これまで現使用モデル及びレンタルを含め計10製品の焚火台を使用してきた。一口に焚火台と言っても多種多様な焚火台があり、自身のキャンプスタイルにマッチしているのか未だ迷走中の最中である…今回はこれまでの焚火台選びの迷走の歴史を振り返り、我家の焚火台に求める条件を改めて整理してみる。
目次
- ■出動回数
- ■迷走の歴史
- ■仕様比較
- ■使用履歴
- ①[ユニフレーム/ファイアグリル]⇒5回
- ②[スノーピーク/焚火台L]⇒18回
- ③[ユージャック/メッシュファイアスタンド]⇒1回
- ④[ユニフレーム/UFファイヤーポット]⇒6回
- ⑤[ユニフレーム/薪グリルL]⇒8回
- ⑥[キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスファイアグリルM-6500]⇒1回
- ⑦[トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]⇒8回
- ⑧[テンマクデザイン/5WAYチャコールスタータ]⇒1回
- ⑨[Wadaino/焚火台]⇒3回
- ⑩[マーグズ/焚火台ラプカ風防セット]⇒5回
- ■焚火台の傾向と求める条件
- -我家の焚火スタイルの傾向
- -我家の焚火台に求める6つの条件
- ■気になる焚火台
- -[sherry’s/焚き火台 B-1]
- -[ANCAM/焚火台 FIRE WHIRL L]
■出動回数
通算88回のキャンプにおける焚火台出動回数の推移。通算88回のキャンプの通算焚火率は63%、2022年は31%と減少傾向。BBQグリル使用は通算67%で2022年は88%と増加傾向を示している。現在は[マーグズ/焚火台ラプカ風防付]を現役の焚火台として使用している。
2017年 | 2018年 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 通算 | |
キャンプ通算(回) | 10 | 12 | 15 | 15 | 20 | 16 | 88 |
ファミキャン(回) | 9 | 8 | 11 | 10 | 13 | 10 | 61 |
ソロキャン(回) | 1 | 4 | 4 | 5 | 7 | 6 | 27 |
焚火(回) | 7 | 9 | 11 | 11 | 12 | 5 | 55 |
焚火(率) | 70% | 75% | 73% | 73% | 60% | 31% | 63% |
BBQ(回) | 10 | 7 | 4 | 7 | 17 | 14 | 59 |
BBQ(率) | 100% | 58% | 27% | 47% | 85% | 88% | 67% |
■迷走の歴史
購入順のキャンプ使用回数(デイキャン除く)がコチラ。出動回数が一番多かったのは[スノーピーク/焚火台L]の18回、次いで[ユニフレーム/薪グリルL]及び[トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]の8回となる。現役焚火台[マーグズ/焚火台ラプカ風防付]は焚火台としてというよりむしろBBQグリルとして使いことが多いため焚火台としては5回の出動に留まる。
①[ユニフレーム/ファイアグリル]⇒5回
②[スノーピーク/焚火台L]⇒18回
③[ユージャック/メッシュファイアスタンド]⇒1回
④[ユニフレーム/UFファイヤーポット]⇒6回
⑤[ユニフレーム/薪グリルL]⇒8回
⑥[キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスファイアグリルM-6500]⇒1回
⑦[トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]⇒8回
⑧[テンマクデザイン/5WAYチャコールスタータ]⇒1回
⑨[Wadaino/焚火台]⇒3回
⑩[マーグズ/焚火台ラプカ風防付]⇒5回
■仕様比較
購入履歴順の仕様比較がコチラ。小生が重いと感じるラインは形状にもよるが4kgかな。
No. | [メーカー/製品名] | 回数 | 外寸(cm) | 収納寸(cm) | 重量(kg) | 深度 | 参考価格 |
1 | [ユニフレーム/ファイアグリル] | 5 | 43*43*33(h) | 37.5*37.5*7(h) | 2.7 | 中間型 | ¥7,500 |
2 | [スノーピーク/焚火台L] | 18 | 45.5*45.5*31.5(h) | 56*64*3.3(h) | 5.5 | 中間型 | ¥16,000 |
3 | [ユージャック/メッシュファイアスタンド] | 1 | 41.5*41.5*32(h) | 64*7*7(h) | 0.96 | 浅型 | ¥1,500 |
4 | [ユニフレーム/UFファイヤーポット] | 6 | 16.6*16.5*54.5(h) | 49*16.5*16.5(h) | 1.76 | 超深型 | ¥14,155 |
5 | [ユニフレーム/薪グリルL] | 8 | 68*40*40(h) | 56*35.5*8(h) | 4.6 | 中間型 | ¥18,500 |
6 | [キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスファイアグリル] | 1 | 47.5*41*30(h) | 57*47*6(h) | 3.8 | 深型 | ¥4,809 |
7 | [トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM] | 8 | 41*41*67.3(h) | 35*35*4.4(h) | 7.2 | 深型 | ¥26,180 |
8 | [テンマクデザイン/5WAYチャコールスタータ] | 1 | 20*20*31(h) | 27.5*22.5*9(h) | 2.83 | 深型 | ¥14,080 |
9 | [Wadaino/焚火台] | 3 | 39*22*26(h) | 31*24*2(h) | 0.9 | 浅型 | ¥2,980 |
10 | [マーグズ/焚火台ラプカ風防セット]※現役 | 5 | 39.5*35*34.5(h) | 35.3*34.5*1.3(h) | 2.58 | 中間型 | ¥23,000 |
■使用履歴
使用レビューはあくまで我家のキャンプスタイルを踏まえた私見である、批判ではないことをご了承あれm(__)m。
①[ユニフレーム/ファイアグリル]⇒5回
台座の形状はスクエア形(正方形)。キャンプを始める前からデイキャンのメインBBQグリルとして頻用。収納時のサイズが意外に嵩張るのと、BBQグリルの使用が進むにつれ獣脂汚れが脚フレームの内側にこびり付いたりフレームが歪んだりして代替。
②[スノーピーク/焚火台L]⇒18回
台座の形状はスクエア形。使用焚火台の中で最多となる18回の出動。展開収納も簡単で剛性が強く安定感があり迫力のある焚火を楽しむことが出来る優良焚火台。BBQグリル等の付属品含めた重量が10kgを超え取り回しが悪く代替。グリル使いをせずに焚火台専用として再購入しても良いかも。
③[ユージャック/メッシュファイアスタンド]⇒1回
台座の形状はスクエア形。収納時が軽量コンパクトでメッシュ台座で燃焼率も高いが如何せん横風で灰が舞い、不安定で倒れてしまう危険を感じ1回で使わなくなった焚火台。
④[ユニフレーム/UFファイヤーポット]⇒6回
台座の形状はシリンダー型(筒形)。大きなチャコールスタータの如く、篝火のような美しい炎を立ち上げる独創的な焚火台。只、太めの薪だと火が回るまで時間が掛かるのと、収納時のサイズが思ったより大きいこと、ファミキャンには向かないことから代替に至る。
⑤[ユニフレーム/薪グリルL]⇒8回
台座の形状はレクタングル型(長方形)。グリル機能に特化した横長タイプの焚火台で料理をしながら焚火を楽しむのに重宝していたが、如何せん収納時の収まりが悪く代替。
⑥[キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスファイアグリルM-6500]⇒1回
台座の形状はヘキサゴン型(六角形)。新品レンタルで使用。展開収納が簡単で収納時もコンパクト。深型タイプで薪が良く燃えるのに感動!値段も安く、火付きも良くBBQグリルとしても優秀な焚火台。常に我家の代替候補に入る焚火台の1つ。
⑦[トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]⇒8回
台座の形状はサークル型(円形)。見た目に惚れて衝動買いしたは良いものの、メンテナンスをちょっとでも怠ると錆まみれ…収納時のサイズはコンパクトだが如何せん、風防付きで10kgと重く取り回しが悪くセッティングはともかく、雨天時に水滴が着くと一晩で錆もでる等、事後メンテナンスが面倒になり代替。

⑧[テンマクデザイン/5WAYチャコールスタータ]⇒1回
台座の形状はスクエア形。チャコールスタータメインでサブ焚火台としても偶に使えるかなと思い購入したが、焚火台としては少し小さすぎてチャコールスタータ用途専用となっている。
⑨[Wadaino/焚火台]⇒3回
台座の形状はレクタングル型。ピコグリル派生の軽量コンパクトなモデル。構造コンセプトが優秀で薪が良く燃える。台座が小さいので40cm以上薪をそのまま載せると零れやすい。

⑩[マーグズ/焚火台ラプカ風防セット]⇒5回
台座の形状はレクタングル型。風防セットだと薪や灰が零れにくくて良い。焚火台としてよりもBBQグリル用途で使うことが多い。収納時のサイズはコンパクト且つ軽量で車載時のストレスはない。組立パーツが多く事後メンテナンスが少し面倒なのと、グリル用品は付属の袋に同包できないため別途保管する必要がある。
■焚火台の傾向と求める条件
-我家の焚火スタイルの傾向
我家にとって焚火台の必要性はそれほど高くなく特に今年はBBQグリルとして使うことはあっても焚火台として使わないことも結構あった。我家のキャンプスタイルに置ける焚火の位置付けを整理してみるとこんな感じになる。
≪我家の焚火スタイルの傾向≫
・焚火台出動率は全88回のキャンプ通算で約6割、2022年は3割と減少傾向
・夏は暑いので焚火をしないことが多い
・冬も寒すぎると幕内に籠るので焚火をしないもしくはしても短時間のことが多い
・風が強いと火の粉が舞いテント生地等の穴あきリスクがあるため焚火を控えることが多い
・浅型よりも深型タイプの方が火付き及び火持ちが良く熾火も作り易くて好み
・BBQグリル兼焚火台はグリル用途として使うことが多い
・重い焚火台、錆び易い焚火台は、収納時の収まりの悪い焚火台、事後洗浄が大変な焚火台は徐々に使用頻度が減っていく傾向が伺える
-我家の焚火台に求める6つの条件
これまでの焚火台選び迷走の歴史を鑑みて我家のキャンプスタイルにマッチする焚火台の条件は以下の6つ。
≪焚火台に求める6つの条件≫
①薪を割らずに使用できる焚火台であること(40cmクラス薪)
②深型で横風の影響を受けにくいこと(熾火が作り易く灰が舞い難く強風で倒れない)
③収納サイズが小さいこと(22Lコンテナボックスに格納可能)
④事後メンテンナスがし易いこと(パーツが少ない)
⑤重量が4kg未満であること
⑥錆びにくいこと
■気になる焚火台
現役の[マーグズ/焚火台ラプカ風防セット]は風防なしだと浅型、風防ありだと深型で使うことが出来きるBBQグリル兼用の焚火台。我家で焚火台としてよりもむしろBBQグリル用途で使うことが多い。風の影響が少なく、火付きと日持ちが良い深型タイプの焚火台を追加したいと考えている。その条件を満たすのは以下の2製品。
[メーカー名/製品名] | プレート 枚数 |
外径(cm) | 高さ(cm) | 重量(kg) | ロストル | ゴトク | 収納袋 | 参考価格 |
[sherry’s/焚き火台 B-1] | 6 | 39.5 | 22.5 | 2.6 | ○ | ○ | △ | ¥22,000 |
[ANCAM/焚火台 FIRE WHIRL L] | 5 | 47 | 30 | 4.3 | × | × | ○ | ¥42,680 |
-[sherry’s/焚き火台 B-1]
ロストルやゴトクが付いているためグリルとしても使用し易い。やや小振りで40cmクラスの薪は割らずに使用できると思うが、燃えが進んでいった際に薪が外側に落ちないようように注意する必要があるかな。
-[ANCAM/焚火台 FIRE WHIRL L]
プレート継タイプで最大サイズとなる焚火台。サイズ感は外寸47.5*41*30(h)cmの[キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスファイアグリル]と似ている。ロストルがゴトクが付いていないのでグリル使用には不向きだが、薪のサイズを気にせずに使用できること、深型で風による灰が舞い難く、炎を高くすることが出来るのが利点。難点は重さと値段。
最近のコメント