ガスストーブを考える2021 ~シルバークイーン編~

センゴクアラジンから新しくガスストーブが発売されていた。その名も“シルバークイーン”。1970年代に販売していたアラジン反射型石油ストーブ“シルバークイーン”のカセットガス仕様の復刻モデル。外観に惹かれるものがあったため今回、売れ筋のガスストーブと比較してみた。


 

■VS アラジン “ポータブルガスストーブ”
まずはアラジンのベストセラーガスストーブ“ポータブルガスストーブ”と以前使っていた“ワームⅡ”の仕様を比較。廃版モデルの“ワームⅡ”はCB缶2本セットすることが出来き燃焼時間が10時間と非常に長いが、火力が0.7kwと弱く冬キャンで殆ど役にたたず手放した経緯がある。“シルバークイーン”は“ワームⅡ”より最大火力は約2倍となっている上に大型の反射板も備えているので前方は暖かいことが予想される。アラジンの全方位型の“ポータブルガスストーブ”に比べると最大火力が弱いが前方は“シルバークイーン”の方が暖かいかもしれない。只、ネックなのはアラジンシリーズは値段が高いこと。

メーカー アラジン アラジン ユニフレーム
商品名 シルバークイーン ポータブルガスストーブ ワームⅡ
サイズ 370*296*335(h)mm 320*335*390(h)mm 260*180*255(h)mm
重量 4.2kg 5.7kg 2.0kg
火力 1.4kW(1200kcal)~0.5kW(430kcal/h) 2.0kW(1700kcal)~0.8kW(690kcal) 0.7kW(600kcal)
連続燃焼時間 2.20-6.55hr 1.4-4.2hr 10hr(CB缶*2)
参考価格 31,800円 36,300円


 

■VS イワタニ “デカ暖 & マイ暖”
コスパに優れるイワタニ製の“デカ暖”と“マイ暖”との仕様比較。最大火力は“デカ暖”とほぼ同等だが、値段は倍以上違う。“デカ暖”はスクエアな形状なので車載し易い印象。マイ暖は火力は弱いがコンパクトさが魅力。“デカ暖”は今冬キャンプ仲間のKDさんが新調したが一般のCB缶だと氷点下の厳冬期だと着火せず、次回は寒冷地用CB缶を用意するとのこと。

メーカー アラジン イワタニ イワタニ
商品名 シルバークイーン デカ暖 マイ暖
サイズ 370*296*335(h)mm 349*280*408(h)mm 312*222*290(h)mm
重量 4.2kg 4.1kg 2.6kg
火力 1.4kW(1200kcal)~0.5kW(430kcal/h) 約1.35kW(1,150kcal) 1.0kW(850kcal)
連続燃焼時間 2.20-6.55hr 2.3hr 3.2-3.55hr
参考価格 31,800円 12,470円 10,700円




 

■まとめ
冬のソロキャンの石油ストーブの補助暖房、秋春のスポット暖房として使ってみたい製品。

◎外観がカッコイイ
○反射板が大きく前方が暖かい
×サイズが少し大きい
×収納袋が小さい
×燃焼時間が短い

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