[ヘリノックス/タクティカルコットテント] ~タープ併用の儀~

先のキャンプ際に[ヘリノックス/タクティカルコットテント]の脚フレームを上下逆で設営しようとしてしまったためにジョイント部が破損。近所のモンベルにて持込修理をいらいするも“タクティカルシリーズ”は販路が違い修理部品が無いとのことで受理して貰えず(>_<)。止む無く少し遠いが販路のある『A&Fカントリー』の販売店に持込したところ修理可能とのこと(^▽^)/。スタッフさんの対応も丁寧で好感が持てた。早々に在庫部品を取り寄せてくれて店舗にて修理してくれるとのことで納期予定は12/16と思ったより早い。⇒12/15に修理完了の連絡あり。修理費用は1,320円。

帰りに『ogawa GRAND lodge』に寄ってみたら、12/11から展示品アウトレット処分セールがやっていた。気になった製品はコチラ。[オガワ/ツインピルツフォークL用ハーフインナー]はこのタイミングで購入したら30%オフで買えたのか…[オガワ/ロッジシェルター用TCインナー2人用]や[オガワ/ステイシーSTⅡカーキ][オガワ/タッソ]も思わず物欲の虫が疼いたが冷静に考えると必要が無いため思い留ることにする…来年もこの時期に店舗訪問しようかな。

・[オガワ/ロッジシェルター用TCインナー2人用]26,950円(30%オフ)
・[オガワ/ステイシーSTⅡカーキ]32,340円(30%オフ)
・[オガワ/ロッジシェルターⅡ]127,600(20%オフ)※ポールのショックコード緩みあり
・[オガワ/タッソTC]49,302円(10%オフ)※パッケージ不良
・[オガワ/タッソ]35,000円(20%オフ)
・[オガワ/ツインピルツフォークL用ハーフインナー]14,630円(30%オフ)

さて今回の記事は先のソロキャンの際に執り行った[ヘリノックス/タクティカルコットテント]のタープ併用の儀をまとめてみた!

■タクティカルコットテント構成品仕様

[ヘリノックス/タクティカルコットテント]をハイコット仕様で設営するのに必要な構成品は以下の4点。本来は[ヘリノックス/タクティカルコット]用となっているが、[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]にも取り付け可能のは先の記事でも検証済。

・[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]
【外寸】190*68*16(h)cm
【収納サイズ】54*16*16(h)cm
【総重量】2.32kg

・[ヘリノックス/コットワンコンバーチブルコットレッグ12本セット]
【外寸】22*22*29(h)mm
【総重量】0.51kg

・[ヘリノックス/タクティカルコットテント ソロフライ]
【外寸】290*280*140(h)cm
【総重量】1.43kg

・[ヘリノックス/タクティカルコットテント ソロインナーメッシュ]
【外寸】70*190*95(h)cm
【収納寸】57*20*20(h)cm
【総重量】1.59kg






 

■タクティカルコットテントと併用するタープ

タープ併用イメージから相性が良いと思われる2幕を実際に検証。ポリコットン生地の[Soomloom/レクタタープTC 300*385cm]ではなく軽量で取り回しの良いナイロン生地の[Soomloom/レクタタープNL 300*385cm]を使用。

①[Soomloom/レクタタープTC(NL) 300*385cm]
②[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]





■タクティカルコットテントの設営

先のキャンプ時に時間あったため検証予定リストの中から3点実施してみた。

□フルペグダウン
✅長辺側両面の半面開放
□全面巻き上げ仕様
✅130cmポール*2を使用した半面キャノピー立上げ
□ローコット仕様でのフライ装着
✅前室レイアウト(焚火テーブル/フィールドラック/フォールディングチェア)

[ヘリノックス/タクティカルコットテント]をハイコット仕様で設営。

ベンチレーター側を半面開放。こちら側はキャノピー立上げは出来ないのでこちらを後面として使用するのが正方向になるのだろう。

反対側のキャノピー側を半面開放。キャノピー立上げ可能なのでこちらを前面として使うのが良い。

前室と側室に[ユニフレーム/フィールドラック]、[ユニフレーム/焚火テーブルラージ]を配置。

 




 

[コールマン/コンパクトフォールディングチェア]を配置。フルクローズ時でもかなり狭くなるが使用可能。


 

全幅200cmの[オガワ/フォームマット2]を敷いてみたが少し大きい。全幅190cmの[サーマレスト/マットレスZライト]ならジャストかな。




天井には2つのメッシュポケットが付いている。

8インチクラスのタブレットを入れると多少不鮮明になるが寝ながらの視聴も可能。

短辺側の幕壁が直角に近いため身長175cmの小生の足先はメッシュテントに干渉しない

130cmポール*1でキャノピー立上げ。


 

130cm*2でキャノピー立上げ。片面ずつなら立上げ可能だが、長辺側全面は構造上出来ない

■[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]との併用

メインタープポール250cm*1/150cm*1を使ってセッティングテープ[HIMIMI/タープ延長ベルト]を使ってオガワ張り。


 

まずは雨に濡れない導線を確保するためにテントとタープの隙間を極力無くすために近づけて連結。テント側のタープのガイロープがテントフライに干渉してしまう。


 

セッティングテープのハトメを一つ広げて再設営。ガイロープの干渉は無くなるが今度は雨に濡れない導線が確保できない。[ヘリノックス/タクティカルコットテント]と[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]の相性は余り良くないかな。。



■[Soomloom/レクタタープNL 300*385cm]との併用

メインタープポール200cm*2+サブタープポール130cm*2で連結。ほぼほぼ過保護張り調になり且つタープ下のリビングスペースも確保できる。[ヘリノックス/タクティカルコットテント]と[Soomloom/レクタタープNL 300*385]の相性は良い



■まとめ

予想に反して[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]はセッティングするまでの工程が少し手間なのと、雨に濡れない導線を確保できないため併用タープとしては相性は良くない。[ヘリノックス/タクティカルコットテント]の併用タープは[Soomloom/レクタタープ300*385NL]の方が相性が良いと言える。日差しが強い場合はポリコットン生地の[Soomloom/レクタタープ300*385TC]、雨天の場合はナイロン生地の[Soomloom/レクタタープ300*385NL]と併用するのが良いかな。


 

夏季もしくは春秋季のキャンプ、雨天キャンプの際にタープを先行して設営し、タープ下で[ヘリノックス/タクティカルコットテント]を設営するというスタイルは実用度が高そう。長辺側にそれなりに広い前室があるためフルクローズ時でもテーブルや棚、チェアを配置することが出来る。石油ストーブのインストールは無理そうだがガスストーブ[センゴクアラジン/シルバークイーン]なら何とか置けるかもしれない。


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