ライスクッカーを考える2021 ～炊き比べ編～

これまで4種類のライスクッカーを使って炊飯に勤しんできた。現状における最適解は何かをまとめてみた。

■炊飯方法
米の銘柄、古米か新米か、標高と気温等で炊き上りの出来は左右されるので、基本の炊飯方法を基に自分なりにカスタマイズする必要がある。とはいっても良く分からないので小生が気を付けていることは「新米は水少な目にすること」「バーナーの火力を安定させるために風のない所で使うこと」の2点。

①研ぎ
米を研ぐ

②給水

③点火
最初強火で吹きこぼれたら弱火。屋外で使う場合は風による火力低下のリスクがあるため風防を使うか、2ルームテント前室内で炊く。

④蒸し
湯気が出なくなったら火を消し15分蒸す。特にアルミ製薄型クッカーのメスティンはご飯が冷めやすいため蒸す際はタオルで包んでおく。

■メスティン炊飯
メスティンによる炊飯は以下の3規格を使っての炊飯検証。

≪ダイソー/メスティン≫

【0.5合】ポケットストーブ*1/固形燃料*1
固形燃料1個では火力が強かったようでコゲコゲでご飯も固く美味しくない(>_<)。

【1合】ポケットストーブ*1/固形燃料*1

≪MikiCamp/メスティン≫ or ≪OYANTEN/メスティン≫

【1合】ポケットストーブ*1/固形燃料*1
驚くほど美味しく炊けた。1～1.5合炊飯の最適解(^▽^)/

【1.8合】シングルバーナー
蓋ギリギリになるので2合近く炊くときはラージメスティンを使った方が良さそう。

■飯チン炊飯
蓋をお皿としても使うことが出来る飯チンシリーズは角型と丸形の2規格がありそれぞれ炊飯検証。

≪ノースイーグル/角型飯チン≫

【1合】ポケットストーブ*1/固形燃料*1
飯チンにはメモリが付いておらず、水は別途200mL注入。ご飯は少し柔らかい仕上がり。

≪ノースイーグル/丸型飯チン≫

【1合】ポケットストーブ*1/固形燃料*1
飯チンにはメモリが付いておらず、水は別途180mL注入。ご飯は少し固めの仕上がり。水量は190mL当たりが丁度良いかも。

■羽釜炊飯
ユニフレームの羽釜シリーズは3合用と5合用の2規格。3合用を使い炊飯検証。

≪ユニフレーム/羽釜3合≫

【0.5合】シングルバーナー
未検証。

【1合】シングルバーナー

【1.5合】シングルバーナー
未検証

【3合】
未検証

■クッカーセット炊飯
クッカーセット[ソト/ステンレスヘビ−ポットGORA ST-950]には14cm/16cm/20cmの3種の鍋があり、14cmを使っての炊飯を検証。

≪ソト/ステンレスヘビ−ポットGORA ST-950（14cm鍋）≫

【1合】シングルバーナー
メモリが付いていないため別途水を190mL注入。初期の火力が強すぎて焦げてしまった。少量のご飯の場合は初期の火力は強火ではなく中火位にしておかないと直ぐに焦げてしまうので注意が必要。

【2合】シングルバーナー
（未検証）

■まとめ
各ライスクッカーと米量の最適解の相関図一覧。下線部は実際に検証、それ以外は予想値を記入。

	0.5合	1合	1.5合	2合	2.5合	3合
[ダイソー/メスティン]	△	○	×	×	×	×
[ノースイーグル/角型飯チン]	×	◎	×	×	×	×
[ノースイーグル/丸型飯チン]	×	◎	×	×	×	×
[MiliCamp/メスティン]	×	○	◎	○	×	×
[AWESOME’S/ラージメスティン]	×	△	○	○	◎	○
[ユニフレーム/羽釜3合]	×	△	○	○	◎	◎

■これから