※2021.6.2 更新(加筆修正)
[オガワ/ロッジシェルターⅡ]のインナーテントについて考えてみる。選択肢は純正品にするか、社外品のインナーテントをカンガルースタイルで使用するかの二択。テント本体と純正の5人用インナー(PVCマルチシート付)と合わせた総重量は約37kg。[DOD/カンガルーテントM]を使用した場合の総重量は約31kgとなる。参考価格の差額は約47,000円。尚、ショップスタッフさんに確認したところ[オガワ/ロッジシェルターⅡ]は2月20日頃、5人用インナーテントは7~8月頃に再入荷になる予定とのこと。
ロッジシェルターⅡ (5人用インナー+PVCマルチシート) |
ロッジシェルターⅡ (カンガルーテントM) |
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外寸(cm) | 460*350*210(h) | 460*350*210(h) |
収納寸(cm) | 92*36*54(h) | 92*36*54(h) |
幕重量(kg) | 9.7 | 9.7 |
ポール重量(kg) | 16.4 | 16.4 |
付属ペグ数 | 26 | 26 |
インナー外寸(cm) | 340*220*205(h) | 210*210*140(h) |
インナー重量(kg) | 7.5 | 4.9 |
インナー生地 | ポリコットン | コットン |
PVCマルチシート(kg) | 3.44 | – |
総重量(kg) | 37.04 | 31 |
参考価格(円) | 159,500(幕体) 53,900(インナー) 11,000(PVCマルチシート) 計224,400 |
159,500(幕体) 17,800(インナー) 計177,300 |
[DOD/カンガルーテントM]単体の重さは4.9kg、幕体含めた総重量は約31kg。[DOD/カマザシキS]と併せ使用すればお座敷スペースも確保可能。[DOD/カマザシキS]は既に所有済なので追加予算は17,800円と割安。設営撤収に関しては恐らく、PVCマルチシート+純正5人用インナーテントを設置するより時短となる。純正インナーの利点は天井が高いことと、フロアの防水性が高いことだが、その分合わせて約11kgと重く値段も高い。また、前室に石油ストーブインストール時にインナーテントをクローズ仕様にしておけば前室の暖房効率が良いかもしれない。
≪5人用インナーテント+PVCマルチシート≫
【重量】10.94kg
【参考価格】54,900円
≪カンガルーテントM≫
【重量】4.9kg
【参考価格】17,800円
≪カンガルーテントM + カマザシキS≫
【重量】5.6kg
【参考価格】22,200円
≪カンガルーテントM + カマザシキS + フライ≫
【重量】8kg
【参考価格】30,180円
[DOD/カンガルーテントM]には別売りのフライが付いているので連結スタイルも可能…使用頻度は低そうだが。
■まとめ
純正5人用インナーテントはハイスペック仕様だがPVCマルチシートと合せるとかなりの重量となる。インナーテント内の使い勝手を優先するか、リビングスペース(前室)を優先するか…が選択の肝となるのかな。
・純正5人用インナーテントはポリコットン生地、カンガルーテントもコットン生地なので両方とも結露は少ない。
・ワンタッチ式は耐久性に懸念が残るがインナーテントとして使うなら気にする必要はない。
・純正5人用インナーテントよりカンガルーテントMの方が軽い。PVCマルチシートと合わせる約半分の重さ。
・純正5人用インナーテントの良い点は天井が高い点とボトムフロアの耐久性が高いこと。ボトムフロアの耐久性はPVCマルチシートとの併用を考えると過剰スペックではあるが。
・純正5人用インナーテントをフルクローズ仕様にして前室に石油ストーブをインストールした際の暖房効率はカンガルーテントM仕様よりも暖房効率が高いと思われる。
・純正5人用インナーテントとカンガルーテントMの2幕持ちしたとしたら、寒き季節(石油ストーブを使用)には純正インナーテント、暖かい季節はカンガルーテントMを選択すると良いかも知れない。
・価格差も結構あるのでまずはカンガルーテントMで運用するのが良いかも(というか純正5人用インナーテントの在庫が無いため選択肢が無いのが実状だが)
・しかしながら今までの傾向を考えると結局純正インナーの方が良いという結論にもなりがち…諸々考えると最初から純正インナーにした方が物が増えなくて良いかも知れない
[…] [オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~インナーテントを考える編~ […]