[オガワ/タッソTC]は4シーズン使えるシェルターテント。今回は状況別のキャノピー&スクリーンアレンジを考えてみる。
■キャノピーアレンジ
[オガワ/タッソTC]でよく使うキャノピーアレンジは4種。状況別の使い勝手の向き不向きを考えてみた。
No. | スタイル | キャノピーポール | 雨除け | 日除け | 目線除け | 虫除け | 風の抜け | 幕内視界 |
1 | ヘキサ | 160cm*2 | △ | △ | △ | × | ○ | ○ |
2 | 190cm*1+130cm*1 | ◎ | ◎ | ○ | × | △ | △ | |
3 | 190cm*1+130cm*2 | × | × | × | × | ◎ | ◎ | |
4 | ヘプタ | 130cm*2 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
①ヘキサ(160cm*2)
②ヘキサ(190cm*1+130cm*1)
③ヘキサ(190cm*1+130cm*2)
④ヘプタ(130cm*2)
■スクリーンアレンジ
[オガワ/タッソTC]の純正スクリーンはヘキサスタイルのキャノピーポール190cm*1+130cm*2に装着するメッシュスクリーンの1種類。ヘキサスタイルの160cm*2とヘプタスタイルの130cm*2のクリアウォールは目下DIY構想中だが仮にあるものとしてそれぞれの項目の特徴分けをしてみた。
No. | スタイル | キャノピーポール | 雨除け | 日除け | 目線除け | 虫除け | 風の抜け | 幕内空間 | 幕内視界 | 装着作業 | 暖房効率 |
5 | ヘキサ | 160cm*2 +クリアウォール仮 |
○ | ○ | △ | ○ | × | △ | △ | △ | ○ |
6 | 190cm*1+130cm*2 +メッシュスクリーン |
○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ◎ | △ | × | × | |
7 | ヘプタ | 130cm*2 +クリアウォール仮 |
○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | △ | ○ | △ |
⑤ヘキサ(160cm*2+クリアウォール仮)
⑥ヘキサ190cm*1+130cm*2+メッシュスクリーン)
⑦ヘプタ(130cm*2+クリアウォール仮)
■状況別
状況別に4つのキャノピーアレンジを少し無理目に仕分けしてみた。大雨や就寝時はキャノピーを閉じてフルクローズにするかスクリーンウォールもしくはクリアウオールを装着。
≪晴天/最低気温0℃未満≫
⇒ヘプタ(130cm*2)
フルクローズ時のフロアがヘキサスタイルより1辺広いため、石油ストーブをインストールしたい際に都合が良い。一方、ヘキサスタイルより設営スペースを広く必要とするため狭めの区画サイトだと入らないことがある。実際に先の『フォンテーヌの森』の区画サイトで当初はヘプタスタイルで設営しよと思ったが幕が収まりきらずヘキサ変更したことがある。雨天時雨が出入口に流れてくることに加え天井パネルに水が溜まる恐れもあり大雨時には使い難い。
≪晴天/最低気温0℃以上10℃未満≫
⇒ヘキサ(160cm*2)
ヘキサスタイルをバップテント調にキャノピーを立ち上げたアレンジ。幕内からの視界も良く、小型のシートを使って手軽に庇を延長することも出来る。設営スペースもヘプタスタイルより小さくて済むので狭めの区画サイトでも設営可能。雨天時雨が出入口に流れてくるため大雨時は使い難い。
≪晴天/最低気温10℃以上≫
⇒ヘキサ(190cm*1+130cm*2)
前面パッカーンスタイルで風の抜けが良くタープレス運用も可能で幕内からの視界も良好。タッソTCのキャノピーアレンジ中最大の幕内空間を有し、最も開放感のあるアレンジ。雨天時雨は両サイドに流れるため無風微風なら支障はないが、風を伴うと前面を大きく開いている構造上雨の侵入が否めない。
≪小雨/最低気温10℃以上≫
⇒ヘキサ(190cm*1+130cm*1)
日除け及び雨除け効果に加えて目線除け効果も高い。雨天時雨がサイドに流れるため出入り時に濡れ難い。更にサイドウォールは開放することも出来るためタッソTCで最も汎用性の高いキャノピーアレンジ。
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