄せたレイアウトでは前室がL字型になり狭くなるが、後面パネルからの出入りも可能となる。TPUドア仕様を考えるとインナーを寄せた方が、コットから外の景色を観ることが出来る上に、モバイルプロジェクターの映写距離を長く取ることが出来るためより使い易いかな。



 

≫デュオ

ネイチャーハイク/Dune10.9]と[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]のアウター2幕にて幕内イメージを思案してみた。

≫[ネイチャーハイク/Dune10.9]
[ネイチャーハイク/Dune10.9]の内包イメージ。フルクローズ可能なコットテント2幕のL字配列と並列配列の2パターン。[DRASOUL/コットテントTCソロ]より[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]の方が上面パネルに傾斜がありやや幕内壁に寄せることが出来るため、後面ではなく側面にレイアウトしている。


 

コットテントを2つレイアウトすることにより前室スペースが狭くなるため、L字型レイアウトの方が使い勝手が良いと思われる。

常時フルメッシュ仕様コットテント2幕の幕内レイアウトイメージもやってみた。[Helinox/ソロインナーメッシュ]の上面パネル奥行が94cmあるため幕壁に寄せることができないこと、[Fieldoor/ポップアップメッシュテント]の全幅が230cmと長いことを考えると上記フルクローズ可能なコットテント2幕の組合せに比べ幕内レイアウトの制限が多い。

使うとしてもリビングスペース広いL字レイアウトかな。

≫[Ogawa/ロッジシェルターⅡ]
アウターテントとしてロッジシェルターⅡを使用すればコットテント2幕を内包してもレイアウトの自由度も高くリビングルームを広く確保することが出来る。



 

■まとめ

既に[DRASOUL/コットテントTCソロ]を所有しているが、[GOGlamping/SkyEyeコットテントTC]も天井パネルのメッシュとサイドパネルのオープン、TPU窓を備えるアウター等、違った魅力を備えたコットテントと言える。いずれ直接比較してみたい。


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