今回は[WIWO/ヤクドーム460]のタープ併用最適化の道より一番最適化に近いと思われるヘキサタープ[ogawa/システムタープヘキサDX]との連結検証1手を実施!
■仕様
-[WIWO/ヤクドーム460]
ヤクドーム460は天窓含め8カ所のメッシュパネルを有した八角形ボトムの半球状のドーム型テント。
【内容物】フライシート(1)、ルーフフライ(1)、グランドシート(1)、ポール(8)、ペグ(10)、ロープ(2)、収納バッグ(1)
【外寸】460*460*210(h)cm
【収納寸】75*36*30(h)cm
【重量】17.2kg(実測値:フライ5.5kg、ポール6.8kg、その他4.9kg)
【材質】本体/ナイロン40D、ポール/7001 ジュラルミン直径13mm
【耐水圧】2,000mm
【カラー】3色(コヨーテ/ブラック/アイボリー)
【出入口パネル】2枚
【メッシュパネル】8枚(内2枚は天窓)
【ウレタン窓】2枚
【ベンチレーター】中間部2個
【製造国】ベトナム
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
-[ogawa/システムタープヘキサDX]
システムタープヘキサDXはデフォルトでセッティングテープが付属しており通称“オガワ張り”の起源となる左右対称前後非対象の大型ヘキサタープ。付属のセッティングテープの全長は4mでハトメが50cm毎に5つ付いており、400/350/300/250/200cmの5つの長さを選択することが可能。
【重量】総重量(付属品除く)約4.1kg、付属品重量:約1.3kg、タープ:約2.4kg、ポール約1.7kg
【素材】ポリエステル210d(耐水圧1,800mm)、ポール:6061アルミ合金Φ25mm(ラチェットポール220~250cm*2本)
【展開サイズ】稜線長480cm/ルーフ全長570cm
【収納サイズ】76*17.5*17.5cm
【カラー】サンドベージュ*ダークブラウン
【付属品】張り綱(長4本/短4本)、セッティングテープ(4m1本)、Pペグ(長4本/短4本)、ハンマー、収納袋
※正確な仕様は製品HPを参照のこと
■併用イメージ
メインタープポールは280cm/250cm、セッティングテープ300cmにおける併用イメージ。サイズ感のバランスは良い。テントとタープの干渉がある場合はセッティングテープを300⇒350cm、後方メインタープポールを250⇒280cmにした方が良いかもしれない。
■併用検証
雨に濡れない動線を確保できるであろうセッティングテープの長さ300cmを選択。

メインタープポール*2の長さは共に280cm。


オガワ張り連結。
テントとタープの連結部。ルーフ部の荷重負荷はそれ程でもないが、稜線部の荷重負荷は少しだが気になる。まあ実践投入には余程の強風でない限り大丈夫だと思うけど。後m執筆時に気付いたのだがセッティングテープ長300⇒350cmに変更すれば荷重負荷が解消できそうな気がする。




風が吹くとポールとタープの干渉音が発生してしまう。張り網の角度もしくはテンションを調節して解消できないようなら布を充てれば大丈夫かな。

タープ下スペースは思ったより狭く、1家族なら大丈夫だが、2家族だと少し狭いかな。


テントから前方メインタープポール迄の長さは約270cm。


ルーフ間の長さは最長部440cm、最短部380cm。300*300cmのレクタタープと大体同じ位のタープ下面積かな。

タープ下からの視界。
■考察
ほぼイメーズ通りに連結することが出来た。メインタープポール長は280cm*2が最適だが、セッティングテープ長は300⇒350cmにした方がテントとタープの干渉が低減できるかもしれない。
○メインタープポール2本でサブタープレスで設営が可能
○雨に濡れない動線を確保することが出来る
○タープ下スペースが広くファミリー用途でもOK
○両翼が長く日除け及び雨除けスペースが広い
○セッティングテープが3mと短めで風が吹いてもビヨビヨしない
×テントとタープの干渉がありテントフライへの荷重負荷がややある
×風が吹くとテントとタープポールの干渉音がする
×ポリエステル生地なので火の粉による穴あきリスクがある
×フライサイズが大きく取り回しが悪い

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