ベランダビオトープ2022 ~構想編~

現在、娘の夏休みの自由研究の一環として26L水槽でメダカを飼育している。メダカの飼育に関して色々とググってみると屋外飼育でミニ生態系を再現する“ビオトープ”なる記事が多々あり、これがかなり面白そう…ということでマンションベランダを想定したビオトープを色々と考えてみた。



 

■ビオトープとは

ビオトープとは「bios(生物)」と「topos(場所)」の合成語で水辺の生態系を人工的に再現した場所のことを意味している。ベランダ等の狭いスペースでも身近に小さな自然生体系を作り、メダカを飼育することも出来る。室内飼育に比べ、初期及び維持コストが安く、生態系が安定すればエサやり水替えの頻度も少なくて済む。室内飼育だと匂いの問題もあるが屋外なら特に気にならない。メダカは元々太陽光を好む魚ということなのでより自然に近い生態を観察することが出来る。


 

只、メダカの観察という意味では上空視点に限定されるため、側面視点で観察できる水槽による屋内飼育の方が向いている。メダカを譲っていただいた家では綺麗な個体は観賞用に室内飼育、それ以外は屋外飼育をしている。

≫屋外飼育
○水草とのコラボの景観を楽しめる
○導入維持コスタが安い
○エサやりや水替えの頻度はやや低い
○室内に比べると匂いが気にならない

×メダカの側面が観察できない


 

≫屋内飼育
◎観察し易い
○水温管理がし易い
○導入維持コストが高い
×エサやりや水替えの頻度はやや高い
×匂いが気になる
×室内での水替え作業等に気を遣う


 

■用意するもの

メダカビオトープは始めるにあったって必要なものはコチラ。アクアショップよりも園芸コーナーの方が安いケースもあるようなので近いうちに近くの店舗を巡ってみる予定。

①容器
②底砂
③水草
④流木&石
⑤メダカ生体


 

■容器

容量10L以上のビオトープに使う容器を9製品ピックアップ。

①[GEX/メダカのための飼育鉢370]
②[スドー/メダカの発泡鉢 大]
③[GEX/快適繁殖ケース M]
④[チャムオン/陶器睡蓮鉢14号]
⑤[チャーム/睡蓮鉢]
⑥[スドー/メダカ鉢 黒茶 18号]
⑦[GEX/快適繁殖ケース L]
⑧[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号]
⑨[チャーム/大型睡蓮鉢]

9製品を容量別に並べてみた。容量が大きいほど水質が安定し且つメダカ飼育数も増やせるが、その分水を含む重量が重くなる。容量20~25Lクラスが容量と重量のバランスが良いと思われる。発泡スチロールは温度変化が緩徐なため初心者向きだが陶器やプラスチックに比べ耐久性は低いようだ。陶器製の睡蓮鉢は見た目がカッコイイが製品自体がかなり重い。プラスチック製は発泡スチロールに比べ温度が変化し易いが耐久性は高く何より価格が安い。

容量
(L)
[メーカー名/製品名] 外寸(cm) 重量
(kg)
素材 形状
12 [GEX/メダカのための飼育鉢370] 37*37*20(h) 0.52 プラスチック 円形
13 [スドー/メダカの発泡鉢 大] 45*30*20(h) 0.28 発泡スチロール 長方形
14 [GEX/快適繁殖ケース M] 35*30*29(h) 0.3 発泡スチロール 長方形
20 [チャムオン/陶器睡蓮鉢14号] 42*42*21.5(h) 7 陶器 円形
23 [チャーム/睡蓮鉢] 44*44*25(h) 2 プラスチック 円形
23 [スドー/メダカ鉢 黒茶 18号] 54.5*54.5*20.8(h) 1.5 プラスチック 円形
25 [GEX/快適繁殖ケース L] 60*30*29(h) 0.47 発泡スチロール 長方形
35 [チャムオン/陶器睡蓮鉢17号] 51*51*25(h) 12 陶器 円形
85 [チャーム/大型睡蓮鉢] 77*77*33(h) 1 発泡スチロール 円形

各製品の概要はコチラ。

①[GEX/メダカのための飼育鉢370]1255
外寸:37*37*20(h)cm/重量0.52kg/容量12L。容量が12Lと少なめなので水質維持は少し難しいかもしれない。見た目も良く、安価且つ手軽に始めることが出来きるのは利点。小学生の自由研究にも良いかもしれない。



②[スドー/メダカの発泡鉢 大]1382
外寸:45*30*20(h)cm/重量0.28kg/容量13L。発泡スチロールなので温度変化が緩徐で生体への負荷が若干少ない。オーバーフロー穴があり降雨による増水時にメダカの逃げ出しを防止できる。


③[GEX/快適繁殖ケース M]1164
外寸:35*30*29(h)cm/重量0.3kg/容量14L。発泡スチロール製のスクエアな形状のケース。グレーの石調の外観なので見た目が良い。


 

④[チャムオン/陶器睡蓮鉢14号]5390
外寸:42*42*21.5(h)cm/内寸38.5*38.5*19.5(h)cm/重量7kg/容量20L。見た目はかなり良いが単体重量がかなり重く割れやすい。ビオトープが生活の一部になったら陶器ビオトープにもチャレンジしてみたい。


 

⑤[チャーム/睡蓮鉢]1750
外寸:44*44*25(h)cm/重量2kg/容量23L。プラ製の睡蓮鉢。スッキリとしたデザインで容量的にもベランダビオトープを始めるには使い易いケース。カラーは“グレー”“ブラウン”“グリーン”の他計5色から選ぶことが出来る。


 

⑥[スドー/メダカ鉢 黒茶 18号]3800
外寸:54.5*54.5*20.8(h)cm/重量1.5kg/容量23L。プラ製の底が浅めで径が大きめの睡蓮鉢。底が浅いのでメンテナンスが容易。

 

⑦[GEX/快適繁殖ケース L]3550
外寸:60*30*29(h)cm/重量0.47kg/容量25L。発泡スチロール製且つ容量25Lの長方形のケース。ビオトープというより屋外繁殖ケースとしての色合いが強い。ベランダビオトープに使い易いが見た目は睡蓮鉢に劣る。Sサイズ(5L)、Mサイズ(14L)を重ねて置くことも出来る。


 

⑧[チャムオン/陶器睡蓮鉢17号]8890
外寸:51*51*25(h)cm/内寸47*47*23(h)cm/重量12kg/容量35L。外観容量共にベストサイズだが、陶器故に単体重量がかなりあり、マンションのベランダでは使い難いかも。1戸建てなら玄関にウェルカムビオトープとして飾りたいけど。


 

⑨[チャーム/大型睡蓮鉢]7782
外寸:77*77*33(h)cm/内寸67*67*29(h)cm/重量1kg/容量85L。
発泡スチロール製の睡蓮鉢で最大サイズで容量も85Lと多く水質も安定し易い。が水を含む総重量が80kg近くにもなりベランダビオトープは厳しい。


 

■底砂

ブログやYoutubeを見てみると“赤玉土”を使っている人が多い。理由は多孔質でろ過バクテリアが定着し易く且つ価格も安いため。見た目も良いからのようだ。“田砂”もまだ3kg程余っているので何方を使うか迷い処。

①赤玉土
②プラチナソイル
③田砂

 

①赤玉土
多孔質で濾過バクテリアが定着し易いため水質が安定しやすい。 濾過バクテリアが棲みつきやすい多孔質なものは、他にもあるが、赤玉土は安価でホームセンターで購入することが出来て便利。

②プラチナソイル
以下、HPの睡蓮の植え方で使っているアクアリウム用の水草ソイル。「プラチナソイルパウダー」と「7号内鉢」「アクアフローラ」「水草ふさふさ」を使って睡蓮を受け付けている。他の小粒ソイルでも代用可能かも知れない。

 

【アクアフォレスト新宿店】アクアリストの睡蓮の植え付け方!
【アクアフォレスト新宿店】スイレンを育ててみよう!(植え付け編) 

 

③田砂
田んぼの泥(粘土質の部分)を取り除き、砂粒だけを分離精製した硬質の天然砂。比重が重いため舞い上がり難い細粒タイプの底砂で砂粒は小さく、全体的にほぼ同じ大きさで丸みを帯びているためドジョウなどの目の細かい底床を好む生体に向いている。15年実家の倉庫で寝かせてあったものがある。


■水草

まずは、アクアショップに置いてある汎用水草を中心にレイアウト。最初は寄せ植えセットを使った方が手軽で良いかも。睡蓮鉢ならヒメ睡蓮もレイアウトに加えたいところ。

①ホテイソウ
②ドワーフフロッグビット
③アナカリス
④マツモ
⑤ヒメ睡蓮
⑥サルビニアククラータ



①ホテイソウ
メダカ水槽定番の浮き草。根が水中に長く伸びるため産卵床にもなりうる。


②ドワーフフロッグビット
繁殖力の強い浮き草。


③アナカリス
メダカに食べられない定番浮き草。


④マツモ
メダカのエサにもなる定番浮き草。


⑤ヒメ睡蓮
ビオトープに蓮の花を添えることが出来る。何れはチャレンジしてみたい。


⑥サルビニアククラータ
見た目がお洒落な浮き草。


 

■流木&石

流木や石はまずはビオトープに使う容器を決めてからかな。流木は茶系の大き目サイズ、石は赤系の溶岩石が入ると映えそう。




■まとめ

まずはビオトープを始めるなら容器を選ぶ必要がある。ベランダビオトープを想定した場合、繁殖用途なら水温変化が緩徐な発泡スチロール、水草含め植栽ビオトープメインならプラスチック製が良いかな。

・[GEX/快適繁殖ケース L]3550
外寸:60*30*29(h)cm/重量0.47kg/容量25L。
水草ビオトープのケースとして使用。発泡スチロール製なので耐久性はないが、保温性が高く温度変化が少ない。


 

・[チャーム/睡蓮鉢]1750
外寸:44*44*25(h)cm/重量2kg/容量23L。
睡蓮ビオトープ用のケースとして使用。やはり睡蓮鉢はプラ製でも見た目が良い。


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