3点支持のフレーム式のサンシェード[ケルティ/サンシェード ウィズウォール]を所有のテント&タープと比較しながら解剖検証してみた。
■仕様
メーカーHPから引用したカタログスペックと特徴はコチラ。カラーは濃ブラウンと薄グリーンの2つ。
【商品番号】A40816720
【素材】本体:68D ポリエステル / 耐水圧 1,000mm
サイドウォールパネル:68D ポリエステル
ポール:ファイバーグラス
ペグ:アルミニウム
【サイズ】381 x 381 x 221 cm
【重量】5.5 kg (パッキング時)
【特徴】
・付属のサイドウォールはどの辺にもフィットします。
・3本の同じ長さのファイバーグラス。
・ポールのほとんどを覆うポールスリーブ。
・特徴的なカラーが2色。
・キャリーバッグ付き。
・ガイラインストレージポケット付き。
■レクタタープ比較
所有のレクタタープ[Soomloom/レクタタープTC]と[テンマクデザイン/PEPOタープ]との仕様比較。レクタタープは幕生地のみの仕様でペグダウン数は標準張りを想定。
[メーカー/製品名] | [ケルティ/ サンシェード] |
[Soomloom/ レクタタープTC] |
[テンマクデザイン/ PEPOタープ] |
生地 | ポリエステル | ポリコットン | ポリコットン |
外寸(cm) | 381*330*221(h) | 300*385 | 380*420 |
収納寸(cm) | 61*23*13(h) | 36*18*18 | 65*17*17(h) |
重量(kg) | 5.5 (フレーム含む) |
3.88 | 4.3 |
ボトム面積(m2) | 6 | 11 | 16 |
ポール | ○ | × | × |
ペグダウン | 6 | 8 | 8 |
■ボトムイメージ比較
ボトム面積は[ケルティ/サンシェード]が一番小さく日除け雨除けスペースは少ないがデフォルトでサイドウオールが1枚付属しているので日陰スペースの調節が可能。また、レクタタープはガイロープスペースを広く必要となるが[ケルティ/サンシェード]は狭くて済むのでサイトレイアウトはし易い。
≪ボトム面積≫
・[ケルティ/サンシェード]⇒約6m2
・[Soomloom/レクタタープTC]⇒約8m2
・[テンマクデザイン/PEPOタープ]⇒約16m2

レクタタープ2種とボトムイメージを重ね合わせるとこんな感じ。[ケルティ/サンシェード]は2人使用がベター、多くとも3人使用が限界かもしれない。


■テント併用
・[オガワ/ロッジシェルターⅡ]
我家のファミキャン幕[オガワ/ロッジシェルターⅡ]との併用イメージ。連結するなら長辺側より短辺側の方が使い勝手が良さそう。




・[ネイチャーハイク/ハイビー3]&[DOD/ショウネンテントTC]
小生の3シーズンソロキャン幕[ネイチャーハイク/ハイビー3]と、冬シーズンソロキャン幕[DOD/ショウネンテントTC]。オープンタープに比べガイロープスペースがミニマムで済むのが利点。[ネイチャーハイク/ハイビー3]の方が相性が良いかな。



[ネイチャーハイク/ハイビー3]のメイン併用タープは[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]、サブは[Soomloom/レクタタープTC]。[ケルティ/サンシェード]はサイドウォールが付いているので日陰スペースは割かし多いが雨除けスペースが少ない。雨天時はオープンタープの方が使い勝手が良さそうだ。



■カタログスペックからの所感
元々その名の通りキャンプ用タープではなくサンシェード(日除け)なので風の抜けが良く日除け効果は高くとも、雨天時仕様は想定されていない。サイドウォールが別売りで設定されていないのもあくまでサンシェードたるためなのだろう。とはいえペグダウンなしで自立できるため立ち上げ後の位置調整が出来るのは何気に便利。また、ガイロープスペースがオープンタープより狭くて済むのでサイトレイアウトも容易。
○ブラウンカラーはキャンプで使っても違和感がない
○3点支持で4点支持よりも簡単に設営できる
○ペグダウンなしで自立できる
○収納サイズが小さい
○サイドウォールがデフォルトで1枚付属しており日陰スペースが調節できる
○ガイロープスペースがミニマム
○ガイロープをペグダウンすればある程度の耐風能を示す
○3方オープン仕様なら風の抜けが良い
×スタンディングテープは無いので成形にはコツがいるかもしれない(⇔調整可能)
×別売りのサイドウォールがない(3面サイドウォールを取り付ければおこもり可能)
×雨除けスペースは狭い
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