G-STOVE HEAT VIEW XL ~薪ストーブデビューの儀~

昨日の雪で車が駐車場から出ない…なので今日は電車で出勤(>_<)。20cm以上積もるのは何年ぶりかな~。

『フォンテーヌの森』で薪ストーブデビュー!?。購入から実践投入までの流れをまとめてみた。尚、幕内での利用はあくまで自己責任で。以下「薪ストーブ」=「薪スト」と略。

■薪ストをインストールする幕は[オガワ/ピルツ15TC]。

↓選んだ理由はコチラ
燃えにくいポリコットン素材(ボトム部は除く)であること。
・頂上部にマジックテープ式の煙突穴がデフォルト設定であること。
・薪ストをインストールする際に煙突の縦引きが出来るので設置が楽、且つ燃焼効率も高く火力調節が容易であること。

■薪ストはオガワ&G-Stoveコラボモデルの[オガワ/G-STOVE HEAT VIEW XL]。

↓選んだ理由はコチラ
・オガワコラボモデルなのでオガワスタッフさんに助言を賜れること。
・ピルツ15TCへの煙突縦引でのインストールが想定されており必要なオプションが明確なこと(煙突横引ならL字型煙突*2、ポリ等の燃えやすい生地ならスパークアレスター等も必要となる)。
・ステンレス素材でメンテナンスが楽であること。
・通常モデルより10cm長く薪が入れやすいこと。
・コンパクトでデフォルトの煙突が全て本体に格納できること(オプション品は除く)。
・火力調整が空気調整扉で容易なこと。
・耐熱ガラスから中の様子が確認できること。
・耐熱ガラスと蝶番の形状が通常モデルとは違うこと。

 

◆数量限定薪ストーブ・G-STOVE HEAT VIEW XL
・コンパクト性に優れた薪ストーブで、本体はステンレス製で錆に強いモデルとなります。
・本体には、耐熱ガラスも付属しいるので炎をガラス窓から確認することが出来ます。
・従来の「G-STOVE HEAT VIEW」をサイズアップ、本体を10cm長く設計し、長い薪も入れやすくなっています。
・本体付属の煙突もサイズアップ。「G-STOVE HEAT VIEW」に比べ長い設計となっています。
・脚は折り畳むことができ、かさばらず運ぶことが可能です。
・ストーブの火力調整は、扉に付属している空気調整扉で可能です。
・火格子は、ストーブ内により多くの空気を入れることが出来る設計となっております。
・専用の灰スクレーパーで、底にたまった灰を使用中でも取り除くことが可能です。
・本体上部に鍋やフライパンを乗せて、焼く、煮るなどの調理も可能です。
・本体側面に「ogawa」ロゴがプリントされています。
・耐熱温度1,000度

◆製品詳細
・本体サイズ/22×50×20cm(煙突含む:261cm)
・収納サイズ/58×28×35cm
・ド ア/12.5×15.5cm
・脚 長/10cm
・煙突長/46.5 cmm
・重 量/本体:8.4 kg 付属品:2.9 kg
・素 材 /ステンレススチール、耐熱ガラス
※1.延長用煙突、L字煙突、スパークアレスター、煙突ガード等のオプション品も販売
※2.写真は試作品のため、販売される製品と細部が異なります。⇒ガラス窓と蝶番のデザインがHP写真と違う

■本体以外に用意したもの

・薪ストをピルツ15TCにインストールするのに必要な純正オプション最小構成は以下の2点
1.専用延長煙突*2本
2.テントプロテクター50*Φ12cm

※耐火マット[オガワ/OTシート75*50cm]は本体購入時にオマケで付属。

・収納はクリアボックス

[天馬/大型収納ボックス 44*74*36(h)cm ロックス 740-2L クリア]。
本体(脚は折り畳む)+延長用煙突+テントプロテクターが格納できる。尚、別途用意した[鉄板60*35cm]と[ユニフレーム/フィールドラック]も入るが[ウォーターヒーター]は入らない。

・純正オプション

[G-Stove/ウォーター ヒーター3L]
煙突根元部に設置。約15分でお湯が沸き、蛇口から出すことができる。沸騰後、耐熱テーブルの上に移すと水が下に貯まる…結露 or 漏れ!?(要検討)。

・その他オプション
初心者なので薪ストーブ用温度計&非接触系温度計も用意。煙突の焼き付き防止潤滑剤も用意。ちなみにどちらもオガワスタッフさんによると特に必要ないということだったが念のため。地面を保護するために60*35cm鉄板[ビバホーム/ONE’Sバーベキュー鉄板600*350 A60用]も用意。

 

■薪スト初火の儀
煙突接合部に[焼き付き防止潤滑剤]を塗り組立。素手で塗ると洗っても汚れが落ちないので注意。

4つの脚のピンを抜き脚を伸ばした後、再度ピンを刺し展開した後、鉄板の上に配置。本体のみの高さだと低くて薪が入れにくく中も確認し難いため[ユニフレーム/フィールドラック]で高さUP!焚き付け用の薪[アエコレクション/たきぎの多ッキー]を投入し初火の儀を執り行う。

延長用煙突2本を取り付けると薪スト全長322cm、フィールドラック23cmと併せると実に345cmもの高さとなる。結構な高さなので見る限り簡易スパークアレスターから火の粉が出ることはない感じ。火が起きたところで熾火用の太目の薪[薪癒し亭/信州ナラクヌギの薪]も投入。煙突からモクモク煙が立ち昇る♪

■薪スト初インストールの儀&火入れ
[オガワ/ピルツ15TC]のグランド&PVCマルチシートを捲り半土間に仕様変更。PVCマルチシートは巻き難い。一酸化炭素警報器もメインポール上部に取付。

[G-Stove専用テントプロテクター50*Φ12cm]はテントの煙突口の高さを考慮して上から2番目の煙突の上方少し下に取り付け。

 

マジックテープで止まってる煙突口を開き、煙突を出すとこんな感じ。ここからも換気が出来るので一酸化炭素中毒のリスクは低そう。暖気も抜けそうだが。

 

火入れの時に鉄板は思ったより熱くならなかったので今回は水は張らず。これにてインストール完了。次は火入れ。

 

まずは焚き付け用の薪で火起こし。下敷きの鉄板は手で触れる程にしか熱くならず、その下の地面は冷たいまま。只、メインポール情報に吊り下げていたLEDランタンは触れないほどではないが結構熱くなる。

 

煙突からは良い感じの煙が立ち昇りナイスな雰囲気!!

熾火状態の幕内の温度は18.6℃。外気温が3.8℃なので[オガワ/ピルツ15TC]と[オガワ/G-STOVE HEAT VIEW XL]の組合せにおける温度上昇能は約+15℃。上部2つのベンチレーターは開放している。

両サイドのバーに薪を置いて乾燥。湿気を飛ばすと燃やした時に煙が少なくなるようだ。また、吸気口の開閉により、火の勢いが見た目でも分かるほど調節できる。吸気口最大開放すると煙突の結合付近が赤くなる程熱くなる。熾火が消えない程度に吸気口を開ければ燃焼時間を延長することもできる。

ブンイレブンの冷凍鍋焼きうどを薪ストの上で暖めてみた。あれ、薪ストーブ用温度計の赤色部分が黒く変色

薪ストーブと石油ストーブを併用すると…幕内は31.7℃に一気に温度上昇、幕外は0.6℃なので温度上昇能は実に約+30℃。流石に熱すぎるので吸気口を閉じて弱火に調整。上部ベンチレーター2つは開放。ちなみに石油ストーブ中心部の温度は非接触系温度計で測ってみると約300℃。

 

一晩の消費量は[たきぎの多ッキー]は2kg、[信州ナラ・クヌギの薪]は15kg程で総薪代としてのコストは約2,500円。石油ストーブの石油代は一晩400円程度なので比べると薪ストはどうしてもコスト高となる。[たきぎの多ッキー]は熾火からでも火が付き、[信州ナラ・クヌギの薪]も火持ちが良く使いやすい。

1回の使用で薪ストは良い感じでコンガリ色褪せ。煙突を取り外すときも焼き付きも起こらなかった。

■初実践投入を終えての所感

暖かい⇒ワンポールテント[ピルツ15TC]との組み合わせにおける今回の温度上昇能は+15℃、石油ストーブ[タクード]併用で+30℃。
雰囲気が良い⇒薪をくべて暖を取ったり煙突から煙が立ち昇る姿は兎に角雰囲気が良い。
〇インストールが簡単⇒[ピルツ15TC]はデフォルトで煙突穴が設定されており、煙突も縦引きとなるので初心者でも簡単にインストールすることができる。
火力調整が容易⇒本体と煙突縦引なので元々燃焼効率が高く、吸気口の調節で細かい火力調節が可能。
△幕内レイアウトの制限⇒煙突穴が定位置のため薪ストの設置場所は限定される。
△値段が高め⇒ステンレス素材であることもあり、本体オプションともに価格は高め。
×車載を圧迫⇒本体+オプションそして更に薪を加えるとかなりの車載量。
×薪代が高い⇒今回の薪代は1泊約2,500円。また、薪の種類は最低でも焚き付け用と熾火用の2種類は必要。

※個別記事はコチラ

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

2021年19thキャンプ#71@大洗キャンプ場 ~Planning~

[FIELDOOR/スクエアタープ S] ~開封の儀~

2018年キャンプに向けて ~三幕+タープ組合せ編~

[オガワ/ロッジシェルターⅡ] ~システムタープレクタ 連結検証編~

[MSR/エリクサー3] ~初張の儀~

2020年9thキャンプ#46@大洗サンビーチキャンプ場 ~計画編~