シェルターテントを考える 2020 ~新幕編~

冬キャンプはシェルターにインナーテントを内包するいわゆるカンガルースタイルの使い勝手が良さそうだ。ちなみい通常のテントとシェルターには明確な違いがなく、シェルターにはデフォルトでインナーテントが付属していないケースが多く、テントでもインナーテントを取り付けなければシェルターとして使うことも出来る。以下、新しめの気になる幕達。

■1ポールもしくは2ポール系シェルター(テント)
1もしくは2ポール系のテントは何より設営撤収がドーム系と違い簡単であることがベネフィット!難点は構造上、幕壁に角度があるため幕外周部にデッドスペースを生じてしまうこと。2ポールシェルターはタープ仕様にもチェンジすることが出来るので汎用性が高い。

・[サバティカル/モーニンググローリーTC]
ベル型テントに近い形状だが前面フルオープン仕様にもなる。荷物置場やや天候不順等でおこもりスタイルで使う場合は2人がベスト、子供1人の3人家族でも使いがってが良さそうな幕。別売りで吊り下げタイプのインナーテントも発売されている。

・[サバティカル/スカイパイロットTC]
1本のメインポールと4本のサブポールにより2ポールシェルターの外周部のデッドスペースが解消され幕内空間を有効利用できる。別売りのインナーテントは設定されていないためキャンプで使用するにはインナーテントを内包する必要があるがそれでも幕内スペースは広大。難点は幕の重さと暖房の効きが悪そうなこと。

・[テンマク/大炎幕]※所有幕
小型の2ポールシェルター。ソロキャンなら荷物を配置した状態でもおこもりできる最小のスペースを有する。


 

■ドーム系シェルター(テント)
メインポールが長く取り回しは悪いがその分、幕壁の角度がないためデッドスペースは少なく幕内空間を有効利用することが出来る。雨天撤収時にポールをスリーブから抜くのが大変なこと、幕体が大きいのでアフター乾燥が大変なことがネック。

・[オガワ/ファシル]
4本のポールをクロスさせたドーム型の幕。トンネル型テントと違い自立することが出来るため設営後の位置調整は可能。長辺側の3枚のパネルの中央が開放で無さそうなのは残念。

・[サバティカル/アルニカ]
メッシュフルなトンネル型テント。オープン仕様、クローズ仕様にもなり通年で使用できる汎用性の高い幕。難点は幕体が大きいことと、雨天撤収後の乾燥時の取り回しが悪いこと。


 

ちなみにカンガルースタイルで使用できる所有しているインナーテント&コットはコチラ。

・[Dimples Excel/シングルワンタッチ蚊帳]220*85*80(h)cm
・[DOD/カンガルーテントS]220*150*128(h)cm
・[クオルツ/イージーキャンパー]212*79*100(h)cm
・[テンマク/モノポールインナーテント]210*70*97(h)cm
・[ヘリノックス/コットワンコンパーチブル]190*68*16(h)cm








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