海辺は日差しが強烈、そして強風、且つ砂地でペグが抜けにくいと来たもんだ。小生が望む条件は下記の通り。
・設営撤収は簡単か?
・強烈な日差しを防げるか?⇒生地の厚さ
・強風突風に耐えられるか?⇒ペグダウン、風の抜け
・風通しは良いか?⇒メッシュは風の通りが思いのほか悪い
・収納パッケージはコンパクトか?
私見だが、ビーチサイドではカーサイドタープか3点フレームタイプのサンシェードが使いやすいと思う。
■ポップアップシェード
設営はワンタッチで簡単だが、撤収は難渋。次に使う頃には畳み方のコツを忘れ同様に難航することの繰り返し。荷物を置いていれば飛ばされることは無いが、フレームが細いので強風時には結構たわむ。真夏の炎天下で無風微風だと暑くてとてもじゃないが過ごすことができない。
・[キャンパーズコレクション/ワンタッチテント] ※現所有
4面メッシュで高さがあるので着替えも楽だが、無理に畳んだためフレームに変な癖がついている。設営は簡単だが撤収は毎回難儀する。高さがあるため強風時の影響を受けやすくフレームがかなりたわむ。
○設営は極めて簡単
○安価のものが多い
×撤収にはコツが必要で結構難航、時間がかかる
×無理に畳むとフレームに変な癖がつく
×強風時にたわむ
×庇がないものが多く陽の角度によって日差しが幕内まで入り込む
×夏の炎天下で無風微風時だと熱くて過ごせない
・[WINTECH/ワンタッチテント]
メッシュがない分、風の通りは良い。縦長タイプなので日差しの入り込みも少ないので買うならこのタイプかな。
■フレーム式シェード(スクエア)
フレーム式のシェード。組み立ては少々面倒だが強風時のたわみは少ない。庇付きもしくはサイドウォール付きのものは日差しの入り込みを調節できるので便利。ビーチサイド使うなら一番バランスが取れており種類も多い。パーティーサイズなら複数家族でも使うことも出来る。ポールに砂が入り込むので気を付けないと破損に繋がる。
○強風時にたわみにくい
○庇付きなら日差しの調整ができる
○4面メッシュタイプなら虫の侵入の心配がない
△ワンタッチシェードに比べると設営に時間がかかる(撤収はむしろ早い?)
×4面メッシュだと風の抜けが悪く真夏微風時はかなり暑い
×4面開放だと風の抜けはそれなりだが真夏無風時はかなり暑い
・[コールマン/スクリーンシェード] ※現所有
4面メッシュになるので公園等虫が多いところでの使用は便利。4面メッシュ状態だと風の抜けが思いの他悪いため、夏の炎天下微風時にはかなり暑い。4名開放すれば風の抜けが良くなるがそれでも炎天下無風時だと暑い。庇がないため、陽の角度によって日差しが入り込むと更に暑い。オープンタープ下に設置もしくは連結して使用すれば良いのだが、そうすると殆どタープ下で過ごすことになり立てた意味が薄くなる。
・[コールマン/パーティーシェードDX300]
展示モデルを実際に確認。フレームを組立てからフライを被せるタイプなのでポールをスリーブに通す作業はないが基本1人の設営は厳しい感じ。フレームは太めで強風時にも耐えられそうだが、その分15.5kgと重く収納パッケージも大きい。また、別売りだがサイドウォールも取付可能で日差しの角度によって日陰スペースを調節できるのは良い。
・[コールマン/パーティーシェード300]
ポールをスリーブに通すタイプ。収納パッケージはコンパクトだが重さは14.3kgとDXとあまり変わらない。サイドウォールも別売り。
・[コールマン/インスタントシェード300]
7kgと軽量だがフレームが細いので強風時の耐久性が心配。サイドウォールは別売り。
・[コールマン/ドームシェルター300]
4本のポールをクロスさせるようにスリーブに通すタイプ。重量も7.5kgと軽量。フレームは細いが強風時でも耐えられそうな構造。デザインもカッコよく、このタイプのシェードでは一番好み。大型シェードなので設営には少々時間がかかる。必須アイテムのサイドウォールも付属しているので便利。JKさんはワンサイズ大きい360をデイキャンで使っている。
・[ノースフェイス/ホームステッドシェルター]
機能満載のシェルターだが如何せん高い。
■フレーム式シェード(トライアングル)
フレーム式の三角形タイプのシェード。ポール数が少ないのでスクエアタイプに比べ設営は簡単で軽量だがデッドスペースも多い。サイドウォールがないと日差しが入り込みやすい。
・[DOD/レインボーパーティーシェード]
目立つのでビーチサイドで見つけやすい。サイドパネル別売りで設定されているが現在どこも在庫切れ。5.6kgと軽量。
・[ケルティ/サンシェード ウイズ ウオール]
三角タイプのシェード。サイドウォールも1枚付属。5.5kgと軽量。キャンプでは使えるが、テニスコートでは使えない。
■スクリーンタープ
キャンプ&デイキャンならともかくビーチサイドで使うにはオーバースペック。設営撤収がそれなりに時間がかかるし、キャノピーアレンジの際のペグダウン数も多い。キャンプでは既に2ルームテントがあるため我家には必要なし。
・[コールマン/タフスクリーンタープ400]
■自立式タープ
収納パッケージは大きいが、設営が簡単なのでビーチサイドで使っている人も多い。
・[FIELDOOR ワンタッチタープテント G03 アルミフレーム] ※現所有
当初、デイキャンプ時に使っていたのだが、ちょいちょいフレームが曲がるし、収納パッケージも大きいので現在使っていない。ビーチサイドで使う場合は強風に備えてスチールフレームのほうが良いと思う。サイドウォールも2枚揃えたのに残念。
■オープンタープ
ポールを除けば収納サイズは最小。風の抜けも抜群。ビーチサイドで使う難点はペグが抜けやすいこと。人数が多いときはスクエア、少ない時はヘキサ(風の抜けがよい?)が良さ気。キャンプは大勢を占めるが、ビーチサイドでは少数派。
・[オガワ/フィールドタープヘキサDX] ※現所有
T/C素材で陽に強いがビーチサイドは基本火気厳禁なので意味がない。
・[スノーピーク/スクエアエヴォPro.] ※現所有
3家族以上ならこれに、エクステンションシートを付ければ日陰スペースが増えて良さ気。
■カーサイドタープ
本来、キャンプ等で車のサイドに取り付けるタープ。車の代わりにタープポールで代用すればビーチサイドでも使える。昨年今年と[キングキャンプ/カーサイドタープ]を使ってみたが風の抜けが良いので結構使いやすい。日差しの張り込みは別途、ポンタシールドを利用すると良い。
・[キングキャンプ/カーサイドタープ]
作りは甘いが安価なので気軽に使える。上部ベンチレーターと背部メッシュパネルがあるためペグダウンさせしっかりしてあれば強風にも耐えうる。
・[ロゴス/neos カーサイドオーニング]
背面がキャノピー立上げができるのでビーチサイドで陽の角度によってアレンジしやすい且つ出入り口としても使える。スカートが付いているがビーチではむしろ不要。
・[オガワ/カーサイドリビングDX]
ビーチサイドではオーバースペックとなるが恐らく上質な影を演出してくれる。背面のキャノピー立上げはできない。スカートが付いているがビーチではむしろ不要。
■ビーチパラソル
言わずと知れたビーチで一番簡単に日陰を作れるギア。日陰スペースが小さいのでパラソルの大きさにもよるが2人使いが限度。
・[スパイス/パラソルタープ]
日陰スペースは少ないのでサブ的な位置づけだが汎用性は高い。キャンプやテニス時にも重宝している。設営撤収が超簡単なので一番最初に設営し、一番最後に撤収する。斜め置きだとペグダウンができ、頂点ベンチレーターと2つのメッシュパネルがあるため風の抜けもそれなりに良く強風にも多少強い。真夏炎天下微風でビーチサイドで斜め置きで使うと風が抜けず暑いので立てて使うことが多い。
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