[ヘルスポート/バランゲルキャンプ]のデビュー戦は『ふもとっぱら』の最低気温-5℃、強風の中の設営となった。
前幕[オガワ/ピルツTC]と比較しながらの1stレビューはコチラ。
◎収納サイズがコンパクトで軽い(ピルツ15T/Cに比べ大きなアドバンテージ)
〇幕が被らない(珍しいテントのようで2組の見学者あり)
△メッシュパネルが入口のみ(冬は特に問題ないが)
△頂上部の開閉作業には慣れが必要(幕外にも固定の紐が2本あり調整する必要がある)
△暖房効率が思ったより悪い(要検証)
△幕内に頂上部開閉の調節紐がぶら下がっている(少し邪魔)
×結露が多い(幕壁の結露はピルツ15TCよりも多いが、ボトム付近は同等)
×ガイラインが細くて心もとない(捩れやすい)
×ペグダウン数が多い(今回は下部は省略)
×メインポールが固定式でない(セッティング時に外れやすい)
■タープレイアウト
今回は風が強かったためタープは張らず。タープ稜線を縦にするより横にして連結するほうがレイアウトし易いかもしれない。タープ連結レイアウトは要検証。ソロだとタープを張るのが面倒だが。
■幕内レイアウト
ソロで使うには少し広く、冬のおこもりテントとして使うならデュオがベター。土間仕様だと薪ストーブがインストールし易い。
■暖房能
デビュー戦による暖房能はコチラ。ベンチレーターも必要最小限なので暖房効率はピルツ15T/Cよりも高いと予想していたが実際は逆だった。[テンマク/PEPOテント]では石油ストーブ[スノーピーク/タクード]単体の暖房効能は+15℃となるのでソロではこちらを使った方が良いかも。薪ストーブの必要がなくなるが。
<暖房能>土間仕様+インナーテント無+2つの換気口は半開状態
・薪ストーブ:+10℃ ※ピルツ15T/Cの時は+15℃
・石油ストーブ:+5℃ ※ピルツ15T/Cの時は+10℃
暖房効率は前幕ピルツ15T/Cより5℃程悪い結果となった。暖房効率が悪い原因としては以下の5つが考えられる。
<考えられる原因>
①幕素材:ポリコットン素材ではなくポリエステル素材であるため?
②前室スペース:この空間分の体積が広いから?
③土間仕様:地面からの冷気があるから?
④隙間:頂上部および換気口を開けすぎたから?
⑤薪:オーク廃材で燃焼率が悪いから?オーク廃材自体は広葉樹に近いが如何せんピースが小さいので直ぐ燃えてしまう。
<検証事案>
①土間仕様の変更⇒お座敷仕様
②暖房機器の変更⇒頂上部を閉めてインナーテントを取付け、薪ストーブではなく石油ストーブ/電気ストーブ(電源サイト)/ガスストーブを組み合わせる
③薪の種類の変更⇒広葉樹の太巻きに変更
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