2019年6thキャンプ#28@PICA富士ぐりんぱ ~検証編~

■『PICA富士ぐりんぱ』キャンプ場
ゴルフ場をキャンプエリアに転用したキャンプ場。メインは常設テントとコテージの印象でパークエリアのテントサイトは砂利も多く、高規格として今一歩な感が残る。

・パークエリアとグリーンエリアの2つに分かれており、それぞれテントエリアとコテージエリアがある。グリーンエリアは非電源サイトのみ。
・朝の散策で全サイトを確認したが、キャンプ感を味わえるのは綺麗な芝の上にテントを張ることができるグリーンエリアのテントサイト。ただ、朝露で芝生は結構濡れているため、長靴かハイバックの靴がないと靴下までビチョビチョになるかも。
お風呂は平日は22:00迄、土曜日は24:00迄入浴可
・隣接のぐりんぱ遊園地は滞在中の入場料は無料。園内にはシルバニア関連の家が多々ある。幼児向けの施設が多く、雨天時は室内の子供エリアがあるので助かる。乗り物は小学生高学年だと少し物足りないかも。

■電源Bサイト3番
今回利用したのは林間サイトの電源Bサイト3番。段々畑式のエリアの一番下でBの3区画の中では一番広い。B1は中間に樹が2本立っているため、我家のテント構成ではタープを連結できない。

砂利が多くウレタンマット1枚では痛い。
・糸を垂らす芋虫が沢山いる。
・道が狭い。

■出動テント[オガワ/グロッケ8]
初投入は生憎の雨キャンプだが、反面集中豪雨における耐水性も検証することが出来た。

〇設営は簡単で軽量なので取り回しも楽
〇A型フレームと72cm長のボトム立上げ部のためボトム面積の割に室内は広い
〇A型フレーム頂点部とタープを連結しやすい
〇大人2名+幼児1名利用で小リビングスペースも確保できる
〇電気ストーブ単体で中モードで+7℃と暖房効率が良い(上部ベンチレーター解放)
〇電気ストーブによるものかもしれないが朝の幕内壁の結露は殆どなし
〇サイドメッシュパネルが大きくて通気性が良い
〇シングルウォールだが今回の集中豪雨にも浸水なし
△グランドシートが一部浸水⇒幕が悪いわけではなくPVCマルチシートをグロッケ8のスカートの上にきちんとセットしなかったことが原因と思われる
×レクタタープと連結部は角度を付けないと外れる
×レクタタープと連結すると連結部に隙間が出来き雨が侵入する
×メッシュとフライのジップのリングが同じ色なので分かりづらい


■キャンプグルメチャレンジ2019 ~串揚げ編~
キャンプ初の串揚げ。油撥ねと油臭を気にせずに済むのは確かに良い。揚げたての串揚げは美味♪次回はタレも工夫してみよう。

生ニンニクは半生⇒下茹でするか小さくカットしたほうが良い
・牛肉は半生且つ固い⇒薄い肉を使うか、塩麴等で下処理をしたほうが良い
・1本単位ではなく3本単位のローテーションで揚げたほうが効率的
温度は180℃がベスト、200℃を超えると焦げる
・ベビーコーン、ウズラの卵は串に刺すときに割けやすい
マイタケはバッター液を大量に消費する
・バッター液は追加するのが面倒なので最初から多めに作っておく。今回はレシピ*3の分量が必要。


■再注目キャンプギア
雨天及び気温が高く無かったためメキシカンハンモックは配置せず。エバニューTC2タープも2家族の共有リビングスペースは確保できないため出動せず。以下、今回のキャンプで活躍したギア達を再注目。

・[山渓×Ogawa/フィールドタープレクタDX TC]
雨天時クローズ状態で、2家族で過ごすことが出来るスペースを確保できる。クローズ仕様だと雨の跳ね返りで幕が結構汚れる。白幕は林間サイトだと樹脂汚れも目立つ。雨天使用は撤収時に水を吸って重くなり、カビ予防のため早期乾燥が必須なので使い勝手は悪い。


・[スノーピーク/ポンタシールド]
今回はタープ内の雨の侵入を防ぐためにシールド仕様として活躍。ポンタシールドは軽量コンパクトで取り回しが良いので一時的な日除けやカーサイドタープにも応用できサブタープとして非常に優秀


・[ユニフレーム/キッチンスタンドⅡ]
購入してから2年間殆ど出番がなかったが、ツーバーナーの利用頻度が上がるにつれ、便利さを実感し一軍ギアに昇格。キッチン周りのギアを収納できるので重宝している。


・[ユニフレーム/フィールドラック]
雨天時の荷物起きや幕内のシェルフ等のマルチプレーヤー的ギア。


・[ヘリノックス/コットワンコンパーチブル+レッグ]
今回は12個のレッグを付けハイコットとして使用。コット下が荷物置き場としても使え、乗り降りも楽。今までロースタイルで使っていたのが悔やまれる。グロッケ8はウォールが72cm立ち上がっているので端に寄せることがきるのでレイアウトし易い。




・[コールマン/コンパクトグランドチェア]
幕内でゆっくりするときにあると便利。収納サイズはコンパクトではない。


・[ロゴス/トリポッドチェア]
軽量で取り回しが良く高さがあるので乗り降りが楽。安定感はないので座ってないと少しの風で直ぐ倒れる。


・[FLYFLYGO/ランタンハンガー]
通常のランタンフック違い少し大きく収まりも悪いが、物を引っ掛けておかなくてもずり落ちないので便利。


■補完候補ギア
今回の雨天キャンプを経て補完したいキャンプギアをピックアップ!

・[ユニフレーム/キッチンスタンドII ステンレス天板]
一軍に昇格したキッチンスタンドIIの中央部をシェルフ化する棚。というか最初から付けておいてほしい。フィールドラック用ステンレス天板で代用できないかどうか次回キャンプで試してみてダメだったら補完しよう。

・[テンマクデザイン/ムササビウイング13ft.TC“焚き火”version]
今回は2家族共有スペースとして利用するため、そして雨天&強風のため幕内への雨の侵入を防ぐべく中型のレクタタープをテントに連結。1家族の夏キャンで天候が悪く無ければ風の抜けの良いムササビウィングの方が使い勝手が良さそう。ポリコットン素材なので近くで焚火をしていても安心だし。只、雨風時には雨が入り放題になるけど。オガワのシステムタープペンタは所有しているが、ファミキャンで使うには小さい。製作数が少ないので直ぐに在庫切れとなるので直ぐにでもポチりたい…


・[テンマクデザイン/焚火 タープ TC レクタ 4.2*4.8]
今回は3.5*4.2mの[山渓×Ogawa/フィールドタープレクタDX TC]を2家族共有リビングスペースとして設営。テントとの連結部に多少隙間ができ、雨が侵入するが、ひさし部をタープ稜線上に引き上げて対応も可能。難点は白幕であるが故に汚れが目立つことと、グロッケ8連結と色味が合わないこと。ということで稜線部が4.2m、ウィングが4.8mでベージュカラーの当タープが良さ気。でもタープあり過ぎなのでそろそろ使用頻度が低いものは譲渡しなきゃだな。


・[ユニフレーム/REVOタープ2 L カーキグリーンコンプリートセット]
今回のキャンプは雨キャンプで乾燥撤収とは至らなかったものの幸い設営と撤収時には雨が降らず作業をすることが出来た。…が雨天キャンプは設営撤収とアフターケアが大変。雨天設営と撤収を第一義に考えるとREVOセットは非常に魅力的。雨天設営時はタープさえ立ててしまえば、後はメインタープポールにテントを引っ掛けて極力濡れずに設営することが出来る。撤収もまたしかり。懸念点としてはREVOタープ&ルームの組み合わせだけだと変則ヘキサのためクローズ仕様にしても雨の侵入は防げないこと。そんな時はREVOフラップとフルクローズ仕様となったREVOメッシュウォール取り付ければOK。特に今回のシチュエーションの様に前面からの雨の吹込みを防ぐにはREVOフラップが活躍しそう。超強風時は風の抵抗を受けるので無理かもしれないが殆どの天候に対応でき汎用性の高いセットではないかと思う。


・[コールマン/キャンパーインフレーターマットW]
マット部4cm厚、ピロー部6cm厚ののダブルサイズのインフレーターマット。ファミキャン時にあると便利そう。収納サイズが大きめなのだが難点。


・[トラスコ/トランク型工具箱 333*137*96.5 OD色 T-320-OD]
現在100均のクリアケースに入れている洗剤セットの代替候補。


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