キャンプデビュー時の自分へ贈る10の言葉 ~教訓編~

2017年6月の初キャンプからテント選びに迷走しながら早5年、キャンプスタイルも変わってきた。今回は今の自分から、キャンプを始めた頃の自分へ贈りたい10の言葉を整理してみた。この言葉を受けていたらもっと快適なキャンプ生活を送れ、且つテント沼にも陥らなかったかも。とはいっても失敗や迷走が楽しみであり、醍醐味とも言えるが。

其の壱『服装はレイヤリングを常とせよ』

 ≪レイアリング≫

キャンプは言わずもがなアウトドアのため季節天候によって気温・気候の変動幅が大きい。春秋の高原キャンプでは昼は20℃と暖かくても夜は0℃近くまで冷え込むこともざら。加えてテントやタープの設営撤収時の作業は軽い運動をしているのと同義で結構汗ばむ。厚手のアウターだと着ると暑くて脱ぐと寒いという状況になりがち。服装はインナー(ベース)レイヤー、ミドルレイヤー、アウターレイヤーに分けて重ね着し気温、活動状況に寄って脱ぎ気して調整する。

≪インナーレイヤー≫
登山程過酷ではないはないので余り拘りなくTシャツを使用することが多い。節は速乾性Tシャツを選択することが多いが、登山程運動量は無いのでそこまで拘ってはない。

≪ミドルレイヤー≫
火器をする機会が多い時は薄手のダウンジャケットで収納袋一体型の[パタゴニア/ダウンセーター]、火器を使用する機会が多いときは[ワークマン/ダイヤフリース裏アルミジャケット]を使うことが多い。

≪アウターレイヤー≫
火器を使用しないときはオールウェザージャケット[ノースフェイス/マウンテンライトジャケット]、火器を使用するときは[ワークマン/コットンキャンパー]を使用することが多い。




 

 ≪火の粉対策≫

まず、留意すべきことはダウンは着ていかないこと。ダウンは軽くて暖かくて冬の定番なのだが、キャンプでは穴を空けるリスクがあちらこちらにある。実際にお気に入りのダウンを2回穴を空けた経験がある(>_<)。1回は炭が爆ぜて、1回は薪ストーブの煙突に触れてしまったことが理由。その他にも木の枝に引っ掛けてしまうリスクもあるのでキャンプでは最初からダウンを着ていかないことを常とせよ。

其の弐『寒さ対策を怠るなかれ』

予想最低気温から更に-10℃を想定して寒さ対策をするべし。実際に5月の高原キャンプで気温2℃となり寒さに震えてテントの中でシェラフに包まりブルブル震えながら過ごした苦い経験がある。

 ≪服装による対策≫

前述のウェアのレイアリングにて対策。

 ≪寝具≫

冬用のシェラフとマットさえ用意しておけば耐え忍ぶことが可能。当初は[ナンガ/オーロラライト450DX]を使用していたが冬のソロキャン時に保温不足を感じ現在は[ナンガ/オーロラ600DX]をオールシーズンで使用している。冬はウレタンマットをコットの上に敷き、シェラフ内に入り、寒かったら電気掛け式毛布もしくは湯たんぽを併用。暖かい季節はウレタンマットレスでシェラフは掛け布団として使用している。

≪ファミリー≫ ※3シーズン
・[ナンガ/オーロラ600DX]
・[ナンガ/ラバイマーバッグ600]
・[サーマレスト/ベースキャンプL]

≪ソロ≫ ※オールシーズン
・[ナンガ/オーロラ600DX]
・[ヘリノックス/コットワンコンバーチブルハイコット仕様]
・[サーマレスト/クローズドセルマットレス Zライトソル]






 

 ≪暖房機器≫

我家のメイン暖房は電気レスで駆動でき、暖房能、継続駆動時間が長い“石油ストーブ”。[フジカ/ハイペット]における暖房能は[オガワ/ロッジシェルターⅡ]で+10℃、[オガワ/タッソTC]で+15℃程。非電源サイトでは補助暖房として“ガスストーブ”“湯たんぽ”、非電源サイトでは“電気ストーブ”“電気カーペット”“電気掛敷毛布”を使用。標高1,100mの『北軽井沢スウィートグラス』を利用する際は10月~5月の期間はは石油ストーブを出動している。冬のソロキャンでは“電気掛敷毛布”を“ポータブル電源”で駆動することで大抵の寒さには対応可能。尚、幕内での火器使用はメーカ非推奨のためあくまで自己責任下で実施。

≪ファミリー≫
石油ストーブ
電気掛敷毛布

・電気ストーブ
・電気カーペット

≪ソロ≫
石油ストーブ
電気掛敷毛布

・ガスストーブ
・湯たんぽ




 

其の参『風対策を怠るなかれ』

実は雨より怖い風被害(>_<)。自身だけでなく他者を巻き込む恐れがあるため対策は十分に行う必要がある。

 ≪風被害実例≫

自身も含め、他者のテントやタープが飛ばされた光景を過去幾度となく目にしたことがある。特に印象的だったのは5つの事例。

自身の事例①『近所の公園』
タープの試張りの際に強風が吹いてサブポールのガイロープが2本抜け、グランドシートに直撃し穴が空いた事例。

キャンプ仲間の事例①『メープル那須高原キャンプグランド』
キャンプ仲間のタープが突風でタープが倒壊。抜けたペグが[DOD/カマボコテント]を直撃し穴が空た事例。夜半の強風の中、小生も含めて片付け作業に追われた(>_<)。

キャンプ仲間の事例②『大洗サンビーチキャンプ場』
突風で火の粉が舞い、[サバティカル/モーニンググローリーTC]のポリエステル製のスカートに穴が空く(>_<)。

 

他者の事例①『出会いの森キャンプ場』
テントのフライが突風で吹き飛ばされ木に引っかかっていた事例。原因は設営時天候が穏やかだったためコールマンでいうストームガード(ガイロープ)を一切していなかったこと、不在時に風が強くなり突風が吹いた際にボトムのペグが抜けたこと。付属のピンペグを使用していたのかも知れない。サイトの木が無ければ隣のサイトに迷惑を掛けることにもなるので注意が必要。

他者の事例②『PICA富士ぐりんぱ』
タープがBBQコンロの上に倒壊し焦げた事例。雨天キャンプで地面が抜けやすい状況に草原サイトで風の影響を受けやすい条件が重なり抜けた模様。幸いタープがポリコットン生地だったため炎上には至らずタープが少し焦げただったようだが、タープ下のテーブルやチェア、ギア類が地面に散乱し、雨の中の片付け作業は傍から見ていても気の毒だった(>_<)。

特に夜半と不在時の突風が怖いため、小生が留意しているのは以下の4点。

・強風予報でなくともテントのガイロープは最低4方4本はペグダウン
・強風予報の場合はテントのガイロープは深くフルペグダウン
・タープのメインポールのガイロープは40cmクラスペグを使用
・強風(予想)時はタープは撤去

強風時はテントのスカートがバタついて煩いためミニペグでペグダウンし対策。



 

其の四『雨対策を怠るなかれ』

日本は3分の1は雨という雨多き国である。実際にキャンプを始めた2017年~2021年の約5年間、通算72回における雨天設営率は19%、雨天撤収率は15%、キャンプ期間中雨が無かった率は54%。雨天設営もしくは撤収に見舞われたのは約5回に1回、2回に1回はキャンプ期間中どこかしらで雨が降っていることになる。昨今の天候の不安定化を考えると風対策に加え雨対策は往々にして必要となることも必然である。

 ≪雨用装備≫

雨天設営時には上下雨具及びレインブーツが必須。レインウェアは[ワークマン/バッグインレインジャケット]、レインブーツは折りたたみ式の[日本野鳥の会/レインブーツ]を車に常備している。

 

 ≪幕内浸水≫

テントは大雨時の水の流れもしくは水の溜まりが無い位置に設営する。過去、『北軽井沢スウィートグラス』『赤城山オートキャンプ』で幕内浸水の憂き目に合う(>_<)。

 ≪雨用アレンジ≫

雨が降ってからキャノピーやタープの雨用アレンジをすると結構濡れてしまうため、最初から雨を想定してアレンジレイアウトをするのが吉。

・キャノピー
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の長辺側キャノピーはデフォルトだと雨天時に雨が溜まってしまい倒壊のリスクもある。

雨が降る可能性がある場合はキャノピーポールに高低差を設け雨が流れるようにする必要がある。

・タープ

レクタタープはタトンカ張りにするとタープ下中央部の雨撥ねリスクが少なく使い易い。また、ペグダウン数も標準時より2本ペグダウン数が増えるため風にも強く最も汎用性が高いアレンジ。

テントとタープを雨に濡れない動線導線を確保するように連結すると使い勝手が良い。オガワ張りは雨に濡れない動線を確保するのに適しているがだが風に弱いため強風時には適さない。

 

其の伍『睡眠の質を確保せよ』

睡眠の質に何気に重要なのが枕(ピロー)。エアピローがどうしても馴染まず現在はウレタンピロー[サーマレスト/コンプレッシブルピロー]を愛用している。収納時のサイズは少し大きいが寝心地は上々。Lサイズは小生、Mサイズは嫁と娘が使用。

 



 

其の六『虫対策を怠るなかれ』

特にブユは後遺症が残るため念入りに対策することが必須。以前『キャンプ&キャビンズ那須高原』で設営中に、『北軽井沢スウィートグラス』でハンモック昼寝中に5ヵ所以上ブユに刺されて1週間に渡り痛みと痒みに悩まされた苦い経験あり。我家の虫除けグッズは以下の5種。

≪虫除け≫
[富士錦/パワー森林香]…幕外リビングスペースを囲むように複数設置
②[パーフェクトポーション/アウトドアボディスプレー]…ブユ予防効果が高い
③[フマキラー/ヤブ蚊バリア]…サイト外周に散布し蚊除けとして使用

≪殺虫剤≫
④[アース製薬/ヤブ蚊マダニブユサラテクト]…ヤブ蚊に加えてブユにも効果あり
⑤[アースジェット/ハチアブマグナムジェット]…ハチ撃退用




 

其の七『ファミキャンでは時短料理を常とせよ』

キャンプを始めて間もないころはテントを始めテーブル、チェア、寝具の設置に思いの外時間が掛かり、ゆっくり料理をする時間が無くなり、てんでわんやすることが多い。また子供が小さいと嫁が付きっ切りになるため設営の補助をすることが出来ないことも多い。特にテント設営に自信が無い時場合はとにかく料理は時短メニューにすることを吉。

≪時短メニュー≫
・コンビニ弁当
・冷凍食品(炒飯/パスタ)
・麺類(焼きそば/パスタ/ラーメン)

其の八『液体容器は5L以下とせよ』

ウォータータンク然り、灯油タンク然り容量は5L以下にすることが肝要。理由は10Lクラスだと液体を入れた後の重量が10kgを越え、嫁娘には運搬が厳しいこと。容量が必要な場合は5L以下のものを複数用意することが良い。また蛇腹タイプは収納サイズがコンパクトで便利だが使用後乾燥し難く衛生に懸念が残るため今は使用していない。

≪ジャグ≫
・[ノースイーグル/フレーバータンク 4.2L]
・[ハイランダー/ステンレスウォータージャグ 2.5L]

≪灯油ケース≫
・[瑞穂化成工業/扁平缶 4L]






 

其の九『収納ケースは全幅60cm以下とせよ』

当初、全幅90cmのハードコンテナを使用していたが、ギア類を収納するととにかく重く取り回しが悪かった。収納容量と運搬のバランスを考えると全幅60cmクラスがベター。

≪ハードコンテナ≫
[アステージ/アクティブストッカー600]*2個

≪ソフトコンテナ≫
[アルバートル/ギアコンテナ AL-OB100]*2個




 

其の拾『焚火台とBBQグリルは兼用にするなかれ』

ソロキャンでは焚火台とBBQグリルは兼用だがファミキャンでは可能であれば分けた方が吉。理由はファミキャンだと食材量が多く特に焼肉時のグリル汚れが酷くメンテナンスが結構大変。また、焚火台は重量があるものは安定感があり使い易いが収納時のサイズが大きく運搬及び展開収納時の作業が厳しいため軽量コンパクトモデルを選ぶのが吉。

≪焚火台≫
・[マーグズ/焚火台ラプカ]

≪BBQグリル≫
・[ホンマ製作所/サンフィールドステンレス 炭焼きグルメ M-450S]




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