会社の同僚がキャンプを始めたいとのことで助言を求めてきた。これからキャンプを始める人にデビューしたてのキャンプ歴5回の初心者キャンパーから反省点諸々を踏まえエールを送る記事を書いてみた!あくまで私見なのでその点ご容赦を!
■はじめてのキャンプ場選び!
1回目のキャンプでで[辛さ≫楽しさ]となり2回目以降がない可能性がある。実際に「寒くて寝れない」「テント設営と撤収が大変!」「テントで熟睡できない」と言って2回目を断念した人が周りに結構いる。我家も何年か前に友人に誘われて茨城県のキャンプ場でテント泊して際に特に嫁が「寒くて寝れない」という体験をしてしばらくキャンプから遠ざかっていた経緯もある(>_<)
①初めてのキャンプ場はレンタルや設備が充実しているいわゆる高規格キャンプ場を選ぶ
我が家の初キャンプ場は『北軽井沢スウィートグラス』を選択。トイレも綺麗で場内にお風呂もあり、キャンプギアの品揃え、食材、レンタル品も充実しているので安心。樹の上の散歩道、林間の散歩道があり景色も綺麗、トランポリン等の遊具もあり、子供も大人も楽しめてお勧め。系列のスウィートグラスアドベンチャーもかなり面白い。子供が小学生以下なら子供向けイベントが充実している『キャンプ&キャビンズ那須高原』も良かった。
②テント泊ではなくコテージ泊を選ぶ(キャンプ泊なら電源サイト付)
初キャンプの際に事前に公園で設営の練習をしていたのにも関わらず、2ルームテントを設営するのに3時間程要し難儀した。初めての宿泊だとガイロープやインナーテント、寝具の設置を含めるとかなりの手間と時間を要する。テント設営に自信がなければ初めてのキャンプはコテージを選ぶと時間の余裕できキャンプの大まかな流れも把握しやすくて良い。テントをレンタルするなら設営が簡単なドーム型を選択。初キャンプで初2ルームは敷居が高い。また継続しなかった場合を考え、寝具はレンタルするか自宅の布団セットを持参し新たに購入しないほうが吉。電源サイトなら不意な寒さ等で電気カーペット等をレンタルすることも出来るので良い。また、1泊ではなく2泊ならアクティビティを入れてもゆっくり過ごせる。
③寒さ対策は万全にするべし!
我が家も経験した辛いキャンプ体験…それは「寒くて寝れない」。それを回避するには夏の時期を選ぶのは勿論、厚めのマットや予想気温-5~-10℃を想定したシェラフを用意するのが吉。また、フリース等でのレイヤーも寒さ対策には効果的。湯たんぽで足元を暖めればかなり体が暖まる。寒い時の湯たんぽはかなり神ギアとなる。
④雨対策は万全にするべし!
日本の気候の3分の1は雨。実際に我が家も過去6回のキャンプ中4回も終日ではない雨に見舞われた。雨が降ると活動スペースが制限されるため、急な雨でも対応できるように最初から雨を想定したレイアウトを考えてテントを設営しなければならない。雨が降ってきてから対応するのは厳しい。また2家族キャンプの場合は大型タープがあると広い活動スペースが確保することができ雨天時ならタープ下でBBQもできる(推奨されていないけど)。撤収時に乾燥仕切れないときは大きなゴミ袋(100L)に収納して持ち帰る。『北軽井沢スウィートグラス』では雨天時に限りスノコの無料レンタルも実施している。
⑤食事は簡単に済ませるべし!
初めてのキャンプはテント設営やらなんやらで時間がかかるため、食事はレトルトもしくはBBQのみ等シンプルにしたほうが吉。Kファミリーとの1stキャンプは慣れないテント設営、設営中の雨等があり時間に追われて食事をする羽目になった。コテージ泊ならテント設営撤収の時間がないため食事の時間は十分に確保できるので良いかも。
■はじめてのテント選び!
我家の初テントは「タープ+ドーム型テントを張るより設営時間が短い」「風が強くてもテント内で寛げる」という理由で2ルームテントを選択。がしかし…
・狭い区画では2ルームテントはレイアウトが限定される。
・設営にかなりの労力と時間を要する⇒設営してしまえば快適に過ごせるのだが…
・雨が降った時は撤収とアフターケアに時間がかかる⇒帰宅後の乾燥も含めるとかなりの重労働(>_<)
・雨天時にテント内でBBQができない⇒結局タープを張ってその下で実施することになりテント内リビングスペースで過ごさない
①夏メインならタープ+ドーム型テントのほうがオススメ!
3~4人家族なら、万が一、風が強い時に備えてドーム型テントは大き目(270*270cmもしくは300*300cm)のものを選べばテント内で快適に過ごすこともできる。春秋もキャンプするもしくは2泊するなら2ルームテントを選ぶのも良いと思う。お勧めのテントは①フレームポールが3本で設営簡単でき、②インナーサイズが300*300cmとスペースに余裕があり、③換気能が高いドーム型テント[コールマン/タフドーム4]と[小川キャンバル/アイレ]。タフドームはコスパが高く、アイレはメッシュフルで涼しい。
②色は濃い色調のほうが汚れが目立たない!
コールマンのアテナシリーズは薄いベージュでカッコイイのだが雨天時(特に林間サイトの樹液汚れ)の汚れが目立つ。色に拘りがなければ濃い色調を選んだほうが吉。とはいってもアウトドアなので汚れは気にしてもキリがない(最初は気にしてたけど)。コールマンの濃いベージュや、スノーピークのブラウンは遮光性も高く汚れも目立たないので理にかなった色だと思う。
③ペグケースは40cm対応のものを選ぶ
大型タープを設営する際に40cmクラスのペグだと安定感があり安心。大型タープを購入した際に38cmエリッゼステークを追加購入したが、ペグケースに入らず買いなおす羽目に。最初から40cmクラスのペグを格納できるケースを選ぶのが吉。
ともあれキャンプは楽しい(^▽^)/
最初は嫌がっていた嫁も今ではママ友家族とのキャンプを企画するほどに。勿論、テント設営撤収、料理の準備は小生がやるんだが。季節は秋に突入!嫁は寒いので後ろ向きだが、小生は是非紅葉を見ながらの秋キャンプもやりたい!
ちなみにキャンプを始める前に戻れるなら最初からこれを買うかな。
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