■展示確認
オガワショップに[オガワ/タッソTC]の展示を見に行ってきた。予めオガワショップに電話確認したところ展示はしていないが、来店までに設営してくれるとのこと。ありがたや(^▽^)/。早速実機確認。サンドベージュカラーはカタログ写真で見るよりもカッコイイ！幕内は思ったよりも小振りでゆったりソロ使いといったとこか。やはりスカートはポリコットンではなくポリエステル製。また、ファスナーカバーも同様。ポリエステル生地は焚火をしている際に突風で火の粉が舞った際に穴が空くリスクがある。スカートは乾き難いのでポリエステル生地を採用したのだろうが、個人的にはポリコットン生地の方が良かった。スカートは内側に追ってトグルで固定することが出来きるのだからポリコットン生地でも大丈夫っぽいけど。ちなみに現在在庫切れで10月末に入庫予定だが本数は少ないとのこと。尚、写真はスタッフさん了承の下撮影。
≪確認したこと≫
■各辺の長さ
⇒ポリコットン部は約180cm、ボトム部は約185cm、当初の予測値の220cmよりも大幅に短い
■スカートの生地
⇒スカート以外ではファスナー保護ベルトと頂点の生地もポリエステル生地
■ガイドロープの数
⇒各辺にループがあり計8カ所の取付可能
■上部ベンチレーター
⇒開閉式で雨天時は閉じないと雨が侵入すると思いきや、立上げバーをセットすれば通常のベンチレーターのように使用することが出来る。但し、幕内からの立上げバーへのアクセスはできないため立ち上げる前にセットしておく必要がある。また、ベンチレーター自体は小振り。
■4幕仕様比較
[オガワ/タッソTC]と同じポリコットン製ティピー型テント3幕含めた計4幕の仕様比較。一般的に多角形になる程、ペグダウン数が増え風に強い。
≪ボトム形状≫
四角形⇒[DOD/ショウネンテントTC]
五角形⇒[テンマクデザイン/サーカスTC DX]
六角形⇒[サバティカル/モーニンググローリーTC][オガワ/タッソTC]
■[テンマクデザイン/サーカスTC DX]と[サバティカル/モーニンググローリーTC]の比較
ボトムサイズが同等でスペックも類似している五角形ボトムの[テンマクデザイン/サーカスTC DX]と六角形ボトムの[サバティカル/モーニンググローリーTC]を含め3幕の仕様を比較してみた。尚、カタログ値にない箇所はイメーズから予想して表記しているため正確な値ではないのでご了承を。
| メーカー名 | オガワ | テンマクデザイン | サバティカル |
| 製品名 | タッソTC | サーカスTC DX | モーニンググローリーTC |
| タイプ | ティピー | ||
| 外寸(cm) | 413*370*250(h) ※ヘキサスタイル |
442*420*280(h) | 470*440*270(h) |
| 収納寸(cm) | 74*24*24(h) | 63*27*27(h) | 77*36*23(h) |
| 総重量(kg) | 10.5 | 12.3 | 14.4 |
| ボトム面積(m2) | 8.9 ※辺185cm正六角形と仮定 |
12.7 ※辺272cm正五角形と仮定 |
14.3 ※辺235cm正六角形と仮定 |
| 幕内体積(m3) | 7.4 | 11.9 | 12.9 |
| 生地 | ポリコットン | ||
| カラー | サンドベージュ | サンド ダックグリーン |
ライトベージュ |
| フレームポール(本） | 1 | 4 (メイン2/サブ2) |
|
| ポール材質 | アルミ | スチール | |
| ベンチレーター | 有 | ||
| フライメッシュ | 無 | 有 | |
| 背面開放 | 可 | ||
| 付属ペグ(本） | 16 | 16 | 14 |
| 付属ガイロープ(本） | 8 | 5 | 7 |
| スカート | 有 | ||
| スカート生地 | ポリエステル | ||
| 参考価格 | ¥54,780 | ¥43,780 | ¥43,780 |
※正確な値は各メーカーHPを参照のこと
≪ボトムイメージ比較≫
[オガワ/タッソTC]は六角形スタイルを選択し3幕のボトムイメージを比べてみた。尚、カタログ値にない箇所はイメーズから予想して表記しているため正確な値ではないのでご了承あれ。
[テンマクデザイン/サーカスTC DX]は五角形ボトムで一回り大きい。
[サバティカル/モーニンググローリーTC]は同じ六角形ボトムだが[オガワ/タッソTC]より二回り大きい。また、ベーススタイルの設営は[オガワ/タッソTC]や[テンマクデザイン/サーカスTC DX]の1ポールではなくメインサブ併せて計4ポール必要。その代わりボトムサイズの割に広い幕内空間を実現している。
■[DOD/ショウネンテントTC]との比較
小生の冬のソロキャン幕との仕様比較。フロア面積と体積はタッソTCは1辺185cmの正六角形として、[オガワ/ショウネンテントTC]は1辺220cmの正方形と仮定して算出。[オガワ/タッソTC]の方がフロア面積、体積共に二回り以上大きく、恐らくハイバックチェアも内包可能。反面、幕内空間がショウネンテントTCより約1.6倍程広いため暖房効率が悪いことが予想される。以前のキャンプでショウネンテントTC内で[フジカ/ハイペット]をした際の暖房能は10～15℃だったが少なくともそれよりは落ちることが想定される。となると冬キャンプは暖房効率のよい[オガワ/ショウネンテントTC]の方が使い易い。[オガワ/タッソTC]はむしろキャノピーアレンジが豊富で濃い日陰を作ることも出来るので日差しの強い3シーズン幕として使い易そう。
| メーカー名 | オガワ | DOD |
| 製品名 | タッソTC | ショウネンテントTC |
| タイプ | ティピー | |
| ボトム形状 | 六角形 | 四角形 |
| 外寸(cm) | 415*370*250(h) | 270*220*180(h) |
| ボトム面積(m2) | 8.9 | 4.8 |
| 体積(m3) | 7.4 | 4.5 |
| インナー外寸 | 別売 | 208*101*165(h) |
| 総重量(kg) | 10.5 | 8.5 |
| 収納寸(cm) | 74*24*24(h) | 56*24*24(h) |
| 生地 | ポリコットン | |
| フレームポール(本） | 1 | 2 |
| ポール材質 | アルミ | |
| ベンチレーター | 1 | 3 |
| フライメッシュ | 無 | 有(3) |
| 付属ペグ(本） | 16 | 18 |
| 付属ガイロープ(本） | 8 | 10 |
| スカート | 有 | |
| スカート生地 | ポリエステル | ポリコットン |
| ペグダウンなしで自立 | 不可 | |
| ポールをスリーブ に通す作業 |
無 | |
| 参考価格 | ¥54,780 | ¥39,600 |
≪ボトムイメージ比較≫
ショウネンテントTCとタッソTCのフロア面積比は（1:2）、体積比は（1:1.6)とサイズ感はかなり違う。
■所感
あくまで予想値であるが、ポリコットン製ティピー4幕はそれぞれのサイズ感が異なる。私見だが、[サバティカル/モーニンググローリーTC]はソロではかなり広く、デュオがベスト、[テンマクデザイン/サーカスTC DX]は余裕のあるソロ、[オガワ/タッソTC]は少し余裕のあるソロ、[DOD/ショウネンテントTC]はソロ専用といったところ。また、[DOD/ショウネンテントTC]を除く3幕は背面パネルが1面開放出来きることにより風の抜けがかなり良くなることが予想され夏場の暑さにも対応可能。背面パネルの開放可否は4シーズンで使えるか否かの重要なファクター。
≪面積≫
①[サバティカル/モーニンググローリーTC]⇒14.3m2
②[テンマクデザイン/サーカスTC DX]⇒12.7m2
③[オガワ/タッソTC]⇒8.9m2
④[DOD/ショウネンテントTC]⇒4.8m2
≪幕内体積≫
①[サバティカル/モーニンググローリーTC]⇒12.9m3
②[テンマクデザイン/サーカスTC DX]⇒11.9m3
③[オガワ/タッソTC]⇒7.4m3
④[DOD/ショウネンテントTC]⇒4.5m3
≪背面パネル≫
①[サバティカル/モーニンググローリーTC]⇒1面開放
②[テンマクデザイン/サーカスTC DX]⇒1面開放
③[オガワ/タッソTC]⇒1面開放
④[DOD/ショウネンテントTC]⇒1面メッシュパネル
①[サバティカル/モーニンググローリーTC]
⇒面積と体積を見る限りソロというよりデュオ向きの幕な感じがする。一回り小さいモデルが出ればソロ幕として使い易そう。そもそも人気がありすぎて買えないけど(>_<)。
②[テンマクデザイン/サーカスTC DX]
⇒冬のソロキャン幕のベストセラーシリーズであるが、薪ストーブをインストールしないのであれば少しサイズ感は大き目かも。カラーやオプション、ブログ記事等も圧倒的に多いので実際の使用感等を参考にし易い。
③[オガワ/タッソTC]
[テンマクデザイン/サーカスTC DX]よりも小さく、[DOD/ショウネンテントTC]より大きい。キャノピーアレンジも豊富なので寒暖差の激しい秋冬キャンプで真価を発揮しそう。
④[DOD/ショウネンテントTC]
冬のソロキャン幕として実際に使用。4幕中ミニマムであるが唯一メッシュパネル3枚を有し、暖房効率も良いので寒さ厳しい冬期での使い勝手が良い。メッシュは風の抜けが思いの外悪く、背面も開放できないため風が抜けないので夏場の使用には向いていない。
■妄想シュミレーション
仮に[オガワ/タッソTC]を導入するとしたら、まずは本体のみを購入しまずは所有ギアを使用して実際にキャンプに臨む。純正オプション品の購入可否はその後の検討といった感じかな。でもオガワ製品はロット数が少なく在庫切れが多いのであるときに入手しておかないとならずこれまた悩ましい(>_<)。
≪インナーテント≫
・[ヘリノックス/コットワンコンバーチブルハイコット仕様]+[フィールドア/ポップアップメッシュテント]
カンガルースタイルで運用
≪キャノピー立上げポール≫
・[スノーピーク/ウィングポール240・280]*1
3本継ぎで190cmとして使用。[オガワ/タッソメッシュスクリーン]取付時のメインポール推奨長。
・[スノーピーク/ライトタープポール125]
サイドアップポールとして使用。所有ポールの中で[オガワ/タッソメッシュスクリーン]取付時のメインポール推奨長130cmよりも5cm短い。
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