ひと口に“ハンモック”と言っても様々な種類がある。ハンモック4つ、ハンモックチェア1つの購入履歴と実使用を踏まえてキャンプ使用を前提で独断と偏見の上分類してみた。今回はお気に入りのSusabiハンモックを中心に紹介。
■サイズ■
ハンモック本来の寝方とも言われる斜め寝も出来き、自立式スタンドやキャンプ場常設のフックにも対応しているダブルサイズが一番お勧め。小生は身長175cmでシングルサイズでも使えるが、窮屈感は否めない。
【Mサイズ】シングルサイズ。Susabiでは大人1人用とされる。収納サイズも小さくコンパクトだが大人だと斜め寝、横寝がし辛く、包まれ感も少ない。
【Lサイズ】ダブルサイズ。Susabiでは大人1~2人用とされる。大人でもハンモック本来の寝方である斜め寝や、横寝もできる。シングルサイズより包まれ感は高い。自立式スタンドでも使える。最も汎用性が高いサイズ。
【XLサイズ】ファミリーサイズ。Susabiでは大人1~3人用とされる。大きくて快適だが、使用場所を選ぶ。通常の自立式スタンドでは使えない場合が多い。
斜寝 | 横寝 | 自立式スタンド | |
M(シングル) | △ | △ | 〇 |
L(ダブル) | ◎ | 〇 | 〇 |
LL(ファミリー) | 〇 | ◎ | × |
■生地■
アウトドアや幼児らが使うなら安価なパラシュート生地、温度調整ができる自宅で使うなら丈夫で肌触りの良いコットン生地がお勧めかな。ハマクテック生地はまだ体感したことがないので何とも言えないがパラシュート生地の上位互換的なイメージ。
【パラシュート(ナイロン)】ユニジア製ハンモック所有。耐久性にも耐水性にも優れている素材で何より収納サイズがコンパクトで何より安価。コットンに比べると伸縮性が劣るため包まれ感は少ない。モスキートネット付きモデルあり。
【コットン】Susabiコロンビア製ハンモック所有。耐久性にも耐水性にも優れている素材。ハンモックの素材として広く使われている。ピュアコットンは長い繊維で裂けにくく負荷にたいする耐性も高い。コットンは汗を吸い取り肌触りも柔らかく、断熱効果も高く体温を一定に保つ事も出来きる。濡れたままの保管はカビの原因ともなるので乾燥撤収必須。
【ハマクテック】コットンよりも紫外線に強く、耐水性に優れているためキャンプ等で1日中ハンモックを吊るしておいても、風雨や日差しによる劣化が少ないようだ。速乾性も高いため濡れても直ぐに渇くとのこと。
肌触り | 耐水性 | 耐久性 | 通気性 | |
パラシュート | △ | ◎ | ○ | △ |
コットン(布) | ◎ | △ | 〇 | 〇 |
コットン(網) | 〇 | △ | △ | ◎ |
ハマテック | 〇 | 〇 | ◎ | △ |
■形状/産地■
一般的に布タイプのほうが保温性・耐久性が優れ、網タイプのほうが通気性が優れる。春秋は布タイプ、夏は網タイプのほうが使いやすいイメージ。
【布タイプ】パラシュート生地や、コロンビア産、ブラジル産はこのタイプが多い。通気性は網タイプに比べ劣るが保温性があるため春秋の使用に向いている。
【網タイプ】メキシコ産に代表されるネット状で通気性に優れるタイプ。保温性は布タイプに比べ劣るが通気性が高いため夏の使用に向いている。
■自立式スタンド■
大きく分けて“折り畳み式”と“組立式”の2タイプ。
【折り畳み式】パーツが少なく設営撤収が手軽で収納時の収まりも良いが全体的に小振りで大きいハンモックに対応しない印象。ハンモックチェア兼用タイプもある。
【組立式】Susabiの自立式ハンモックスタンドを所有。パーツが分れており収納図の収まりも悪く、組立は慣れるまでやや時間がかかるがハンモックサイズによって微調整できるので汎用性が高い。SusabiシリーズではM~Lサイズのハンモックに対応(LLは非対応)。Susabiは個別で買うよりもスタンドセットのほうが割安に設定されており買得感が高い。SusabiスタンドはVivereよりフロアの設置面積が狭くて済むので自宅使いにも向いている(Susabi横幅100cm⇔Vivere横幅122cm)
①これからキャンプでハンモックを使いたい場合⇒自立式スタンドセットのダブルサイズのハンモック[Susabi/ダブルハンモック自立スタンドセット]がイチオシ。
②とりあえず、ハンモックを体験してみたい、デイキャンで木と木の間で使いたい場合⇒パラシュート生地の安価なハンモックがオススメ。サイズは斜め寝が体感できるダブルサイズが良い。蚊が気になる場合はモスキートネット付もあり。
③夏のビーチや夏キャンプで使いたい場合⇒通気性の優れる網タイプのメキシカンハンモックがオススメ。というか欲しい。
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