小生の冬のソロキャン主幕でソロキャン出動回数11回の最多を誇る[オガワ/タッソTC]の“選ぶべき理由”と“選ばざる理由”を独断と偏見によりそれぞれ思いつく限り捻出してみた。
目次
- ■選ぶべき10の理由
- ①フロアの形状が六角形、七角形、八角形の3タイプから選択可能
- ②キャノピーアレンジが豊富
- ③別売メッシュスクリーン装着により幕内拡張が可能
- ④別売ハーフインナー装着によりメッシュ&フルクローズ仕様の寝室スペースの拡張が可能
- ⑤設営行程がシンプル
- ⑥ポリコットン生地で結露が少なく火の粉に強い
- ⑦ソロ幕として絶妙な幕内空間
- ⑧スカート付で冷気や虫の侵入を低減できる。
- ⑨汚れが目立たないカラー
- ⑩ベンチレーターが2方式で開閉可能
- ■選ばざる10の理由
- ①重い
- ②高い
- ③自立不可
- ④フライにメッシュパネルがない
- ⑤乾燥必須
- ⑥フライを地面に広げる行程あり
- ⑦ペグダウン数が多い
- ⑧デッドスペースが多い
- ⑨入口ファスナーのアクセスが悪い
- ⑩スカート生地がポリエステル
- ■所感
■選ぶべき10の理由
①フロアの形状が六角形、七角形、八角形の3タイプから選択可能
②キャノピーアレンジが豊富
③別売メッシュスクリーン装着により幕内拡張が可能
④別売ハーフインナー装着によりメッシュ&フルクローズ仕様の寝室スペースの拡張が可能
⑤設営行程がシンプル
⑥ポリコットン生地で結露が少なく火の粉に強い
⑦ソロ幕として絶妙な幕内空間
⑧スカート付で冷気や虫の侵入を低減できる。
⑨汚れが目立たないカラー
⑩ベンチレーターが2方式で開閉可能
※個人的見解多々含む
①フロアの形状が六角形、七角形、八角形の3タイプから選択可能
フロアの形状が3タイプ選択できるが、小生のキャンプスタイルのメインは六角形、次いで七角形、八角形は天井が低く身長175cmの小生では非実用的で実践投入も無し。
≫時短性設営撤収、暖房効率重視なら⇒六角形スタイル+キャノピーポールレス
≫幕内空間、ファスナーアクセス、雨天、炎天時の汎用性が最も高いのは⇒六角形スタイル+キャノピーポール190cm*1/130cm*1+メッシュスクリーン
≫幕内空間を最大化しデュオ使用でも余裕のあるのは⇒六角形スタイル+キャノピーポール190cm*1/130cm*2+メッシュスクリーン
②キャノピーアレンジが豊富
3種類のボトムパターンにそれぞれのキャノピーアレンジがあるためアレンジパターンが豊富。
小生が良く使うアレンジはヘキサスタイル(六角形)の2パターン、ヘプタスタイル(七角形)の1パターン。
③別売メッシュスクリーン装着により幕内拡張が可能
ヘキサスタイル(六角形)を拡張パネルを2辺開放し、190cmポール*1+130cmポール*2で立ち上げたスタイルに別売メッシュスクリーンを装着することが出来る。これにより幕内空間を最大限拡張することが出来きデュオ仕様が可能となる。難点は耐風性が弱いことと暖房効率が落ちること、設置に手間が掛かること。
④別売ハーフインナー装着によりメッシュ&フルクローズ仕様の寝室スペースの拡張が可能
ヘキサスタイル(六角形)で立ち上げると別売ハーフインナーが設置できる。メッシュ及びフルクローズ仕様になるため虫のまだ残る春秋キャンプで重宝する。
⑤設営行程がシンプル
ヘキサスタイルなら[HIMIMI/グランドシートヘキサXL]があればガイドロープなしで設営も可能。
ヘキサスタイルは各点をペグダウンして幕センターをポールで立ち上げるだけのシンプル行程。
⑥ポリコットン生地で結露が少なく火の粉に強い
ポリコットン生地なので結露が少なく火の粉に強いため特に冬キャンで重宝する。
⑦ソロ幕として絶妙な幕内空間
冬のソロキャンで石油ストーブをインストールし暖房効率を保ちつつ最低限の幕内活動スペースを確保できる絶妙なサイズ感!
⑧スカート付で冷気や虫の侵入を低減できる。
スカートはペグダウンすることが出来き強風時のバタつき、冷気の侵入を防ぐことが出来る。
⑨汚れが目立たないカラー
サンドベージュからは個人的にも一番好きなカラーで汚れが目立たず、ダークカラーに比べると昼間は勿論、夜間もライトが反射して幕内が明るい。
⑩ベンチレーターが2方式で開閉可能
外側のバーによるベンチレーター開放、内側の紐によるベンチレーターが開閉と2パターンが選択できる。紐式だけで開放すると雨天時雨が幕内に侵入してしまうため注意が必要。
■選ばざる10の理由
①重い
②高い
③自立不可
④フライにメッシュパネルがない
⑤乾燥必須
⑥フライを地面に広げる行程あり
⑦ペグダウン数が多い
⑧デッドスペースが多い
⑨入口ファスナーのアクセスが悪い
⑩スカート生地がポリエステル
①重い
フライ重量6.3kg、ポール重量1.0kg計7.3kgと同クラスのポリエステル生地のティピー型に比べると重い。別売の純正オプションを含めた総重量は約13kg。
≫重量(予測値含む)
-フライ:6.3kg
-ポール:1.0kg
-付属品:0.1kg
-別売ツインピルツフォークLハーフインナー:2.1kg
-別売メッシュスクリーン:1.85kg
-別売ALアップライトポール130cm:0.28kg*2=0.56kg
-別売ALアップライトポール190cm:0.68kg
総重量:12.59kg
②高い
純正オプションを含めると総計12万超と少し高めな印象を受ける。
≫定価(投稿時)
-タッソTC本体:71,500円
-別売ツインピルツフォークLハーフインナー:23,100円
-別売メッシュスクリーン:20,900円
-別売ALアップライトポール130cm:2,530円*2本=5,060円
-別売ALアップライトポール190cm:3,190円
総計:123,750円
③自立不可
ペグダウン無で自立できないため方向や位置を修正したいときは一旦ペグを抜く必要がある。ペグダウンなしで自立できるドーム型テントに比べると不利な点。
④フライにメッシュパネルがない
本体フライにはメッシュパネルが無いため夏場の換気調節域は狭い。
⑤乾燥必須
雨天撤収時にポリコットン生地は水を吸い途轍もなく重くなる。且つ、可及的速やかに乾燥しないとカビ発生リスクが高いため、雨天撤収が予想される際には出来る限り出動したくない。
⑥フライを地面に広げる行程あり
フライを地面に広げる必要があるため、雨天設営撤収時にフライが泥砂に塗れる。
⑦ペグダウン数が多い
ティピー型テント全体の特徴として使用ポールは少ないがペグダウン数は多め。ヘキサスタイルのフルクローズ時のフルペグダウン数は12本、ヘプタスタイルは14本。
⑧デッドスペースが多い
ティピー型テントの一般的な特徴として幕内外周部は角度があり狭くなっているためギアの配置が制限される。
⑨入口ファスナーのアクセスが悪い
フルクローズに内側からの出入口ファスナーへアクセスするために膝を曲げて屈む必要があり何気に大変(>_<)。
⑩スカート生地がポリエステル
フライ本体はポリポットん生地だが、スカートはポリエステル生地。乾燥し易いという利点はあるが、テント近くでの焚火の際に火の粉による穴あきリスクが高い。
■所感
[オガワ/タッソTC]は利点難点含めても総じて冬のソロキャン幕としては幕内空間、結露の少なさから考えても超優良幕であることは間違いない!キャノピーアレンジは豊富だが、自分のキャンプスタイルに合ったアレンジは数種類。小生の場合はヘキサスタイルをベースとしてキャノピーアレンジ3パターンを季節と天候で使い分けている。
最近のコメント