テントコットを考える2021 ~カンガルースタイル編~

今回は日本ではニッチな存在であるテントコットのカンガルースタイル運用について考えてみる。シェルターにコットやインナーテントを入れると幕内レイアウトの自由度が増す。テントコットはコットの地面の影響を受けずに寝心地が良いということに加え、テント部があることにより虫の影響を排除することが出来る点が利点である。

①テントとコットを組み合わせてテントコット化
②1パッケージングされたテントコット

①テントとコットを組み合わてテントコット化

実際に小生もハイコット仕様の[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]に[フィールドア/ポップアップメッシュテント]を装着してテントコット化しての使用経験がある。ポップアップメッシュテントの外寸が230*70*70(h)cmとそれなりに大きいため、外寸190*68*16(h)cmのコットワンコンバーチブルの上に置くと短辺側は飛び出て長辺側は若干垂れるが使用には特に問題はない。コットの横幅は70cm程必要となるため60cm以下のスリムコットでは使い難いかもしれない。テントコットとしての総重量はハイコット仕様で約3.8kg。

・[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]
外寸190*68*16(h)cm/収納寸54*16*16(h)cm/重量2.32kg
別売りのコットレッグ(0.48kg)を取り付けると高さ38cmのハイコットしても使用可能。

・[フィールドア/ポップアップメッシュテント]
外寸230*70*70(h)cm/70*70*4(h)cm/重量1.0kg

◇コット部

[フィールドア/ポップアップメッシュテント]をテント部として装着する場合は、最低でも奥行70cm弱は欲しいところ。

・[WAQ/2WAY フォールディング コット]
外寸190*67*37(h)cm/収納寸60*18*18(h)cm/重量3.2kg
コットレッグを取り外せば高さ18cmのローコットとして使用することも出来る。[フィールドア/ポップアップメッシュテント]の重量が1.0kgなのでテントコットとしての総重量は約4.2kg。


・[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]
外寸190*68*16(h)cm/収納寸54*16*16(h)cm/重量2.32kg
所有。別売りのコットレッグ(0.48kg)を取り付けると高さ38cmのハイコットしても使用可能。


・[オガワ/GIベッド ワイド]
外寸205*75*49(h)cm/収納寸104*20*20(h)cm/重量7.1kg
奥行75cmのワイドタイプ。展開収納は楽だが収納サイズが大きく重い。


・[ヘリノックス/コットマックス コンバーチブル]
外寸210*75*17(h)cm/収納寸58*17*17(h)cm/重量2.83kg
奥行75cmのワイドタイプ。レギュラーは3脚だがこちらは4脚タイプ。


・[サーマレスト/ベッドコット エクストララージ]
外寸196*76*10(h)cm/収納寸46*18*18(h)cm/重量2.0kg
奥行76cmのワイドタイプ。収納はコンパクトだが脚部の取付箇所が多く展開は大変。


・[DOD/ワイドキャンピングベッド]
外寸190*77*19(h)cm/収納寸80*20*4(h)cm/重量4.4kg
奥行77cmのワイドサイズ。


◇テント部

コットの上に装着するテント部の種類は少ない。メッシュタイプが多くスクリーンタイプはほぼない。

≫ポップアップ式

・[フィールドア/ポップアップメッシュテント]
外寸230*70*70(h)cm/70*70*4(h)cm/重量1.0kg
所有幕。全幅が長いので身長175cmの小生の足先は幕壁に干渉しない。


・[アルパイン/ポップアップュシェルターテントⅡ]※インナー部
外寸236*78*80(h)cm/収納寸68*68*10(h)/重量2.6kg
フライ付き。


≫フレーム式

・[WIWO/キャンプベッドメッシュテント]
外寸195*63*94(h)cm/34*40*5(h)cm/重量1.02kg
全幅が短いので幕壁の角度を考えると身長175cmの小生では足先が干渉する恐れがある。


・[テンマクデザイン/モノポールインナーテント]
外寸210*70*97(h)cm/51*11*11(h)cm/重量1.28kg
ボトムが細く高さがありコットの上に置いて使用する際は不安定になる恐れがある。


・[テンマクデザイン/モノポールインナーテント メッシュ]
外寸210*70*97(h)cm/51*11*11(h)cm/重量1.14kg
ボトムが細く高さがありコットの上に置いて使用する際は不安定になる恐れがある。


・[ヘリノックス/タクティカルコットテントソロインナー]
外寸190*70*95(h)cm/57*20*20(h)cm/重量1.59kg
[ヘリノックス/タクティカルコット]用のメッシュテントだが装着の写真を見る限り所有のコットワンでも取付は出来そうな感じ。全幅190cmと短いが幕壁が垂直に近いので身長175cmの小生の足先は干渉しなさそう。別売でフライシートの設定もある。非常に魅力的な製品だが如何せん価格が高い。




・[DOD/フカヅメカンガルーテントSS]
外寸215*95*116(h)cm/43*15*15(h)cm/重量2.4kg
奥行が95cmあるのでコットの上に載せて使用するのは少し厳しいかもしれない。コットの上に載せるではなく内包するなら余裕のあるボトムサイズ。テント部に当テントを載せることができれば、コットン素材なので冬キャンで結露が発生し難くて理想的なのだが。

※画像はDODホームページより引用

②1パッケージングされたテントコット

 

≫軽量タイプ(10kg未満)

テント部とコット部が分離できるものが多く軽量で収納時のサイズもコンパクトなものが多い。その分剛性が低いのでインナーテントとして使用するならとにかくアウターテントと使用するならきちんとガイロープのペグダウンしないと不安定。

・[DESERTWALKER/1人用テントコット]
外寸200*66*120(h)cm/56*15*15(h)cm/重量2.6kg
ミニマムな軽量テントコット。全幅が200cmなので身長175cmの小生では足先が幕壁に干渉するかもしれない。分離使用可能。


 

・[DesertWalker/テントコット2WAY]
外寸210*65*123(h)cm/50*17*17(h)cm/重量4.5kg
付属のフライを使えば単独でも使用可能。


 

・[UnaFreely/テントコット]
外寸210*110*100(h)cm/60*20*18(h)cm/重量4.7kg
軽量テントコット。全幅が210cmなので身長175cmの小生では足先が幕壁に干渉するかもしれない。分離使用可能。



 

・[TOBAU/コットテント]
テント部:外寸195*70*125(h)cm/収納寸50*18*18(h)cm/重量2kg
コット部:外寸195*67.5*38(h)cm/収納寸50*15*12(h)/重量2.8kg
総重量4.8kgの軽量分離型コットテント。


・[DOD/コットテント]
外寸248*235*125(h)cm/重量5.1kg
バイクツーリング用の収納がコンパクトになるテントコット。分離使用可能。


・[REDCAMP/テントコット]
外寸206*71*94(h)cm/収納寸104*23*18(h)cm/重量6.35kg
全高が高いテントコット。分離使用可能。


≫重量タイプ(10kg以上)

フレームがしっかりしているモデルが多く剛性も強い。フライシートを装着することによりアウターテントとしても使用可能。

・[Kamp-Rite/オリジナルテントコット]
外寸214*71*61(h)cm/収納寸89*79*15(h)cm/重量11kg
床面地上高28cm、フライシート式の定番テントコット。展開収納は楽だが収納サイズがバカデカイ(>_<)。以前同タイプの[クオルツ/イージーキャンパー]を所有していたことがあるが収納サイズが大きくて車載を圧迫して手放した経緯もあるが、シェルター泊を考えると非常に魅力的な製品でもある。値段も高くせめて3万以下になれば検討したいのだが。




・[Kamp-Rite/テントコット オーバーサイズ]
外寸220*81*100(h)cm/収納寸86*86*15(h)cm/重量11kg
床面地上高35mで天井フレームポール採用により幕内空間がオリジナルシリーズより広い。




・[Kamp-Rite/コンパクトテントコットExtraLarge]
外寸214*84*155(h)cm/収納寸107*21*23(h)cm/重量13kg
床面地上高58cmとハイコット仕様のテントコット。






・[HuChengH/テントコット]
外寸200*80*155(h)cm/収納寸106*87*80(h)cm/重量13.5kg
天井に高低差があるタイプのコットテント。キャンプで使うには色がポップ過ぎるかな。


 

・[SEMI-HG/高床式テント]
外寸212*85*111(h)cm/収納寸86*86*22(h)cm/重量14kg
天井部にフレームを使うことで広い幕内空間を実現している。重い。


まとめ

展開収納の手軽さを考えるとパッケージ化されたテントコットだがやはり車載を考えると軽量コンパクトな分離型がよい。また、あくまでシェルター内でカンガルースタイルでのインナーテント使用のモスキートネット用途なのでフレーム剛性は高くなくても良い。気になるコットテントは以下の2製品。

・[Kamp-Rite/オリジナルテントコット]
テントコットの老舗メーカー“Kamp-Rite”のコットテント。収納サイズが大きく車載を圧迫するが、展開収納の行程は少なく時短作業が可能。ソロキャンメインになったら補完したい。


・[ヘリノックス/タクティカルコットテントソロインナー]
タクティカルコット専用設計なので恐らく同サイズのコットワンコンバーチブルでも使用可能。短辺側の幕壁が垂直に近いので身長175cmの小生の足先の干渉は大丈夫そう。インナーのみだと明らかに風に弱いが基本、シェルター内でインナーテントとして使用するため特に問題はない。現状、小生のニーズに一番マッチしているインナーテント。フルクローズになると冬キャンでも使い易いのだけど…別途フライシートも発売されており、夏場ならアウターテントとしても使えるかも。フライシートの製品紹介写真にはフルクローズインナーが使われているのでその内販売されるのかもしれないけど。


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