[マーグズ/多次元型焚火台ラプカ]の解剖の儀を執り行う!
目次
■仕様
構造上風の影響を受けやすいため実際のキャンプでの使用を考えると風防セットモデルが良い。
製品名:多次元型焚き火台RAPCA(ラプカ)風防セット
重量:本体 1,800g、風防 778g
外寸:345-350mm*380-390mm*345mm
収納寸:353mm*345mm*13mm
材質:本体・風防 ステンレス(SUS304)、収納ケース 倉敷帆布
内容物:フレーム*2、フレーム固定用ジョイント*1 、灰受けパネル*2 、ロストル*1 、専用ごとく*2 、収納ケース、風防(前後パネル*2、左右パネル*2 計4枚)
■純正オプション
・[マーグズ/焚き火ごとく標準丸]
格子状の鉄製ゴトク。バータイプと違い安定感があり使い易そう。
・[マーグズ/焼き網]
オシャレな柄の焼網。全5種類。
・[マーグズ/長尺鉄板]
長尺鉄板。我家のレシピだと余り必要ないかな。
・[マーグズ/ニコイチごとく]
収納サイズが小さくなるゴトク。
・[マーグズ/RAPCAスティック]
食材をクルクル回しながら焼くことが出来るツール。憧れだが我家の優先度は低いかな。


※画像はマーグスHPより引用
■焚火台10アイテム仕様比較
小生が気になっている焚火台10アイテムの仕様比較(重量順)。[マーグス/ラプカ]は10アイテム中、4番目と比較的軽量な部類に入る。[トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]は10kgと極めて重い。何れも40cmクラスの薪なら割らずに使用できる範疇。
No. | [メーカー名/製品名] | 外寸(cm) | 収納寸(cm) | 重量(kg) |
1 | [ピコグリル/PG498] | 41*28*21.5(h) | 35*25*1.8(h) | 0.49 |
2 | [ピコグリル/PG760] | 54*38*27(h) | 45*30*2.5(h) | 0.74 |
3 | [TokyoCamp/焚火台] | 40*22*26(h) | 30*22 | 0.97 |
4 | [マーグズ/ラプカ] | 39*35*34.5(h) | 35.3*34.5*1.3(h) | 1.8 |
5 | [ベルモント/TOKOBI] | 41.5*46*32(h) | 46*26*6(h) | 2.2 |
6 | [ユニフレーム/ファイヤグリル] | 43*43*33(h9 | 38*38*7(h) | 2.7 |
7 | [キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスM] | 47.5*41*30(h) | 57*47*6(h) | 3.8 |
8 | [ユニフレーム/薪グリル ラージ] | 68*40*40(h) | 35.5*56*8(h) | 4.6 |
9 | [スノーピーク/焚火台L] | 45.5*45.5*31.5(h) | 56*64.5*3.2(h) | 5.5 |
10 | [トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM] | 41*41*67.3(h) | 35*35*4.3(h) | 10.0 |
■製品毎
①[ピコグリル/PG498]※派生品所有(YZさん、HKさんも所有)
言わずと知れた芸人のヒロシさんも愛用のピコグリル。軽量コンパクトという言葉を具現化したような焚火台。派生品も多く販売されている。
②[ピコグリル/PG760]
大判のピコグリル。オートキャンプならこのサイズの方が灰も落ち難くて使い易い。
③[TokyoCamp/焚火台]
拡張オプションが豊富なピコグリル派生のコンパクト焚火台。
④[マーグス/ラプカ]
風の影響を受けやすいため風防セットは必須。ゴトクの高さを3段階調整できるためピザも焼ける。
⑤[ベルモント/TOKOBI]※KKさん友人所有
フルセットモデルならピザを焼くことも可能。
⑥[ユニフレーム/ファイヤグリル]※過去所有(KMさん所有)
言わずと知れた大ベストセラースクエア焚火台。
⑦[キャプテンスタッグ/ヘキサステンレスM]※KUさん所有
以前レンタルで使用したことがあるが薪を投入し易く、燃焼効率が高いため立ち上る炎を楽しめる。
⑧[ユニフレーム/薪グリル ラージ]※現在所有
横型の焚火台。スクエア型に比べ熾火を作るのが少し難しいがソロでグリル兼用焚火台として便利。収納時の収まりが少し悪いのが不満。
⑨[スノーピーク/焚火台L]※過去所有
コチラも大ベストセラーなスクエアな焚火台。展開収納が簡単で薪もくべ易いが、重いので取り回しが悪く感じ譲渡。
⑩ [トリパスプロダクツ/グルグルファイヤーM]※過去所有
外観に惚れて購入したのだが10kgの重さは取り回しが悪く、組み立ても少し面倒なので出動率が低くなってしまったため譲渡。

■まとめ
小生の焚火台に求める条件は①重量は5kg未満であること、②市販の薪を割らずに使えることの2点。加えて、ファミキャンではグルメ兼用でなくてもよいが、ソロキャンはグルメ兼用が出来る機種が望ましい。その観点で他の焚火台を比べて[マーグズ/ラプカ]の功罪を列記してみた。魅力的な焚火台であるとは間違いない。
◎グリルの高さが3段階調節可能
これにより上下を熱源として利用できるためピザを焼くことも可能。また、焼網の高さを変えることが出来るので食材は食べるペースによって使い分けることも出来る。
○1.8kgと軽量で収納時もコンパクト
ピコグリルシリーズに比べると重いが2kg弱軽量と言ってよい重さ
○オプションが豊富
風防やゴトク、焼網、鉄板等の拡張オプションが豊富。風防とゴトクは純正、焼網や鉄板は汎用品でも対応できるかな。
○薪を割らずに使用可能
40cmクラスの市販の薪なら割らずに使用できる。
×組立が少し面倒
やはりパーツを組み立てるのは実際には少し面倒かもしれない。
×灰が落ち易く、舞い易い
ロストルがフラットなので微風でも灰が舞い易いかもしれない。その場合は風防を取り付ければよいのだが一手間かかる。灰が落ちやすそうなので灰受けシートは必須。
×値段が高い
実売価格が2万近くと少々お高め。
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