ポータブル電源を考える2021 ~出力1,000W編~

夏に向けてポータブル電源のニーズが高くなってきた。先に投稿した記事での代替候補は500Whクラスの格安機種2個もしくは1,000Whクラスのデザインが良く国内サポートが充実している機種1個。他の方々のレビューを見ると“出力1,000W”以上のポータブル電源は使用できる電子機器の幅が大幅に広がり便利という記事が多々見受けられた。そこで、我家でキャンプで使う可能性のある電子機器の種類と消費電力、使用時間を改めて整理してみた上で、出力1,000W以上の機種を改めて調べてみることにする。
※参考価格は執筆時のクーポン&ポイント割引を含む値のため、最新の価格は各販売店HPをご参照のこと
※※正確な仕様は各メーカーHPをご参照のこと

ポータブル電源を考える2021 ~キャンプ転用編~

■前回ピップアップした機種
先の記事でピックアップした[NXONEPRO/ポータブル電源500]は使用機器の消費電力表示機能が無いが何より格安なのが魅力。とは言え、出力は500Wと現所有機種の[Suaoki/ポータブル電源G500]の300Wより大きいが、使用機器の種類は出力1,000Wクラスに比べると少ないのが実状。

[NXONEPRO/ポータブル電源500]*1
([NXONEPRO/ポータブル電源500]*2)
[JVCケンウッド/
ポータブル電源 BN-RB3-C]
外寸(mm) 300*200*180(h)
300*200*360(h)
333*234*244(h)
重量(kg) 6.5
(13)
10.9
容量(Wh) 520
(1,040)
1,002
容量(mAh) 140,400
(280,800)
278,400
出力(W) 500
(1,000)
1000
AC出力(口) 2
(4)
3
DC出力(口) 1
(2)
1
Type-A出力(口) 3
(6)
2
Type-C出力(口) 1
(1)
2
Qi × ×
参考価格(円) 29,999
(59,998)
122,318



 

■ポータブル電源に求める条件
出力1,500Wクラスなら更に汎用性は高くなるがそれに比例して価格も15万円以上と跳ね上がる。現状、性能と価格のバランスが良いのはやはり、出力1,000Wモデルと思われる。パススルー機能やDC充電機能は特に必要ない。

≪ポータブル電源に求める条件≫
□容量:1,000Wh以上
出力:1,000W以上
□AC出力:2口以上
□DC出力:1口以上
□USB Type-A:2口以上
□USB Type-C:1口以上
□ソーラー充電:MC4対応
□天板がフラットであること
価格:10万円以下

■キャンプで使う電子機器
我家がキャンプで使う可能性のある電子機器を整理してみた。これまでの主な用途は非電源サイトにおける「ポータブル冷蔵冷凍庫」「電気掛敷毛布」の2つ。出力1,000Wクラス、だとこれに加えて「ドライヤー(中モード)」「電気ストーブ(中モード)」も使そう。容量1,000Wh、出力1,000W(瞬間最大出力2,000W)のポータブル電源と仮定してそれぞれの機器の稼働時間を計算式「(容量Wh/消費電力W)*0.8」にて算出。アウトドア環境だと変換ロスが大きいと想定して20%ロスすると仮定して0.8を乗じている。

①[EENOUR/車載冷蔵庫25L] ⇒ 消費電力:45W
使用の主用途。稼働時間は17時間。キャンプ前日に-20℃設定で保冷剤と食材を予め冷やして置けば更に稼働時間が長くなると思われる。とはいえ、真夏キャンの1泊2日では十分だが2泊3日では心もとない。


 

②[コイズミ/電気毛布 敷毛布 130x80cm] ⇒消費電力:40W
稼働時間20時間。二晩の稼働が可能。実用性は高い


③[モフア/ホットカーペット電気カーペット176*88cm] ⇒消費電力:200W
最高出力における稼働時間は4時間、中モードなら8時間の稼働も可能かも。稼働時間が短いので使用するごとにスイッチをオンする使い方が良いかな。基本は電源サイトでの使用だな。


 

④[デロンギ/セラミックファンヒーター] ⇒消費電力:強(1,350W)、中(900W)、弱(450W)、送風(20W)
弱モード(450W)で約100分、中モード(900W)で約53分の稼働時間なので実用性は低いかな。こちらも電源サイトでの使用が基本となる。非電源サイトのメイン暖房機器はやはり石油ストーブ、サブ暖房機器はガスストーブ。


⑤[パナソニック/ヘアドライヤー イオニティ ⇒消費電力:ターボ(1,200W)
出力1,500Wクラスならターボモードでも問題なく動作するはず。1,000Wクラスだと最大瞬間出力が2,000Wとなっているが稼働したとしても短時間でエラーになる可能性がある。ターボモード(1,200W)で使用可能だったとすると稼働時間は約40分。中モードならもう少し長く使用できる。電源サイトでも500Wと低出力の場合もあるので、500W以上の電気機器を使用する際にはポータブル電源と併用するのも良いかも。実質中モードでしか稼働しなかったとしても実用性はあると思われる。


⑥[アイリスオーヤマ/アイリスオーヤマ サーキュレーター アイ] ⇒消費電力:36W
稼働時間は22時間。サーキュレーターとして常時二晩の使用が可能。実用性は高いが[マキタ/充電式ファン]も所有してるため出番は少ないが当機種の方が静穏性が高い。


 

■出力1,000W以上のポータブル電源
出力1,000W以上のポータブル電源を7製品ピップアップしてみた。参考価格は記事作成時の割引クーポン価格とポイント還元率も含めて表記。最新の価格、正確な数値は各販売サイトもしくはメーカーHPをご参照のこと。[EENOUR/ポータブル電源EB120]の性能と価格のバランスの良さが伺える。

[メーカー名/製品名] 外寸
(mm)
重量
(kg)
容量
(Wh)
容量
(mAh)
出力
(W)
AC/DC
(口)
USB-A/-C
(口)
参考価格
(円/Wh)
[Smart Tap/PowerArQ Pro] 333*273*235(h) 10.4 1,000 278,400 1,000 3/1 2/2 ¥132,000
(¥132/wh)
[JVCケンウッド/BN-RB3-C] 333*234*244(h) 10.9 1,002 278,400 1,000 3/1 2/2 ¥122,318
(¥122/wh)
[Jackery/1000] 332*233*243(h) 10.6 1,002 278,400 1,000 3/1 2/2 ¥104,850
(¥105/wh)
[EOHIK/ 1100] 424*360*34(h) 13.4 1,100 300,000 1,200 3/1 3/1 ¥83,800
(¥76/wh)
[EENOUR/EB120] 290*160*360(h) 12.6 1,200 324,000 1,000 2/1 4/1 ¥92,130
(¥77/wh)
[Jackery/Ace1500] 355*252*264(h) 15 1,488 413,400 1,800 3/1 2/1 ¥176,000
(¥118/wh)
[EENOUR/ EB180] 390*160*360(h) 17 1,800 486,000 1,000 2/1 4/1 ¥126,078
(¥70/wh)






 

■最有力候補
天板がフラットではないこと以外の条件は値段も含めすべてクリアしたのが[EENOUR/ポータブル電源EB120]。縦型でAC口が裏側に付いているので少し使い難いかも。ソーラー充電端子もMC4対応なので所有しているSuaokiのソーラーパネルも流用できるのも大きい。

≪ポータブル電源に求める条件 ⇒ [EENOUR/ポータブル電源EB120]≫

■容量:1,000Wh以上 ⇒1,200Wh
出力:1,000W以上 ⇒1,000W
■AC出力:2口以上 ⇒2口
■DC出力:1口以上 ⇒1口
■USB Type-A:2口以上 ⇒4口
■USB Type-C:1口以上 ⇒1口
■ソーラー充電:MC4対応 ⇒対応
☒天板がフラットであること ⇒持ち手があり天板に物は置けない
■価格:10万円以下 ⇒割引クーポンとポイント還元を含めると10万円を切る価格

所有の[Suaoki/G500]と前回のピックアップした[JVCケンウッド/BN-RB3-C]の仕様比較はコチラ。[JVCケンウッド/BN-RB3-C]はデザインがカッコイイが当面10万円をきる感じがしない。[EENOUR/ EB180]も価格が下がり買い得感はあるが、モバイルを考えると17kgという重さがネック。まあ、[EENOUR/EB120]も12.6kgと結構な重さだが。

[Suaoki/G500] [JVCケンウッド/BN-RB3-C] [EENOUR/EB120]
外寸(mm) 280*190* 210(h) 333*234*244(h) 290*160*360(h)
重量(kg) 6.8 10.9 12.6
容量(Wh) 500 1002 1,200
容量(mAh) 137,700 278,400 324,000
出力(W) 300 1,000 1,000
AC出力(口) 2 3 2
DC出力(口) 1 1 1
Type-A出力(口) 2 2 4
Type-C出力(口) 1 2 1
Qi × × ×
参考価格(円) 122,318 92,130


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