気になる焚火台2021 ~ピコグリル派生編~

コンパクト軽量で通常サイズの薪もそのまま使用できる大ヒット焚火台“ピコグリル”の派生品含めた10製品を比較検討してみた。

■仕様比較(全幅順)
何れも1kg以下の軽量モデルの全幅40cm前後の長辺側中折れタイプの焚火台。ちなみにソロキャンパーで大人気なのはピコグリル398サイズ。尚、重量は本体のみと、総重量が混在しているので同一条件ではない。

No. [メーカー名/製品名] 外寸(cm) 収納寸(cm) 重量(g)
[HHSUC/焚火台] 36*20*26(h) 記載なし 986
[ピコグリル/PG398] 38.5*26*24.5(h) 33.5*23.5cm*1(h) 365
[UPGO/焚き火台] 38.5*26*24.5(h) 33.5*23.5*1(h) 648
[HGONGHGONG/焚き火台] 38.5*28*23(h) 33*23*2(h) 900
[PEACE CORNER/焚火台680] 39*22*25(h) 31*23 680
[kumako/焚火台] 39*26*26(h) 30*23*2(h) 650
[TokyoCamp/焚火台] 40*22*26(h) 30*22 965
[ピコグリル/PG498] 41*28*21.5(h) 35*25*1.8(h) 490
[PEACE CORNER/焚火台760] 53*41*28.5(h) 47*31 760
[ピコグリル/PG760] 54*38*27(h) 45*30*2.5(h) 740

※正確な仕様は各メーカーHPを参照のこと

■10製品
長辺側中折れタイプでもフレームが棒状タイプと板状タイプの2種類に大別される。棒状タイプの方がメンテンナンスは楽だが強度は若干弱く、逆に板状タイプは強度はあるがメンテナンス(煤払い)が少し面倒かもしれない。

①[HHSUC/焚火台]★☆☆
外寸36*20*26(h)/収納寸 記載なし/重量986g
五徳の高さが2段階。


 

②[ピコグリル/PG398]★★☆
外寸38.5*26*24.5(h)cm/収納寸33.5*23.5cm*1(h)cm/重量365g
標準サイズのピコグリル。最軽量。


③[UPGO/焚き火台]★☆☆
外寸38.5*26*24.5(h)cm/収納寸33.5*23.5*1(h)cm/重量648g
反りがあり底が深め。


④[HGONGHGONG/焚き火台]★★★
外寸38.5*28*23(h)/33*23*2(h)cm/重量870g
板状タイプフレームで強度がありそう。見た目もカッコいい。


 

⑤[PEACE CORNER/焚火台680]★★★
外寸39*22*25(h)cm/収納寸31*23cm/重量680g
灰受けがそのまま収納ボックスになるタイプ。


⑥[kumako/焚火台]★★☆
外寸39*26*26(h)cm/収納寸30*23*2(h)cm/重量650g
炭受けが浮いているタイプ。


 

⑦[TokyoCamp/焚火台]★★★
外寸40*22*26(h)cm/収納寸30*22cm/965g
国内製の焚火台。オプションも豊富。炭を乗せる台が他の焚火台に比べ平で薪は乗せ易そうだが、風の影響を受けやすく灰が舞いそう。


 

⑧[ピコグリル/PG498]★☆☆
外寸41*28*21.5(h)cm/収納寸35*25*1.8(h)cm/重量490g
少し大きめのピコグリル。


⑨[PEACE CORNER/焚火台760]★☆☆
外寸53*41*28.5(h)/47*31cm/重量760g
A3サイズの大きめの焚火台。


 

⑩[ピコグリル/PG760]★☆☆
外寸54*38*27(h)cm/収納寸45*30*2.5(h)/重量740g
A3サイズの特大ピコグリル。


 

■まとめ
長辺側中折れタイプの焚火台は中央部分が窪んでいるため、着火剤を置きやすく火も起こしやすい印象。フレームがポール状のものと板上の2タイプがあるが、板状の方が安定感はありそうだが手入れは少し面倒そう。補完するとしたら以下の3点かな。

気になっている焚火台は少し重いが見た目がカッコイイ[HGONGHGONG/焚き火台]。フレームは板状タイプ。灰受けは付属していないので別途汎用品を補完する必要がある。ピコグリル398で[キャプテンスタッグ/角皿トレー]を使っている人が多いみたいだが当製品で使えるかは不明。



 

収納ケースが炭受けにもなる[PEACE CORNER/焚火台680]も捨てがたい。フレームは棒状タイプ。



次点はオプションが豊富な[TokyoCamp/焚火台]。他の物に比べて底が浅いので少しの風で灰が舞いやすそうな点が気になる。フレームは棒状タイプ。国内メーカー製。








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