これまで3シーズン用のソロキャン幕[ネイチャーハイク/ハイビー3]のタープ連結レイアウトを3種6アレンジ(手)を検証してきた。今回は実際のキャンプでの使用状況を想定してそれぞれのアレンジの特製を整理してみる。実践導入への期待度を★3つを付記。
■オガワ張り
3幕オガワ張り。何れも雨水がテントを伝ってタープ下に流れ落ちない位置にて連結し、雨に濡れない導線を確保している。
①[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]★★★
メインタープポール250cm*1/150cm*1。オガワ張り3幕の中では一番バランスが良いかな。次回ソロキャン時はまずこのスタイルで行こうかな。
②[DOD/オーマイタープTC]★☆☆
メインタープポール250cm*1/150cm*1。タープ後方が長いが、前方の幅が狭くテント前方のスペースが少し狭い。
③[Soomloom/レクタタープNL 300×385]★☆☆
メインタープポール250cm*1/100cm*1。タープ下有効面積は一番広い。耐風性が少し弱い印象。遮光性や耐火性を求めるときはナイロン(NL)ではなく同サイズのポリコットン(TC)生地モデルを出動。
■過保護張り
雨や直射日光からテントを守りたいときの連結アレンジ。
④[Soomloom/レクタタープNL 300×385]★★☆
メインタープポール250cm*1/150cm*1、サブタープポール175cm*2。雨天設営の際、真夏の炎天下時はこのスタイルが良い。濃い日陰を作りたいときはナイロン生地(NL)ではなくポリコットン生地(TC)モデルを出動!
■片ルーフ連結張り
⑤[Soomloom/レクタタープNL 300×385]★★☆
メインタープポール250cm*2/サブタープポール175cm*2。高さがあるので開放感がある連結アレンジ。オプションとして布スクリーンも設置し易い。
テント前方の視界が良い。雨天時は雨のカーテンが出来き雨跳ね被害も考えて、後述のタトンカ風にすると良い。
120インチの布スクリーンもルーフ半面下に取り付け可能。サブポールレス側の取付例はコチラ。
175cmサブポール側のルーフ半面下に取り付けたのがコチラ。
175cmサブポール側にも取り付け可能だが、少し目立ちすぎかな。目線除けにもなるけど。
⑥[Soomloom/レクタタープNL 300×385]★★★
≪メインタープポール250cm*2/サブタープポール175cm*1≫
雨天予報ならタープ前方ルーフの中央を175cmポールで立ち上げ両サイドをカラビナ接続したガイロープ経由でペグダウンすると雨が左右に流れて視界も良く、雨跳ね被害も少ない。通称タトンカ張り。
■まとめ
実用度が高いのは以下の2つのスタイルかな。タープ下で焚火をする可能性があるなら①、天井を高くし3方への視界を良くしたいなら②かな。
①[テンマクデザイン/ムササビウィング13TC]のオガワ張り
②[Soomloom/レクタタープNL 300*385]の片ルーフ連結張りタトンカ風
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