[オガワ/ティエラリンド] ~じっくり観察編~

外寸:445*287*180(h)cm、総重量13kgの小型2ルームテント[オガワ/ティエラリンド]の展示をじっくり観察してきた。収容人数は3人用となっているが荷物スペースなどを考えると実質2人かな。オガワのスタッフさんもデュオ目的で購入される方が多いとのこと。ちなみに3人家族には[オガワ/ファシル]がオススメ。設営も簡単で成形もし易く、全高は180cmと同じだが、形状の違いにより[オガワ/ティエラリンド]より天井の低さは感じないとのこと。次回展示は[オガワ/ファシル]でお願いしてみた。


≪仕様≫
重量:フライ/約3.6kg、インナーテント/約2.1kg、ポール/約3.7kg
素材:フライ/ポリエステル75d(耐水圧1800mm)、インナー/ポリエステル68d、グランドシート/ポリエステル210d(耐水圧1800mm)、ポール/6061アルミ合金(直径13mm)
付属品:張り綱(2m×6本)、アイアンハンマー(1丁)、スチールピン(25cm×20本)、スタンディングテープ、収納袋
収納サイズ:約70×28×28cm
収容人数:3人用

フロントパネル跳ね上げ。デュオ使用ならタープはいらないかな。ちなみにチャックはシングル仕様。ダブル仕様なら工夫すれば薪ストの煙突が出せたかも。って溶けるか…

側面。全幅445cmなので少し大きめなドーム型テントの用な外観。インナーテント側にメッシュがないのが少し残念だが寒い季節(最低気温10℃未満)に使用するなら特に問題がない。

正面。ドーム型テントのサイズ感。

サイドの入口は高さはないが幅があるので出入りには特に問題ない。

前室にはスタンディングテープあり。取り外しも可能。

ベンチレーターは両サイドに2つ。石油ストーブを使用しても換気能は必要十分な感じ。[スノーピーク/タクード]を設置しても一酸化炭素は滞留はしないことが良そうされる。幕内での火気使用は推奨されていないけど(使用は自己責任で)。


入口パネルの両サイドのスペース。クーラーボックスやハードコンテナを置く感じかな。

後面パネル。インナーもメッシュ仕様にすればそれなりに換気できそう。炎天下無風時はかなり暑くなりそうだ。チャックはシングル仕様。

頂上部のジョイント金具。全高180cmで外周部はそれより低いので身長175cmの小生は頭部が一部干渉する。首を折れば干渉しない。全高+5cmなら快適度が増すと思うが、前室で過ごすときはロースタイルなのでまあ問題とならないと思う。

 

275*175cmの台形フロアのインナーテント。シェラフの展示を見ると3人用には見えない。デュオ使いがベターな感じ。前後はメッシュ仕様に変更可能だが、両側面は出来ない。

≪所感≫
・デュオキャンもしくはソロ贅沢仕様として最適な2ルームテント
・インナールームは3人収容となっているが3人で使用するには狭い
・フライのインナーテント側とインナーテント側面はメッシュパネルがないため暖かい季節(最低気温10℃以上)の昼間炎天下は暑そう。
・幕内空間が狭いので暖房効率が高く、石油ストーブ単体でも十分暖が取れることが予想できる
・ベンチレーターも2つあり換気能も必要十分
・全高180cmで身長175cmの小生の頭部は頂点部でも若干干渉する

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

気になるキャンプギア ~2018年秋編~

[ヘリノックス/コットワンコンバーチブル インシュレーテッド] ~開封の儀~

Year2023-8th-CAMP#98@しおさいキャンプフィールド ~1st ...

[Soomloom/レクタタープTC250*295cm] ~シェルター張り編~

レクタタープの張り方を整理する2020 ~設営手順イメージ編~

キャンプギア散財録2023 ~睦月編~