[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~システムタープヘキサDX 密着過保護張り編~

今回は[オガワ/ロッジシェルターⅡ]に[オガワ/システムタープヘキサDX]をセッティングテープレスで密着過保護張りし実使用に耐えうるかを検証してみた。“密着過保護張り”とはメインタープポールの高さを極力テントの全高に近い長さで使用してテントとタープを密着調に連結した独自名称。

■使用ギア

・[オガワ/ロッジシェルターⅡ]
我家のファミキャン主幕。


・[オガワ/システムタープヘキサDX]
外寸480*570cm/フライ重量2.4kg/ポリエステル210d/耐水圧1,800mmの左右対称上下非対象の大型ヘキサタープ。“オガワ張り”の起源となるタープ。


・[オガワ/ALラチェットポール250]
220-250cmで高さ調節が可能な4本継のアルミポール。


・[村の鍛冶屋/エリッゼステーク38]
メインタープポール用のペグ。


・[村の鍛冶屋/エリッゼステーク28アルティメット]
テント及びサブタープポール用のペグ。


・[村の鍛冶屋/エリッゼステーク18]
仮止め用のペグ。


・[セリア/カラビナフック バンジーコード付]
ストレッチコ―ド代替。

■ロッジシェルターⅡ設営&撤収

まずはロッジシェルターⅡの設営。今回はタープ連結検証のためペグダウン及び張り網は省略。

 

ロッジシェルターⅡの撤収時、屋根部分のフレームポールを外すときは稜線側から外すと作業負荷が少なくて済む。

■密着過保護張りイメージ

[オガワ/システムタープヘキサDX]はメインタープポール220cm*2本とサブタープポール170cm*2本を使ってセッティングテープレスでテントルーフに密着するように連結。

■密着過保護張り実証

まずはタープ稜線をテント稜線に併せて被せる。

ロッジシェルターⅡのタープ後方用の220cmポールをベルトで仮止め。

セッティングテープレスでタープと220cmポール*2を接続し張り網にテンションを掛ける。

タープ前方を170cmサブポール*2で立上げて完成!

サイド半分に狭いながらもタープ下スペースを設けることが出来る。

タープとテントに少しだけ隙間が出来る。ダブルウォール調になるため冬場の結露が軽減するかもしれない。風が吹き込むようならサブタープポールの高さを低くしてより密着させても良い。

フロントはタープというより庇スペースがやや拡張といった感じ。

遠目から。タープの帽子をかぶっているかのようだな。

サブポールを外し、[セリア/カラビナフック バンジーコード付]経由で直接地面にペグダウン。設営スペースが制限される場合は動線側の片方だけ立ち上げれば良い。

■まとめ

雨天設営もしくは雨天撤収が予想される場合、[オガワ/ロッジシェルターⅡ]に[オガワ/システムタープヘキサDX]を密着過保護後張りすることが可能。雨天設営時にはタープを先行して設営することによりタープ下でのテント設営作業が可能となる。また、雨天撤収時にはテントを先行して撤収することも出来る。実践投入の際は[オガワ/システムタープペンタ]に付属している3.3mセッティングテープを使い、最短長1.3mにてやや前方にタープを移動させオガワ張りした方が使い勝手が良いかな。


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