[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ～TCインナー5人用導入編～

先のキャンプにて[オガワ/ロッジシェルターⅡ]用の純正吊り下げ型インナーテント[オガワ/ロッジシェルターTCインナー5人用]初張りの儀を執り行う。

■仕様
オガワHPより引用した仕様と取説はコチラ。サイドはポリコットン、ボトムが高耐水圧のPVC仕様となっており総重量がフレームレスにも拘わらず7.5kgとフレーム式インナーテントに迫るもしくは超える重量となっている。結局、別途、PVCマルチシートと併用するのでインナーテント本体は軽量化しても良かったのではないか…とふと思ふ。

※オガワHPより引用

 

■重量
ロッジシェルターⅡのフライとポール、インナーテント、PVCマルチシートを合わせた総重量は実に37kgとメガトン級の重さ(>_<)。快適さとトレードオフであってくれ！

インナーテント	5人用インナー PVCマルチシート	カンガルーテントS/ ポップアップメッシュテント	カンガルーテントM
フライ重量(kg)	9.7
ポール重量(kg)	16.4
インナー外寸(cm)	340*220*205(h)	220*150*128(h)/ 230*70*70(h)	210*210*140(h)
インナー重量(kg)	7.5	5.3(4.3/1.0)	4.9
インナー生地	ポリコットン	コットン/ ポリエステル	コットン
PVCマルチシート(kg)	3.44	–	–
総重量(kg)	37.0	31.4	31.0

■開封の儀
7.5kgとインナーテントとしてはゲンナリする程の重さ(>_<)。

■初張の儀
まずは、[オガワ/ロッジシェルターⅡ]を設営。

重量3.44kgの[オガワ/PVCマルチシート340cm×220cm用 1404]を敷く。四隅のピンを脚フレームの石突部に引っ掛けることができるので成形し易い。

 

重量7.5kgの[オガワ/ロッジシェルターTCインナー5人用]をPVCマルチシートの上に広げる。…重い(>_<)。

オガワのロゴがある方が前方となる。

上面ピンフックをフレーム関節部のプラスチックの穴に引っ掛ける。

ボトム四隅のハトメに脚フレームの石突部を刺す。少し作業が大変だがこれによりボトムの寄れがなくなりピンと張ることが出来る。

プラスチックフックをフレームポールに引っ掛け、留め具を絞り幕体にテンションを掛ける。

完成。サイドにメッシュパネルがあればインナーテント内からの視界が良くなるのと、外から見て開放感があるのに少し残念。

5人用インナーテントは[オガワ/ロッジシェルターⅡ]の幕内の半分を占有するが、その分インナーテント内は広い。ボトムは耐水圧10,000mm以上PVC素材で浸水のリスクは極めて少ないがその分重量増の原因にもなっている(>_<)。

インナーテント内上部には6つのランタンフックあり。頂上部はランタン、四隅は物掛けロープを通すのかな？

前後パネルはトリプルファスナー仕様なので電源コード類を引き込むことが出来る。

メッシュの透明度も高い。

 

D字型パネルのため出入りは右方となる。砂塵がインナーテントに入らないように出入口に[キャプテンスタッグ/フリーボード 52*41cm]を設置。

 

入口側両サイドには大き目のメッシュポケットが付いている。マットやコットの収束ベルト入れとして使う予定。

天井幕壁はポリコットン生地で質感も良く結露も発生し難い。

幕内左側に[サーマレスト/ベースキャンプL]を設置。幕内中央にリビングスペースとして[オガワ/フォームマット2]の上にエルパソマットを敷く。

幕内右側にハイコット仕様の[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル]を設置。

 

■所感
元々耐水性の高いPVCマルチシートと併用するならインナーテントボトムの耐水性を抑えてその分軽量化して欲しい。インナーテント単体7.5kg、PVCマルチシート3.44kg、計10.94kgは重すぎる…併せて5kg程なら有難いm(__)m。両サイドにもメッシュパネルがあれば換気能もあがり、インナーテント内から視界が良くなって良かったかな。