睡蓮ビオトープ2023 ~神無月 観察記 その壱~

朝夕の気温が大分低くなってきた10月2週目のビオトープ水槽の観察記。

■睡蓮構成

蕾を確認できたのは“サイアム・パール2”と“ヘルボラ”の2種。それ以外の睡蓮は今シーズンは終息かな。

場所 水槽 大分類 サイズ 睡蓮 花弁色 最大
葉径
(MAX)
植替日 1st開花日 1st開花
迄の日数
自宅 プラ鉢(78L) 温帯睡蓮 中型 マンカラウボン 薄橙 16cm 2023/4/16 2023/7/31 106日
実家 練り床鉢(500L) 温帯睡蓮 小型 マニー・サイアム 16cm 2023/4/28 2023/7/8 71日
温帯睡蓮 大型 ペリーズ・ファイヤー・オパール 濃桃 20cm 2023/4/15 2023/7/11 87日
亜属間交配種 中型 サイアム・パープル2 薄紫 17cm 2023/7/8 2023/9/4 58日
練り床鉢(300L) 温帯睡蓮 中型 ローズ・マグノリア 薄桃 16cm 2023/3/30 2023/6/24 86日
姫睡蓮 大型 品種不明 20cm 2023/3/30 2023/6/16 78日
タライ鉢(80L) 姫睡蓮 小型 ヘルボラ 薄黄 4cm 2023/7/1 2023/8/20 50日
五右衛門水槽
(235L)
温帯睡蓮 中型 ペリーズ・ダブル・イエロー 薄黄 20cm 2023/4/15 2023/7/6 82日


 

■ベランダビオトープ@自宅

自宅のベランダビオトープ。水温も20℃を下回る日が多くなり産卵もストップしている感あり。

-プラスチック水槽(78L)

耐寒性睡蓮“マンカラウボン”の蕾は確認できず。


 

水温は18℃。手を入れると結構冷たい。


 

実家からメダカを10匹程移動。前回は稚魚中心だったが今回は成体中心にピックアップ。

 

-発泡スチロール水槽(25L)

“ウォーターバコパ”の枯れ具合が目立ってきた。内鉢が小さい割にかなり繁っており、もしかしたら根詰まりを起しているかもしれない。そして突然、アナカリスが小さい白い花を咲かせた♪




 

■庭先ビオトープ@実家

庭先ビオトープの水草メンテのために実家へ。父親がメダカを補充したいとのことでメンテの前に、『道の駅常総』へ行くことに。3連休中日で翌日雨予報ということもあり、駐車場待ちの行列が(>_<)。とはいえ回転が速いので15分位で駐車場に停めることが出来た。『道の駅常総』は食事処やテイクアウトが有名なのだがどこもかしこも大行列で断念(´;ω;`)ウゥゥ。

  


 

メダカは連休価格なのか、お得パックがなく、5匹1,500円クラス以上のものばかり。とりあえず父親チョイスで“ダイアナ妃”“サタン”“卑弥呼”の3品種を購入!







 

父親によると残暑が終わり、朝夕の気温が大分下がってきたため、小型水槽を日当たりの良い南側に移動したとのこと。

秋口か冬にかけて北側の日当たりは悪くなるが、大型水槽の移動は困難。

-練り床水槽(500L)

水草の茂りも収まり、開放水面が広くなってきた。父親によるとメダカ個体数の減りが著しいらしい…原因はカエルかヤゴか!?水量も多く一番環境が良いはずなのに(´;ω;`)ウゥゥ。ミナミヌマエビは爆殖しているのでメダカの死骸は速やかに処理されているのもあるかもしれない。


 

耐寒性睡蓮“ペリーズ・ファイヤー・オパール”と“マニー・サイアム”は終息した感がある。

 


 

亜属間交配種睡蓮“サイアム・パープル2”は蕾を確認。

“ロタラ・ロトンジフォリア”と“ミズトクサ”は緑は残っているが一部枯れが見られる。


 

“ナガバオモダカ”は黄色い箇所が増え、“ウォーターミント”は元気に増えている。



 

-練り床水槽(300L)

黒色メダカ水槽。コチラもメダカが減っているとのこと。当水槽にはミナミヌマエビを入れていないので毎日観察していても死骸がないので天敵に捕食されている可能性が高い。


 

耐寒性睡蓮“ローズ・マグノリア”と姫睡蓮“品種不明(白)”も終息かな。



 

-タライ水槽(80L)

耐寒性睡蓮最小種“ヘルボラ”は未だ蕾を付けている。花も小さいが葉も小さい。


 

母親が“ウォーターダイヤ”の花が綺麗だったと言っていたが、残念ながら写真なし。ネットで調べたところ黄色い花が咲くみたい。



 

-陶器水槽(35L)

底砂が追加されて見栄えが良くなっている。父親のお気に入りのメダカの品種混合水槽で透明度も高く鑑賞用とのこと。



 

-プラスチック水槽(23L)

単一品種の採卵用水槽にしているとのことだが、気温が下がってから殆ど採卵で来てていない。



 

-火鉢水槽(15L)

単一メダカ品種の採卵用。コチラも気温が下がって来てから採卵出来ていない模様。



-五右衛門水槽(235L)

タナゴ水槽だが、生体父親と2人で探したが確認できず。タナゴは上見が地味なので墜ちたのか隠れているのかは判断し難い。それにしても当水槽に水草の成長が凄い。特にホテイソウは巨大化している!




 

■所感

10月に入り朝夕の気温が15℃程と大分低くなり、水草の成長及びメダカの採卵も鈍化してきた。睡蓮は姫睡蓮(耐寒性睡蓮)最小種“ヘルボラ”と亜属間交配種睡蓮“サイアム・パープル2”の蕾が確認出来きこれから開花しそうだがそれ以外は既に終息かな。



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