モバイルプロジェクタを考える2021 ~バッテリー内蔵編~

現在、キャンプに持ち出しているモバイルプロジェクタは実に10年以上前の2012年11月に購入した[VIVITEK/QUMI Q5]。使用頻度が低いとはいえ10年間故障することなく使用できたことはスゴイm(__)m。とはいえ流石に10年選手ということで最近、設計の古さ、反応速度の遅さを感じるようになってきた。ということでキャンプでの使用を考えて気になるバッテリー内蔵タイプのモバイルプロジェクタを調べてみた。


 

■2大メーカーと注目機種
モバイルプロジェクタのメーカーは「Anker(アンカー)」と「XGIMI(ジミー)」の2社が主流のようだ。その中から、気になるバッテリー内蔵タイプの4機種をピックアップし仕様を比較。①②は小型/低光量、③④は中型/高光量タイプ。尚、バッテリー内蔵タイプはその機構故に、据え置きタイプと比べ同じ価格帯の機種なら低光量のものが多い。

①[Anker/Nebula Capsule II]
軽量コンパクトで外観もスタイリッシュでカッコイイ。Type-C端子で給電充電できるのはアダプタを共用できるので嬉しい。

②[XGIMI/MoGo Pro+]
垂直に加え水平方向の自動調整ができるは4機種中これだけ。

③[Anker/Nebula Vega Portable]
横長タイプで持ち運びがし易く500ANSIルーメンと比較的明るい。Type-C端子で給電充電できるのはアダプタを共用できるので嬉しい。

④[XGIMl/halo]
バッテリー内蔵タイプでは800ANSIルーメンと驚異の明るさを誇る。

■小型/低光量タイプ
重量1.0kg未満の小型タイプで光量は300ANSIルーメン以下の2機種。モバイル用途では小型軽量タイプの機種は便利だが、光量が少なく明るい場所での投影が苦手。2機種共コンパクトなので汎用バッグでも運搬可能。



 

[Anker/Nebula Capsule II]のセールスポインは何よりスタイリッシュでカッコイイ外観と小型ながら8Wスピーカーを有していること。汎用性の高いType-C端子を備えているのも嬉しい。[XGIMI/MoGo Pro+]は4機種中雄一の垂直水平方向の自動台形補正機能を有しておりストレージも16GBと高容量。両機種共光量が低いので明るい場所での投影は苦手。

[Anker/Nebula Capsule II] [XGIMI/MoGo Pro+]
投影解像度 HD(1280*720) FHD(1920*1080)
明るさ 200 ANSI ルーメン 300ANSIルーメン
外寸 80*80*150(h)cm 105.5*94.5*146(h)cm
形状 円柱縦長タイプ 四角柱縦長タイプ
重量 740g 900g
角度調整スタンド ×
三脚穴
フォーカス オート オート
アスペクト比 16:09 16:09
投射サイズ 100インチ 30-100インチ
投影倍率 80インチ@2.46 m 76インチ@2m
台形補正範囲 垂直 ±40 垂直: ±40°、水平:±40°
自動台形補正 垂直のみ 垂直/水平
上下反転投射
スピーカー出力 8W 6W(3W*2)
RAM 2GB 2GB
ストレージ 8GB 16GB
OS Android TV 9.0 Android TV 9.0
Google アシスタント
ミラーリング Chromecast Chromecast
インプット USB-C/HDMI/USB-A DC/HDMI/USB-A
アウトプット AUX AUX
Wi-Fi 802.11a / b / g / n 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.2/5.0
騒音 30dB ?
連続使用時間 (目安) 3時間 動画2-4時間/音楽8時間
消費電力 65W
光源寿命 30,000時間 30,000時間
充電 Type-C AC
バッテリー容量 9,700 mAh = 3.7V ?
参考価格(クーポン価格) 59,800円(56,800円) 75,780円

※正確な仕様は各メーカーHP参照のこと

■中型/高光量タイプ
売れ筋なのは光量500ANSIルーメン以上の中型機。小型タイプに比べると重量増、寸法も大きくなるがその分光量が高くある程度明るい部屋でも映像が視認できる。



 

[XGIMl/halo]は驚異の800ANSIルーメンと明るく、スピーカー出力も10Wと大きくROMも16GBと高用量。難点は厚みがあり汎用バッグに入れ難いのと、給電充電がType-CではなくACであること。一方、[Anker/Nebula Vega Portable]は光量は500ANSIルーメンと光量は落ちるが、厚みが無く汎用バッグに入れやすい。なによりType-C充電給電に対応しているのはポイントが高い。

[Anker/Nebula Vega Portable] [XGIMl/halo]
投影解像度 FHD(1920*1080) FHD(1920*1080)
明るさ 500ANSIルーメン 800ANSIルーメン
外寸 192*192*59(h)cm 145*113.5 *171.5(h)mm
形状 四角柱横長タイプ 四角柱縦長タイプ
重量 1,500g 1,600g
角度調整スタンド
三脚穴
フォーカス オート オート
アスペクト比 16:09 16:09
投射サイズ 120インチ 30-300インチ
投影倍率 80インチ@2.12 m 76インチ@2m
台形補正範囲 垂直±40°/水平±40° 垂直±40°/水平±40°
自動台形補正 垂直のみ 垂直のみ
上下反転投射
スピーカー出力 8W(4W*2) 10W(5W*2)
RAM 2GB 2GB 
ストレージ 8GB 16GB
OS Android TV 9.0 Android TV 9.0
Google アシスタント
ミラーリング Chromecast Chromecast
インプット USB-C/HDMI/USB-A DC/HDMI/USB-A
アウトプット Bluetooth? AUX
Wi-Fi 802.11a / b / g / n / ac 2.4/5GHz, 802.11a/b/g/n
Bluetooth Bluetooth 4.2/5.0
騒音 30dB 30dB
連続使用時間 (目安) 3時間 動画2-4時間/音楽8時間
消費電力 ? 90W
光源寿命 30,000時間 30,000時間
充電 Type-C AC
バッテリー容量 20,000mAh 58.6Wh(約15,800mAh)
参考価格(クーポン価格) 79,990円 96,800円(75,117円)

※正確な仕様は各メーカーHP参照のこと

■所感
一番小生の希望にマッチしているのは[Anker/Nebula Vega Portable]かな。光量が大きく、クーポン利用で買い得感のでた[XGIMl/halo]も魅力的だがやはり、Type-C給電充電仕様の[Anker/Nebula Vega Portable]に軍配が上がるかな。[Anker/Nebula Vega Portable]の後継が800ANSIルーメンになるか、[XGIMl/halo]がType-C給電充電仕様に変更になるかしたら、即買いしそうだが当面導入は見送りかな。

・自宅での使用を考えると縦長タイプの方が使い勝手が良いが、運搬を考えると厚みのない横長タイプのほうが良い。
・光量は部屋を暗くしなくても映像が視認できる500ANSIルーメン以上は欲しい。
Type-C給電充電はスマホやノートPCと充電ケーブルを共用できるのでモバイル用途を考えた場合荷物を1つ減らすことになるのでかなり有難い。
・垂直に加え水平方向の自動補正があるに越したことはないが、水平方向は現状では結局微調整が必要になることが多いようなので必須ではない。

■最有力機種
もし我家に導入するとしたら[Anker/Nebula Vega Portable]が最有力候補かな。今使っているバッテリー非搭載の[VIVITEK/QUMI Q5]との仕様比較。10年での進化は凄まじいが、10年経っても現役の[VIVITEK/QUMI Q5]も凄い!

[VIVITEK/QUMI Q5] [Anker/Nebula Vega Portable]
投影解像度 WXGA(1280*800) FHD(1920*1080)
明るさ 500ルーメン 500ANSIルーメン
外寸 160*102.4*32.3(h)mm 192*192*59(h)cm
形状 四角柱横長タイプ 四角柱横長タイプ
重量 490g 1,500g
角度調整スタンド ×
三脚穴
フォーカス 手動 オート
アスペクト比 16:10 16:09
投射サイズ 30-90インチ 120インチ
投影倍率 40インチ@1.34m
60インチ@2.00m
80インチ@2.67m
40インチ@1.06m
60インチ@1.60m
80インチ@2.12 m
100インチ@2.66m
120インチ@3.18m
台形補正範囲 垂直 ±40 垂直±40°/水平±40°
自動台形補正 × 垂直のみ
上下反転投射 ×
スピーカー出力 2W 8W(4W*2)
RAM × 2GB
ストレージ × 8GB
OS × Android TV 9.0
Google アシスタント ×
ミラーリング × Chromecast
インプット VGA/HDMI/USB USB-C/HDMI/USB-A
アウトプット AUX Bluetooth?
Wi-Fi WiFiドングル対応 802.11a / b / g / n / ac
Bluetooth ×
騒音 28dB 30dB
連続使用時間 (目安) × 3時間
消費電力 65W ?
光源寿命 30,000時間 30,000時間
充電 AC Type-C
バッテリー容量  20,000mAh
参考価格(クーポン価格) 16,090円 79,990円

※正確な仕様は各メーカーHP参照のこと

モバイルプロジェクタを導入するとしたら収納バッグや三脚も併せて揃えたい。



 

■実機確認
後日、電気店店頭にて①③④の店頭展示の実機を確認。実物展示を見て[Anker/Nebula Capsule II]の印象が1ランクUP!後継モデルで光量300ANSIルーメンにスペックアップしたら嬉しい。

①[Anker/Nebula Capsule II]
実機確認した中で一番カッコ良かった。円柱型の小型な機体は所有欲を満たしてくれる上に、モバイル用途でも汎用カバンに入れて運ぶことが出来る。実際にYoutube動画を視聴してみたが、個人視聴では必要十分な音質と音量であった。映画等をガッツリ見る場合は別途外部スピーカーに繋げても良いかもしれないが、Bluetooth出力には非対応でAUX出力となるのが少し残念。後、気になったのが起動時間、電源を入れてからつ開けるようになるまで体感だが30秒以上かかった気がする。電源入れて直ぐに使えるのかなと勝手に思っていたが、Android TVプロジェクタはいわばミニPC、ミニタブレットという範疇であることを考えると止む負えないのか…

②[XGIMI/MoGo Pro+]
展示なし。

③[Anker/Nebula Vega Portable]
デザイン性は縦長タイプに比べ若干見劣りする印象。据え置き用途として考えると小さいがモバイル用途だとやはり少し大きく感じる。とは言え、厚みがないので汎用カバンにいれて運ぶことは可能。こちらも実際に実際にYoutube動画を視聴してみたが、個人視聴では必要十分な音質と音量であった。店内はBGMが煩いので①との音の違いは正直分からなかった。Blutooth入出力対応で外部スピーカーへもワイアレス接続が可能(たぶん)。Type-C給電仕様なのもモバイル用として考えると、ノートPCやスマホとアダブターが共用できるので荷物を減らすことが出来るので便利(メーカー非推奨)。

④[XGIMl/halo]
高光量が一番の魅力。外観も所有欲を満足させるデザイン。只、やはり大きさを少し感じるかな。縦長タイプでボトムスペースも小さく、テーブルの上でも使い易い印象を受けた。厚みがあるので汎用カバンに入れて運ぶのは少し厳しい。また、外で使う場合はでっかいACアダプタを持って行かないといけないので、Type-C給電タイプに比べるとモバイル性に劣る。

■まとめ
今一度、モバイルプロジェクタの我家での使用状況をシミュレートしてみた。冷静に考えると自宅及び出先において我家におけるモバイルプロジェクタのニーズは少ない…でも欲しい…ということで即買衝動が起きる程の機種が出るまでは待機保留かな。

【自宅】
自宅には各部屋に液晶テレビがあること、それに加えデスクトップPCとノートPC、8インチタブレットがある。動画配信は55インチのAndroid 液晶TV8インチタブレットでみることが多いことを考えると、部屋を暗くしてみる必要性のあるモバイルプロジェクタの出番はその実極力少ないのでは…特にタブレットは再起動は別として待機モードの際の立上げ時間は一瞬で見たいときにパッと起動して動画を視聴することが出来る。

【出先】
仕事は会社から貸与されている高ルーメンの液晶プロジェクタがあるため必要ない。使うとしたらキャンプ時だが、ソロキャンなら隣のサイトと距離があり、且つヘッドホンをしていれば周りの人に迷惑にならないが、ファミキャンは複数人視聴になるため音量調整が難しい。尚、キャンプ場に寄っては音楽を全面的に禁止しているところもある。天候が良い時は勿論自然に触れあいたいので必要性は低いが、天候不順等でにより幕内オコモリなったときはあると便利!

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