[テンマク/PEPOテント]はポリコットン生地のため日に強く結露が少ない。一方、化繊素材に比べると重いので取り回しは悪く、カビも生えやすいため乾燥必須でメンテナンスの手間が掛る。
雨天撤収時は幕が水を吸って更に重くなり、帰宅後速やかな感想も必要となるため雨天時はできる限り出動したくない…が元々日本の天気の3分の1は雨模様なことに加え、昨今の局地的豪雨等不安定なことを考えると終始晴れのキャンプだとそれこそまれ。終日雨予報なら出動しないが、2泊3日で1日だけ雨の予想があるなどの現実的な状況を鑑みて[テンマク/PEPOテント]の雨天時設営撤収を考えてみた。
雨天時大雨なら[テンマク/PEPOタープ]を過保護張りするのが良いかもしれない。難点はタープ下のリビングスペースが確保できないため別途タープを張る必要が出てくること。クロスポールとタープを干渉しないようにするには最低250cmタープポールを使用する必要があり、タープポールが長くなるとサブポール(写真右方は120cmサブポール)を使わないとテントが少しはみ出てしまうことが難点。
別売りオプションで[テンマク/PEPOルーフタープ]が発売されている。[テンマク/PEPOテント]単体でも余程の大雨でない限り浸水のリスクは低いので必要はないと考えていた。が、ルーフタープを先に設営することが出来れば雨に濡れずにテントを設営できるのではと思案し、諸々想定してみた。ちなみに取説によるとルーフタープはテント設営後に設置することになっている。[テンマク/PEPOタープ]の外寸は稜線部380cm、ウィング部420cmに対し、[テンマク/PEPOルーフタープ]は稜線部308cm、ウィング部428cm。稜線部はタープポールではなくPEPOテントのクロスポールを使うためタープより72cm短く、ウィング部は8cm長い。
[テンマク/PEPOルーフタープ]を先に設営することが出来るかどうかを想定してみる。問題はテントのロッドコネクタリングが使えないためクロスポールの幅が固定出来ないこと。解決案としてはグランドシートして補完した[キャプテンスタッグ/グランドシート255*255cm]に別売りのロッドコネクタリングをゴムフックで取付ければクロスポール下端幅を固定できるかな。
[テンマク/PEPOルーフタープ]を先に設営した後、PEPOテント上部リングをクロスポールに引っ掛けて設営することは出来ると思うが上手く整形できる否かが不安。ともあれ実際に試してみないことにはわからない。[テンマク/PEPOルーフタープ]の先行設営が実践使用に耐えうることが出来れば撤収時もルーフタープを残してテントを撤収できるため、天候に対する汎用性向上が期待できる。とりあえず次回設営時はロッドコネクタリングの代わりに[キャプテンスタッグ/張綱ストレッチコード]にて検証してみる予定。
[…] [テンマク/PEPOテント] ~雨天設営を考える編~ […]