これまでの我家のこれまでのタープ併用率を踏まえて所有タープの最適化を思案してみる。
目次
■通算タープ併用率
小生の通算80回のキャンプにおけるタープ併用率は56%(45回/80回)。通算でみると2回に1回はタープを併用していることになる。

■現テント構成におけるタープ併用率
現在のテント構成になってからのタープ併用率は35%(8回/23回)と減少傾向。理由は[オガワ/ロッジシェルターⅡ]は長辺側のキャノピー立上げが可能なこと、[オガワ/タッソTC]はキャノピーアレンジが豊富なこともあり、タープレスでも過ごし易いため。ファミキャンでは設営撤収の手間と快適度を秤にかけ1泊2日の場合はタープレス、2泊3日の場合はタープを併用することが多い。また、1泊でも雨天炎天時は併用。ソロキャンではタッソTC出動の際はキャノピーアレンジが豊富なこと、1泊が多いこともありタープレスが殆どである。
≪現在のテント構成≫
・[オガワ/ロッジシェルターⅡ]⇒ファミキャン4シーズン幕
・[オガワ/タッソTC]⇒ソロキャン秋冬春幕
・[ヘリノックス/タクティカルコットテント]⇒ソロキャン夏幕

ここで我家の所有タープを並べてた…ん~使ってないタープがかなりあるな!赤字は現テント構成になってから過去23回のキャンプを通して1回も使っていないタープ!
[メーカー/タープ名] | 稜線長*ルーフ長 cm |
形状 | 生地 | ogawa | ogawa | ヘリノックス |
ロッジ シェルターⅡ |
タッソTC | タクティカル コットテント |
||||
[Soomloom/レクタタープTC] | 250*295 | レクタ | TC | 1 | 1 | 0 |
[フィールドア/スクエアタープS TC] | 280*280 | レクタ | TC | 0 | 0 | 0 |
[Soomloom/レクタタープNL] | 300*385 | レクタ | NL | 2 | 0 | 0 |
[Soomloom/レクタタープTC] | 300*385 | レクタ | TC | 3 | 0 | 0 |
[オガワ/システムタープレクタ] | 350*295 | レクタ | PE | 0 | 0 | 0 |
[テンマク/PEPOタープTC] | 380*420 | レクタ | TC | 1 | 0 | 0 |
[テンマクデザイン/ムササビウィングTC] | 390*380 | ペンタ | TC | 0 | 0 | 0 |
[Soomloom/ヘキサタープTC] | 420*540 | ヘキサ | TC | 0 | 0 | 0 |
[スノーピーク/スクエアエヴォPro.] | 500*440 | レクタ | PE | 0 | 0 | 0 |
タープレス | 10 | 5 | 0 | |||
回数 | 17 | 6 | 0 |
■タープ用途の分析
我家におけるタープの用途を改めて分析してみた。現在のテント構成になってからタープを併用した8回中1回は雨無の純粋な日除け用途、残り7回は日除け用途も含む雨除け用途。つまり、殆どが雨除け用途でタープを出動していることになる。

そして、翌々見てみると雨天設営及び雨天撤収の可能性がある時はポリコットン生地タープは出動していない。理由は雨天設営撤収時にフライが水を吸って重くなることと、可及的速やかに乾燥撤収しないとカビ発生リスクが化繊生地に比べ高いため。その実、ポリコットンタープの出番は我家では少ないことが解る。
≪ポリコットン生地の特徴≫
○遮光性が高い
○火の粉に強い
△(結露が少ない)※オープンタープなのでテント程化繊幕との差異はない
×重い
×雨天時水を吸収して重くなる
×速やかに乾燥しないとカビ発生リスクあり
■追加と断捨離
我家のキャンプスタイルにおけるタープのニーズはコチラ。
≪ロッジシェルターⅡ≫
・2泊ファミキャンで使用することが多い⇒区画サイトだと大型タープはまず張れない
・オガワ張り連結は雨に濡れない導線を確保することが出来る⇒小型中型レクタタープが良い
・過保護張りするケースはほぼない⇒大型タープの必要性は低い
・雨除け用途のほうが日除け用途よりニーズが高い⇒化繊生地の方が使い易い
・3家族以上のグループキャンプはない⇒大型タープの必要性は低い
・タープを2枚連結する機会はない⇒補助タープの必要性は低い
・雨が降っていないときはタープ下で焚火はしない⇒ポリコットン生地でなくともよい
・雨が降っているときにはタープ下で焚火をすることがある⇒雨天時は化繊生地でも穴空きリスクは少ない
・とはいえ良質な影を演出してくれるポリコットンタープは1枚欲しい⇒ポリコットン生地のレクタタープが良い
≪タッソTC≫
・タープ併用の必要性が低い⇒小型タープで良い
・雨天設営もしくは撤収時に過保護張りのニーズあり⇒化繊生地の大型タープが良い
≪タクティカルコットテント≫
・夏シーズンはオープンタープ過保護張りで過ごしたい⇒化繊生地且つ設営ポールの少ない大型ヘキサタープが良い
タープ単体では気に入っている製品も多々あるが所有テントの相性を鑑みて断捨離するタープを選定。
≪追加するタープ≫
・[オガワ/フィールドタープレクタTC350*420cm]
・[オガワ/システムタープヘキサ480*570cm]
≪断捨離するタープ≫
・[Soomloom/レクタタープ250*295cm]
・[フィールドア/スクエアタープS TC 280*280cm]
・[Soomloom/レクタタープTC 300*385cm]
・[テンマクデザイン/PEPOタープ 380*420cm]
・[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC 390*380cm]
・[Soomloom/ヘキサタープTC 420*540cm]
・[スノーピーク/スクエアエヴォPro.500*440cm]
■タープ最適化
我家のファミリー及びソロの主幕は何れも“オガワ”製のため色味のマッチングを考えるとタープも同メーカーの方が良い。“オガワ”のポリエステル生地モデル(PE)のサンドベージュカラーはロッジシェルターⅡのベージュ部分及びタッソTCのスカートとほぼ同じカラー、ポリコットン生地(TC)のサンドベージュカラーはタッソTCのスカートを除くフライ生地とほぼ同じカラーとなる。また、ポリエステル生地はポリコットン生地に比べ流石に遮光性は落ちるが、車高コーティングを施した厚さ210dと厚めの記事のため必要十分な遮光性は確保している。また、耐水圧1,800mmとポリコットン生地よりも高く吸水性もないため雨天設営及び撤収時の取り扱いが楽。
ogawaタープ | 生地 | 稜線長* ルーフ長 (cm) |
ロッジシェルターⅡ | タッソTC | タクティカル コットテント |
システムタープレクタ | PE | 350*295 | ◎ (オガワ張り) |
△ (オガワ張り) |
△ (オガワ張り) |
フィールドタープレクタTC | TC | 350*420 | ○ (単独張り) |
◎ (単独張り) |
○ (過保護張り) |
システムタープヘキサDX | PE | 480*570 | △ (単独張り) |
○ (過保護張り) |
◎ (過保護張り) |
テント3幕及びタープ3幕の上空視点イメージ。

■最適化タープ3幕
・[オガワ/システムタープレクタ]
稜線長350cm/ルーフ全長295cm。3.3mセッティングテープ付きのポリエステル生地の中型レクタタープ。ロッジシェルターⅡのオガワ張り連結の主幕として使用。
・[オガワ/フィールドタープレクタTC]※未所有
稜線長350cm/ルーフ全長420cm。ポリコットン生地の中型レクタタープで遮光性が高く良質な影を演出してくれる。キャンプ期間中雨予報出ない場合、且つ炎天火時に使用。5月末に入庫予定とのことで予約済。
・[オガワ/システムタープヘキサDX]
稜線長480cm/ルーフ全長570cm。4mセッティングテープ付きのポリエステル生地の左右対称上下非対象の大型ヘキサタープ。“スポオソ”もしくは“ヒマラヤ”のセールで補完予定。
■まとめ
テントもタープもほぼ“オガワ”の構成で、2022年後半のキャンプに臨みたい!
・ファミキャン主幕⇒[オガワ/ロッジシェルターⅡ]
+[オガワ/システムタープレクタ]※所有
・ソロキャン主幕⇒[オガワ/タッソTC]
+[オガワ/フィールドタープレクタTC]※未所有
・ソロキャン副幕⇒[ヘリノックス/タクティカルコットテント]
+[オガワ/システムタープヘキサDX]※未所有
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