[オガワ/ファシル]を導入してからというもの専らタープを先行設営して後テントを設営する手順になった。モノポールテントを使用して際はペグダウンしないと自立しないので、タープを先行設営してだとテントの位置調整がペグを抜かないとできないため結構手間がかかる。非雨時はテント先行設営で問題ないが、雨天時や夏場の快晴時はタープを先行設営するとタープ下で作業が出来るのでとても便利♪。初めてのテント選びはペグダウンなしで自立できるテント(シェルターテント等)をお勧めする。
さて今回は前回検証した[オガワ/ファシル]と[テンマク/焚火タープTCレクタ]とのタープレイアウトから実用度の高いアレンジを4点をピックアップし、雨の流れを考えてポールの長さと位置を再設計!実際のキャンプでも設営サイトの形状を鑑みてこの中からチョイスし実践投入していく。
■1テントサイト
我家は3人家族なのでタープ下の面積は半面あれば必要十分。
①タープウィング半面をテントに重ねるアレンジ【実用度】⇒100%
タープ半面をテントに被せる。レイアウト設計図ではタープ側のサブポールは180cm*2を使用しているが、大雨時に雨のカーテンが出来てしまうため、写真の用に高さを変えて雨をサイドに流すか、ウィング中央に240cmポールを使い両サイドを直接ガイラインでペグダウンするかにして雨水の流れを作った方が過ごしやすい。見た目的には後者の方がカッコイイかな。
○設営スペースをミニマム化できる
○雨に濡れない導線が確保できる
○雨天時でもタープ側のテント長辺側3枚のパネルはメッシュ化することが出来る
○結露の心配がなければ、テントルーフフライを付けなくても良い(250cmメインポールの場合は隙間がないが、280cmだと隙間が空くため結露予防にはならない)
△タープ下のスペースがタープ単独に比べ半分と狭くなり2家族で共有できない






②タープウィング半面をテント短辺側に重ねるアレンジ【実用度】⇒90%
ドーム型テントとタープのよくある連結スタイル。ファシルの場合短辺側出入り口の角度が思いの外あるため、タープから流れる雨がテントを伝ってタープ下に侵入しないようにするには結構深めに被せる必要がありタープ下スペースを半分近く占有してしまう。
○上短辺側の広い出入り口とタープで雨に濡れない導線が確保できる
○タープ⇔前室⇔お座敷⇔インナーテント間の視界が良いのも使いやすい
△設営スペースが上記アレンジと違い広い







■2テントサイト
タープを2家族で共有する場合はできる限りタープ下スペースをテントで占有されないようにする必要がある。雨に濡れない導線は確保できないが、以下の2つのアレンジが実用的かな。
③テント稜線とテント長辺側を垂直に連結するアレンジ【実用度】⇒80%
タープとテント間に隙間が生じるが、雨はテント長辺側サイドに流れるため小雨、中雨程度ではほとんど濡れずにテントタープ間を移動できる。


○タープ下リビングスペースをフルで使用できるので2家族で共有できる
△雨に濡れない導線を確保できない




④タープウィングの1/4をテント短辺側に重ねるアレンジ【実用度】⇒70%
1テントサイトでもタープ下を広く使いたい場合はこのレイアウトでも良いかもしれない。


○雨に濡れない導線を確保できる
○雨天時でも長辺側+短辺側の入口が雨に濡れずに利用できる
△タープ下スペースの約1/4がテントで占有されてしまう




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