[Soomloom/AdranusヘキサタープTC 420*540] ~解剖の儀~

[Soomloom/AdranusヘキサタープTC]の仕様確認とタープポールの長さ、所有テントの併用等、解剖の儀を執り行う!

■仕様

[Soomloom/AdranusヘキサタープTC]の稜線長は420cmと標準的な長さだが、ルーフ長が540cmと長いタイプのポリコットン生地のヘキサタープ。カラーは1色展開。用途的には同じルーフが長い[テンマクデザイン/焚火タープ TC コネクト ヘキサ]と同じく側面スクリーンタープアレンジが可能なヘキサタープと言える。

サイズ:約420*540cm
素 材:ポリコットン(コットン35%、ポリエステル65%)
重量:約4.2kg
収納サイズ:約42*22cm
付属品:専用収納バッグ ペグ*8本 自在付きロープ*6本


 

Soomloomのレクタタープには稜線長が同じ420cmでルーフ長が130cm短い410cmのタイプもラインナップされている。カラー展開数も多くコッチがSoomloomのヘキサタープの主力なのだろう。…ピンクのTC幕って初めて見た!

サイズ:約420*410cm
素 材:ポリコットン(コットン35%、ポリエステル65%)
重量:約3.8kg
収納サイズ:約36*16cm
付属品:専用収納バッグ ペグ*8本 自在付きロープ*6本








 

■所有幕とのサイズイメージ

カタログに掲載されたイメージ図をトレースしたものと、稜線長420cmとルーフ長540cmをパワーポイント図形の縦横サイズに当てはめた図のサイズ感が結構違う。

口コミや写真を見る限りカタログに掲載されている図はレクタタープに近く形状をしており結構差異があるように見える。実寸に近いイメージ図は下図右側かと思われる。

所有タープとのイメージ比較。稜線長は[テンマク/PEPOタープ]よりも40cm長く、ルーフ長は[スノーピーク/スクエアエヴォPro.]より100cm長い。



 

■単独設営イメージ

所有タープポールで使用可能な5つの長さにおける設営イメージ。イメージ図を見る限りファミキャンなら280cm*2、ソロキャンなら250cm*2を出動するのが良さそうだ。

≪メインタープポール≫
①280cm*2
②250cm*2
③240cm*2
④210cm*2
⑤200cm*2
⑥280cm*1/210cm*1

所有タープとメインタープポール長の組合せを考えてみた。

[メーカー/製品名] タイプ 稜線
(cm)
ルーフ
(cm)
オガワ/
ロッジシェルターⅡ
オガワ/
タッソTC
ヘリノックス/
タクティカルコットテント
[スノーピーク/スクエアエヴォPro.] レクタ 500 440 280cm*2 280cm*2 ×
[Soomloom/ヘキサタープTC] ヘキサ 420 540 280cm*2 250cm*2 250cm*2
[テンマク/ムササビウィング13TC] ペンタ 390 380 × 150cm/250cm ×
[テンマク/PEPOタープ] レクタ 380 420 250cm*2 250cm*2 250cm*2
[Soomloom/レクタタープTC] レクタ 300 385 250cm*2 250cm*2 250cm*2
[フィールドア/スクエアタープS TC スクエア 280 280 × 200cm*2 200cm*2
[Soomloom/レクタタープTC] レクタ 250 295 × 200cm*2 200cm*2
①≪メインタープポール280cm*2≫

大型ヘキサタープなので単独設営の場合メインタープポールは280cm*2が一番バランスが良いと思われる。

②≪メインタープポール250cm*2≫

[オガワ/タッソTC]のヘキサスタイルの高さが250cmなのでタープを併用する際に250cmのメインタープポールを使うとバランスが良いと思われる。

③≪メインタープポール240cm*2≫

250cmとほぼ同等なイメージ。

④≪メインタープポール210cm*2≫

両サイドルーフを直接ペグダウンしスクリーンタープ調に使う場合は210cmにすると一番バランスが良さそう。

⑤≪メインタープポール200cm*2≫

ロースタイルとなりタープ下で直立できるスペースが少ない。強風時にどうしてもタープを張りたいときは200cmの高さが良いが出動機会は少ないかな。

≪ルーフ辺を直接ペグダウン≫

280cmポールを使った場合は両ルーフ端を直接ペグダウンすることは出来ない。250cm/240cm/210cm/200cmの4つの高さのイメージ図を見る限り210cmもしくは240cmが使い易そう。

■[オガワ/タッソTC]との併用イメージ

≪並列設営≫

タッソTCとヘキサタープを並列設営。メインタープポール長は280cm*2。


 

サブポール180cm*2で片ルーフを立上げ。

 

≪ダブルファスナー仕様≫

入口ファスナーがダブル仕様なので薪ストーブの煙突を出す感じでポールをそこから出してタープを設営。設営スペースは縮小できるが雨天時にポール部から雨が侵入してしまうかもしれない。雨天撤収差の際、タープを残したままテントを先行撤収でき、タープ下での作業が可能。

≪ジョイントパーツ仕様≫

別売りのジョイントパーツを使ってタッソTCの頂上部と連結。メインタープポールは280cm*1。強風時にタッソTCの支柱ポールに掛かる負荷が心配。雨天撤収差の際、タープを残したままテントを先行撤収できないのでタープ下での作業が不可となる。




メインタープポールはタッソTCヘキサスタイルと同じ250cmに変更。



≪オガワ張り≫

セッティングテープを使ってオガワ張り。大型タープなので風の影響を受けやすく実用的はなさそう。雨天撤収差の際、タープを残したままテントを先行撤収でき、タープ下での作業が可能。


≪過保護張り≫

タープが大きいのでイメージ図から推測するにギリギリ過保護張りも可能かも。雨天撤収差の際、タープを残したままテントを先行撤収でき、タープ下での作業が可能。

■[ヘリノックス/タクティカルコットテント]との併用イメージ

タクティカルコットテントとの併用は過保護張り。タープを先行設営すれば炎天、雨天時でもタープ下で作業し易い。





 

≪メインタープポール250cm*2≫

メインタープポール250cmを使った際のイメージ。恐らくタクティカルコットテントと併用する際には一番バランスが良い。

≪メインタープポール200cm*2≫

メインタープポール200cmを使った場合はロースタイルになり、直立できるスペースが少なくなる。強風でもない限り出動機会は少ないかな。

≪メインタープポール280cm*1/210cm*1≫

メインタープポールの長さに70cmの差をつけて設営。

 

■[オガワ/ロッジシェルターⅡ]との併用イメージ

ロッジシェルターⅡの短辺側に並列設営。単独キャンプでは明らかに広い!2家族グルキャン用かな。メインタープポールは280cm*2。


 

ロッジシェルターⅡの長辺側に並列設営。


 

■まとめ

単独設営の場合、メインタープポール長の長さはファミキャンなら280cm、ソロキャンなら250cmがメイン使いとなる。

我家の所有3幕における一番相性の良いのは[オガワ/タッソTC]。ソロキャンなので設営スペースがミニマムとなるジョイントパーツ経由での250cmポール*1を使った連結スタイルが良いかな。

[ヘリノックス/タクティカルコットテント]と併せる場合は過保護張り。

[オガワ/ロッジシェルターⅡ]と併せる場合は2家族グルキャン時の並列張り。導線を考えるとロッジシェルターⅡの短辺側に連結した方が良い。

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