キャリーワゴンを考える2022 ~12アイテム比較編~

我家ではキャリーワゴンはキャンプやビーチ、そしてテニスの荷物運搬時に必須のアイテムの1つである。やはり使用頻度が高いこともあり最近、タイヤ軸が曲がってきたり、タイヤが捲れてきたりと不具合が発生。そこで現在のキャリーワゴンラインナップを調査してみることとする。

■キャリーワゴン所有履歴

現在メインで使用しているのは[DOD/アルミキャリーワゴン]。購入初日に収納袋が破れたが本体自体はサイズも大きく使い勝手が良い。収納時はゴムベルトで結束して使用している。[コールマン/アウトドアワゴン]は色違い2台も購入でサブとして使用しているがタイヤが破損且つ回りも悪い。

①[コールマン/アウトドアワゴン]※過去使用
②[DOD/アルミキャリーワゴン]
③[コールマン/アウトドアワゴン]

■キャリーワゴン10機種仕様比較

現在購入可能な所有品2種を含む全12アイテムをピックアップし主要スペックをそれぞれ比べてみた。

①[WAQ/キャリーワゴン]
②[コールマン/アウトドアワゴン]
③[クイックキャンプ/ワイドホイール アウトドアワゴン]
④[DOD/極太タイヤキャリーワゴン]
⑤[TIMBER RIDGE/アウトドアワゴン]
⑥[スモア/ワンタッチストレージワゴン]
⑦[Moon Lence/キャリーワゴン]
⑧[Moon Lence/極太タイヤキャリーワゴン]
⑨[DOD/アルミキャリーワゴン]
⑩[FIELDOOR/ワイルドマルチキャリー]
⑪[Ogawa/ディープキャリーワゴン]
⑫[FIELDOOR/ワイルドマルチキャリースマートタフロング]

比較表を見てみると[DOD/アルミキャリーワゴン]は容量の大きい部類に当たる。我家でのキャンプギアの積載量を考えとやはり160Lクラスが望ましい。只、最大積載量は恐らく製紙時の荷重均等分散されての耐荷重のため、荷重偏在時や移動中はその半分程が目安となる気がする。なので、積み過ぎによる荒地走行は底板の割れやフレームの歪み、タイヤの破損等の原因となるので注意が必要。

[メーカー名/製品名] 外寸
(cm)
収納寸
(cm)
ワゴン寸
(cm)
ワゴン容量
(L)
重量
(kg)
最大
積載量(kg)
参考価格
(円)
[WAQ/キャリーワゴン] 85*40*100(h) 42*24*76(h) 85*40*32(h) 108 12.5 150 ¥9,980
[コールマン/アウトドアワゴン] 106*53*100(h) 40*18*77(h) 88*42*31(h) 115 11 100 ¥10,869
[クイックキャンプ/ワイドホイール アウトドアワゴン] 107*49*88(h) 42*23*77(h) 89*43*32(h) 120 11 100 ¥11,880
[DOD/極太タイヤキャリーワゴン] 95*58*82(h) 42*22*82(h) 91*51*? 125 12.8 100 ¥15,140
[TIMBER RIDGE/アウトドアワゴン] 90*49*71.5(h) 39*21*74(h) 90*49*55(h) 142 11.48 100 ¥9,990
[スモア/ワンタッチストレージワゴン] 95*50*100(h) 25*20*77(h) 95*50*35(h) 150 9 80 ¥14,332
[Moon Lence/キャリーワゴン] 93*57*62(h) 29*23*62(h) 93*57*39(h) 156 9.5 100 ¥9,899
[Moon Lence/極太タイヤキャリーワゴン] 93*57*62(h) 37*24*62(h) 93*57*39(h) 156 12.7 100 ¥11,799
[DOD/アルミキャリーワゴン] 96*58*61(h) 30*25*69(h) 89*48*37(h) 160 10.4 100 ¥20,063
[FIELDOOR/ワイルドマルチキャリー] 96*56*90(h) 36*29*74(h) 96*56*30(h) 160 13.1 150 ¥8,700
[Ogawa/ディープキャリーワゴン] 98*44*74(h) 43*24*76(h) 93.5*39*47(h) 171 9.5 80 ¥24,200
[FIELDOOR/ワイルドマルチキャリースマートタフロング] 105*62*62(h) 36*29*77(h) 100*54*33(h) 178 13 150 ¥10,900

■12アイテムの所感

各製品毎の所感がコチラ。容量順。細タイヤタイプは舗装路での取り回しが良く走行音も静かだが、ビーチやキャンプ場の凸凹道等の悪路ではタイヤが沈むか歪んでしまい進みにくい。太タイヤタイプは舗装路での取り回しは若干悪くなり走行音も大きめだが、ビーチや悪路には強い。所有の[DOD/アルミキャリーワゴン]は細タイヤで舗装路では静かで取り回しも良いが、砂浜や荒地で使用するとタイヤ沈んで全然進まない(>_<)。

①[WAQ/キャリーワゴン]

大ベストセラーのキャリーワゴン。容量が106Lと小さいのでキャンプ用品満載の我家だとちょい厳しい。テニスやビーチ使用だけならこのサイズ感が良いのだが、


 

②[コールマン/アウトドアワゴン]

キャリーワゴンの代名詞ともいえるキャリーワゴン。我家でも現在過去含めて2台所有。そして2台とも早々に底板が割れて、車輪の回りも悪く余り良い印象が無い。パーツ毎の販売もされているのでタイヤを交換することも可能だが、滑り自体が悪いのが改善されるかどうかが不安も残る。3台目を買うことはないだろう。


③[クイックキャンプ/ワイドホイール アウトドアワゴン]

容量は標準的ともいえる120L。パーツ毎の注文が可能なので破損時でも安心。


④[DOD/極太タイヤキャリーワゴン]

DODの極太タイヤ仕様。残念なのは容量160Lの[DOD/アルミキャリーワゴン]と比べ125Lと少し小さいこと。


⑤[TIMBER RIDGE/アウトドアワゴン]

ワゴン外壁にメッシュポケットが取りけられている。ビーチで使うときに便利そう。


⑥[スモア/ワンタッチストレージワゴン]

容量150Lとやや大きめのサイズのキャリーワゴン。[コールマン/アウトドアワゴン]の荷室に全幅47.5[オレゴニアンキャンパー/ヒャドクーラー27]を縦方向に積むと荷室は正立方体でないためかなりタイト。[スモア/ワンタッチストレージワゴン]奥行が-3cmの50cmとなっているので縦方向の積載は厳しいかもしれない。

 

⑦[Moon Lence/キャリーワゴン]

MoonLenceの細タイヤ仕様のキャリーワゴン。容量が156Lと大きく我家の使い勝手にはマッチしている。細タイヤ仕様なので舗装路には強いが悪路だと進みにくい。クチコミをみると当たりはずれが多い印象あり。


⑧[Moon Lence/極太タイヤキャリーワゴン]

MoonLenceの太タイヤ仕様のキャリーワゴン。細タイヤ仕様と同様の容量156Lで太タイヤ仕様で悪路や砂浜でも進みやすい。重量増はトレードオフ。


⑨[DOD/アルミキャリーワゴン]

現所有モデル。収納袋が貧相で購入当日に破れたが、本体自体は収納サイズも大きく細タイヤ仕様で舗装路での取り回しも上々。底版はいつの間にか割れていたけど。最近、前方左側の車軸が歪んでしまい舗装路では使用できるが砂浜だと全く回転せず進まない(>_<)。


⑩[FIELDOOR/ワイルドマルチキャリー]

大容量160Lを誇るキャリーワゴン。その分、重量も約13kgと重め。


⑪[Ogawa/ディープキャリーワゴン]

底が深いタイプの太タイヤ仕様のキャリーワゴン。収納時のサイズが大きめ。

⑫[FIELDOOR/ワイルドマルチキャリースマートタフロング]

最大容量の178Lを誇るキャリーワゴン。重量も13kgと重く、展開サイズも最大。[DOD/アルミキャリーワゴン]でもマンションのエレベーターに乗せるとキツキツなので我家ではちょいサイズオーバー(>_<)。


 

■まとめ

キャンプ用途に加えビーチ使用を考えるとやはり太タイヤ仕様が良い。キャンプ用品運搬を考えると容量は大きいほど良いが、マンションのエレベーターに乗せることを考えると最大でも160Lクラス迄が望ましい。また外寸47.5*36.5*37(h)cmの[オレゴニアンキャンパー/ヒャドクーラー27]を縦方向に積載できれば尚のこと良い。


 

それを踏まえると、今回検討した中では[Moon Lence/極太タイヤキャリーワゴン]が一番我家のニーズにマッチしていると思われる。7色展開でキャリーワゴンでは珍しいツートンカラーも3色ラインナップしている。オレンジツートンはカッコイイがキャンプで使うならブラックツートン、ビーチで使うならブルーツートンが合いそう。価格も安価。懸念点は口コミを見る限り当たり外れが多いこと。私見だがこれまでの実際の購入履歴を鑑みても中国産は外れの頻度が高い傾向がある。

・[Moon Lence/極太タイヤキャリーワゴン]














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