小生の現役ソロキャン幕は以下の2幕。今回は標高を鑑みた季節とソロキャン幕の出動条件について考えてる。
■現役ソロキャン幕
[オガワ/タッソTC]は2つの拡張用パネルのアレンジによりヘキサ(六角形)/ヘプタ(七角形)/オクタ(八角形)の3つのボトム形状を選択できるが、身長175cmの小生にとってはオクタスタイルだと幕内で直立できるスペースを確保できないため非実用的のため、実際のキャンプではヘキサ及びレクタを使用。
■気温と標高
一般的に標高が100m高くなると気温は0.6℃下がると言われている。標高0mの気温が0℃だとすると、標高1,300mは-7.8℃の計算となる。
・標高0m⇒0℃
・標高600m⇒-3.6℃
・標高1,000m⇒-6℃
・標高1,300m⇒-7.8℃
■季節の定義とキャンプ場
実際に複数回行ったことのある標高の違う3つのキャンプ場『大洗キャンプ場』『赤城山オートキャンプ場』『北軽井沢スウィートグラス』のtenki.jpの実際の平均最低気温及び最高気温をみると、大まかな目安とはなるが場所や地形によって多少前後する。各キャンプ場の平均気温から四季を仕分けすると四季の期間が変わってくる。小生のキャンプスタイルにおける四季の定義を以下と仮定して各キャンプ場の四季を色分けしてみた。
【春】【秋】最低気温15℃未満且つ最高気温が15℃以上⇒オレンジ
【夏】最低気温15℃以上且つ最高気温が20℃以上⇒ピンク
【冬】最低気温10℃未満且つ最高気温が15℃未満⇒ブルー

当たり前だが標高が高くなればなるほど夏の期間が少なくなり、代わりに冬の期間が長くなる。小生の独自定義に当てはめると標高1,300mの高原に位置する『北軽井沢スウィートグラス』の冬の期間は実に6か月。つまり、年間の半分は冬キャン仕様で臨む必要がある。実際に4月のGWキャンプで最低気温2℃を経験済。

■独自定義の季節と出動ソロ幕
各キャンプ場毎の季節と所有ソロ幕を当てはめるたのがコチラ。[オガワ/タッソTC]は天候不順時にオコモリできるが雨天撤収と事後乾燥が大変。[ヘリノックス/タクティカルコットテント]は天候不順時にオコモリできないがタープを先行設営することにより雨天設営及び撤収作業が楽。
【冬(ブルー)】
石油ストーブをインストールするためヘキサスタイルに比べ1辺分フロアが広く幕内レイアウトがし易い、タッソTCヘプタスタイルを使用。虫がいないのでハイコット仕様。
【春秋(オレンジ)】
石油ストーブの必要性は低く、朝晩の冷え込みにはガスストーブで対応可能。最高気温が15℃以上となり虫の発生も考えられるため、メッシュ&クローズ仕様ハーフインナー装着が可能なタッソTCヘキサスタイルを使用。ヘキサスタイルは別途オプションのメッシュスクリーンも装着可能。
【夏(ピンク)】
テントの用途は就寝がメインで日中夜間を通して殆ど幕外で過ごすことが多い季節。ストーブの必要性はなく、スカートレスで通気性を優先したタクティカルコットテントを使用。

■寒さ対策
我家の冬シーズンの寒さ対策品は以下の6つ。火力が高く、燃料コストが安価で非電源サイトでも使用可能な石油ストーブを軸としてその他をサブ暖房として使用。石油ストーブをインストールするのは[オガワ/タッソTC]ヘキサスタイルより1辺分フロアが広いヘプタスタイルが良い。石油ストーブをインストールしてもその他のギアの配置がし易い。
①石油ストーブ(灯油)⇒[フジカ/ハイペット]
②ガスストーブ(ガス)⇒[センゴクアラジン/シルバークイーン]
③電気ストーブ(電気)⇒[デロンギ/セラミックファンヒーター]
④電気カーペット(電気)⇒[モフア/ホットカーペット電気カーペット176*88cm]
⑤電気掛敷毛布(電気)⇒[コイズミ/電気毛布130*80cm]
⑥湯たんぽ(お湯)⇒[ユニフレーム/UF湯たんぽ]
■まとめ
ソロキャン時は基本、ハイコット仕様の[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]を出動している。そのため春夏秋の3シーズンは[オガワ/タッソTC]と[タクティカル/コットテント]の両方を持参してもオートキャンプならそれ程荷物が増える訳でないので、現地の状況に応じて出動幕を決定するのが良いかな。以下の写真は[タクティカル/コットテント]のメッシュインナーとフライを同包した収納袋。

最近のコメント